毎年、4月と10月の第一日曜日は、再度山(ふたたびさん)大龍寺(たいりゅうじ)の土砂加持法会が午前11時から開催されます。
昨年は参加しませんでしたが、それまでは、毎年、春・秋とも参加していました。
本日は、中野の実家から、家族とともに。
朝、JR神戸線が須磨・西明石間で不通となっていたので、当初の予定より、30分早く家を出て、大阪駅午前9時発の新快速に乗車。
と言おうか、午前9時の段階で、大阪駅発の遅れはありませんでした。
三ノ宮駅に9時22分に到着。神戸市バス25系統森林植物園行きのバスが10時00分発なので、バス停で長いこと待っていました。
ミント前の同じバス乗り場に、有馬温泉行のバスが。多くの外国人観光客が乗り込んでいました。
午前10時00分にバスが出発。乗客は、4名。雨天のため、ハイカーは1名だけでした。晴天なら、すごい数のハイカーがいます。
ダイヤ上では、午前10時22分に大竜寺バス停につくことになっていますが、実際には、10時24分に大竜寺バス停に到着。バスは空っぽに。
三ノ宮駅前からのバス運賃は、370円です。標高420mくらいのところまで運んでもらって、この料金は安いと思われます。
バス停前にある山門。再度山ドライブウェイが開通した時に作られたもの。
坂を上がったところにある仁王門が改修工事中でした。
こちらは、1300年前にお寺ができたころからある諏訪山から延びている大師道からの入口に当たります。
そして、長い石段を登り、本堂前へ。
如意輪観音様と聖観音様にごあいさつ。
そして、土砂加持法会の会場となる霊明殿へ。
受付で、お塔婆を申し込みます。
私が、山本家先祖。家族が、父の戒名と母の戒名を両方書いてもらう夫婦塔婆をお願いしました。
大きなお塔婆なので、1枚5000円。2枚で1万円を支払いました。
そして、大日如来様に向かって、中央の一番前の席に着席しました。
そして、午前11時から、土砂加持法会が開始されました。
近隣の真言宗のお寺11か寺から集まった11名のお坊さんと住職、副住職による合計13名により、土砂加持法会がはじまりました。
途中、立ち上がって、散華がまかれます。
2枚ゲットしました。
最前列に座っているので、撮ろうと思えば、10枚ぐらい取れましたが、他の人に譲ることにしました。
そして、焼香がはじまりました。
私が、一番最初に焼香をしました。
副住職は、大きな声で、塔婆を読みます。
お坊さんたちは、お経を唱えながら、内陣の中をぐるぐると回り始めます。
そして、70分後に、土砂加持法会は終了しました。
そして、住職による説法が。
説法の中で、仁王門の修復についての話が、、
1300年前に作られた仁王門。ハイカーの人がくぐったら上から木が落ちてきたという事で、修復工事することに。
前回は、明治22年、130年前に修復が行なわれていたとか。
今回、文化財として保存しながらの修復なら2.5億円。一から作り直すなら1.5億円。
役員会で諮った結果、一から作り直すことになったという事でした。
仁王門の修復に、そんなにお金がかかるとは知りませんでした。
そして、折り畳みのテーブルを並べ、お弁当をもらいます。
お味噌汁と熱いお茶も。
お味噌汁はお替りしました。
そして、恒例のおみくじ。
七福神おみくじは、はしっこに片付けられていました。
無理やり、100円を投入して、手の届くところにあったおみくじをとりました。
6番末吉でした。
そして、バスの時間まで30分ほどしかないので、急いで、霊明殿をあとにして、奥の院へ。
急いで、坂を上がり海抜470メートルの再度山の山頂近くにある奥の院へ。
中に入って、弘法大師様にごあいさつ。
弘法大師様が、唐に無事に行って帰って来れますようにというお願いに来て、唐から帰ってきて、ありがとうございました。とお礼に来たので、弘法大師様が再度(ふたたび)来た山=再度山と言われるようになったという話は有名です。
奥の院の中におられる弘法大師様の像には、ホンマモンという気がしてならないのです。
弘法大師様の目と見つめあいました。
そして、奥の院の向かって左側3つ目の祠に。
そこに、山本隆雄奉納の賽銭箱があるのです。
財布にある1円玉を入れます。
そして、急いで下山。
再び、本堂の前に。
本堂の観音様にごあいさつ。
そして、本堂前の七福神おみくじ(100円)を引きました。
今度は、かき回して、私の指に一番接したものを取り出しました。
19番大吉でした。
そして、大黒堂にもお参り。
権倉稲荷大明神にもお参り。
そして、バス停へ。
午後1時29分にバス停へ。
午後1時30分発のバスは、午後1時31分に来ました。
三ノ宮駅前の終点まで乗り、三ノ宮駅から、新快速大阪まで戻りました。
午後2時7分三ノ宮発の新快速に乗り大阪駅まで。梅田から地下鉄で大国町駅へ。大国町には、午後2時44分に到着しました。
ご縁があって、法楽寺の春・秋の彼岸回向。お盆の施餓鬼法要。
大竜寺の春・秋の土砂加持法会。夏のお施餓鬼法要に参加させていただいています。
それを繰り返しています。
私は、親孝行は、親が亡くなってから行うものだと主張します。
人は、亡くなったときに、生前の行いによって、あの世でのランクが決まります。
亡くなったあとでのランクアップは、自身の力ではできません。
唯一できるのが、追善供養という、子孫が行なうものだけです。
要は、子孫が親や先祖に対する供養(彼岸回向・お盆の施餓鬼・春夏の土砂加持法会)を行えば、その都度、あの世でのランクがアップするというわけです。
要は、あの世では、当初B5ランクであったのに、子孫が追善供養をし続けてくれたおかげで、今、SSSランクになったという感じです。
あの世でのランクが高くなった先祖や両親は、ランクが高くなった分、力が強くなり、子孫を見守ることができるようになります。
よって、私は、大地震なんかこわくありません。
なぜなら、あの世で、ランクアップしたご先祖様や両親が私を見守ってくれているからです。
ちなみに、昨年の大阪震度6地震の時は、大阪におらず、家族で片山津温泉にいました。