フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

免疫システムと自律神経

2021年03月18日 07時00分00秒 | 身体・健康・筋トレ

今日は免疫システムの話です。

細かいことをいうと、いろいろ面倒なので、ざっくりと簡単に説明します。

免疫システムとは、ほんと簡単にいうと、白血球の働きです。

白血球には大きく三つの種類があります(厳密にはたくさんある)。

1マクロファージ(5%) 2顆粒球(50%)3リンパ球(40%)です。

マクロファージと顆粒球は、体に侵入した異物(細菌など)を食べて分解します。

これに対し、リンパ球は、ウイルスなどの小さめの異物を処理します。

いわゆる感染症に対して、免疫が強いと言われるのは、リンパ球が多い人ですね。

また、リンパ球はがん細胞を処理することでも知られています。

交感神経が優位だと、顆粒球が多くなり、

副交感神経が優位だと、リンパ球が多くなります。

簡単にいうと、家でゴロゴロしていると、ゆったりとした精神状態なので

副交感神経が優位になり、リンパ球が増え、免疫力が増します。

逆に、外でバリバリ仕事をして、緊張し、ストレスにさらされていると、顆粒球が増えます。

顆粒球は活性酸素を放出するため、シミやしわが増え、がん細胞を誘発します。

なので、緊張やストレスにさらされていると、老けやすく、がんになりやすいわけです。

ただし、副交感神経が優位になって顆粒球が少なくなると、うつになりやすいことが分かっています。

また、副交感神経が優位になってリンパ球が増えると、無駄にウイルスを攻撃しますので、

花粉症になりやすいそうです。

つまり、交感神経も副交感神経も、どっちが優位なのがいいわけでもなく、バランスが大事だということです。

ある程度の緊張と、ゆったりとした休息が、大事だということです。

<まとめ>

白血球の構成

1マクロファージ→異物なら何でも食べる

2顆粒球→細菌を退治 

3リンパ球→ウイルスを退治(花粉も)

自律神経との関係

緊張状態→交感神経優位→顆粒球増加→活性酸素放出→老化を促進(シミしわ)がん細胞増加

ゆったり状態→副交感神経優位→リンパ球増加→感染症に強い・がん細胞減少
→ただし、うつになりやすい・花粉症などのアレルギーになりやすい

すごーく話を単純化してるので、詳しく知りたい人は、突っ込んで勉強してみてくださいね。

参考文献 自分ですぐできる免疫革命 安保徹著

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