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学力テスト 学級新聞 出題の趣旨

2014年05月13日 | 学力テスト
 目的や意図に応じ、表現の効果を考えて書き換えることができるかどうかをみる。

 中心となる人物を主語にし、その人物の行動に焦点が当たるように書き換える問題である。
 ここでは、新聞委員が一年生を迎える会の様子について書いた学校新聞の記事の下書きを推敲する場面を設定した。前後の文脈を捉え、一年生と六年生との関係を適切に捉えながら、一年生を主語にした受動態の文に書き換えることが求められる。
 本問と過去の全国学力・学習状況調査との県連を見ると、平成20年度の「国語A」において、文の表現の効果を考えて、文章を推敲する問題を取り上げている。
 表現の効果を考えて書くためには、相手や目的に応じているか、自分の考えを明確に記述しているかなどの観点から表現を検討することが重要である。

※学習指導要領における領域・内容
 B 書くこと(第5.6学年)
  オ 表現の効果などについて確かめたり工夫したりすること。
 言語事項(第5・6学年)
(1)オ 文及び文章の構成に関する事項
 (ア) 文や文章にはいろいろな構成があることについて理解すること。

※ 評価の観点
 国語への関心・意欲・態度
 書く能力
 言語についての知識・理解・技能     
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