ちょっと前に、運転免許証の書き換えに行ってきました。
毎日車に乗っているのですが、どういうわけかゴールド免許です。
ほんとびっくりです。
二十歳くらいの時に、スピード違反で免許取消になった経歴があります。
時間が経つと、性格も変わるものですね。僕がゴールドとはね。
それから書き換えに行って、びっくりしたのは、
係りの人たちがすごくやさしくなっていることだった。
目の検査のところで係の人が、
「もっと優しい言葉を使ってください」と監督してる偉い人に怒られていた。
えー、別に普通じゃんと思ったけど、そういう時代なんだな。
そのあと、講習する部屋に入って、机に座っていると、
「飲み物は持ち込んでも大丈夫ですよ、具合が悪くなったらすぐに手をあげてくださいね」みたいな、考えられないほどのやさしい対応だった。
昭和の厳しい時代を知っている僕からしたら、こんなにやさしい感じだと、逆に気味悪い。
もっと厳しく言ってもらって、なんだこの野郎、くらいがいいかも。
ちょっと穿った見方をすると、あれは警察の天下り組織で、
「なぜあんなのに講習代払わなきゃならないんだ」との批判が強いのかもしれない。だからかも。
ほんとうのところはよくわからない。
机に座りながら、真面目に教本を読んで、新しい法律をきちんとチェックする僕。
若いころなら、何だこんなものって感じで、ポイってゴミ箱行きだっただろう。
令和になって、周りの環境も僕自身も変わっていく。
昭和の荒っぽい時代も懐かしいが、やさしい令和の時代もいいのかもしれない。
みんなヤワになったのか、やさしくなったのかわからないが、そういう時代なんですね。
こんな平和がずーっと続くように、こころから祈っていますね。