とよた都市農山村交流ネットワークが主宰する山里学校・秋の草木染め講習会が、9月15日(土)に、どんぐり工房で開かれました。
山里学校の草木染め講習は、草木の採取から始まります。穂がだいぶほほけはじめたマルバアカソを採っているところです。
マルバアカソを刻みます。この日は、干してしまっておいたカリヤスの葉とクリの皮でも染めることにしました。
刻んだマルバアカソは鍋に入れて、ソーダ灰を加えて煮ます。ソーダ灰を加えるとアルカリ水になり、アカソのもつ赤い色の成分が引き出されるのです。漉したあと、空気に触れさせて酸化させます。こうすると、きれいな赤い液に変ります。ただし、2番液以降でないと、茶色がかった赤にしかなりません。
2番液、3番液のアカソで染めた布を洗っているところです。最後の工程です。
カリヤス染めエコバッグ。割り箸で模様をつけました。
こちらは、アカソ。Tシャツがきれいにできました。
この日は通常の草木染めのほか、藍の葉を使ってたたき染めもしました。
新聞紙の上に布を置き、葉を載せて、その上にビニール袋を敷いて小づちでたたきます。しっかりとよくたたくと、葉っぱの形がきれいに写ります。次の日水で洗って日に干すと、青い色になります。
右から2番目のピンクの布は、アカソで染めた絹スカーフです。アルカリ水で煮出した液では、絹は染まらないはずなのですが、アカソはなぜか美しい色が出ました。
手前のバッグはクリのアルミ媒染。鉄媒染してから石灰の上澄み液に入れて、クリの鬼皮のような色にもしてみました。ネットワークのスタッフの一人から、むきたての新鮮なクリからピンクの色が出たことがあると聞きました。いつか試してみたい。
今回は、3種類の草木を使い、それぞれ鮮やかで美しい色になりました。秋晴れの一日、少々暑かったのですが、参加した方々には、たのしい時を過ごしていただけたようです。
山里学校の草木染め講習は、草木の採取から始まります。穂がだいぶほほけはじめたマルバアカソを採っているところです。
マルバアカソを刻みます。この日は、干してしまっておいたカリヤスの葉とクリの皮でも染めることにしました。
刻んだマルバアカソは鍋に入れて、ソーダ灰を加えて煮ます。ソーダ灰を加えるとアルカリ水になり、アカソのもつ赤い色の成分が引き出されるのです。漉したあと、空気に触れさせて酸化させます。こうすると、きれいな赤い液に変ります。ただし、2番液以降でないと、茶色がかった赤にしかなりません。
2番液、3番液のアカソで染めた布を洗っているところです。最後の工程です。
カリヤス染めエコバッグ。割り箸で模様をつけました。
こちらは、アカソ。Tシャツがきれいにできました。
この日は通常の草木染めのほか、藍の葉を使ってたたき染めもしました。
新聞紙の上に布を置き、葉を載せて、その上にビニール袋を敷いて小づちでたたきます。しっかりとよくたたくと、葉っぱの形がきれいに写ります。次の日水で洗って日に干すと、青い色になります。
右から2番目のピンクの布は、アカソで染めた絹スカーフです。アルカリ水で煮出した液では、絹は染まらないはずなのですが、アカソはなぜか美しい色が出ました。
手前のバッグはクリのアルミ媒染。鉄媒染してから石灰の上澄み液に入れて、クリの鬼皮のような色にもしてみました。ネットワークのスタッフの一人から、むきたての新鮮なクリからピンクの色が出たことがあると聞きました。いつか試してみたい。
今回は、3種類の草木を使い、それぞれ鮮やかで美しい色になりました。秋晴れの一日、少々暑かったのですが、参加した方々には、たのしい時を過ごしていただけたようです。