アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

カリンの実

2012-10-10 18:40:39 | アンティマキの場所に生きる動植物
   庭先に落ちていたカリンの実です。

   毎年1個か2個ずつなっていて、落ちてだいぶ経ったと思われる頃、黄色い実を枯草の中で見つけていました。でも、今年は草がまだ青いうちに見つけたので、使えそう。

   カリンの木があるあたりをカメラでズームアップして覗いてみたら、ありました!まだ青い実が3個も。もう何年も前からある木ですが、他の木々に邪魔されて、しっかり育たなかったもの。ようやく日の当たる高さまで伸びたので、実の数が増えたみたいです。
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ポポ

2012-10-10 14:48:52 | たべもの
   西尾市の友人宅に行ったときにもらったくだものです。名前は「ポポ」。見た目は芋みたいですが、甘いにおいがします。

   柔らかくなったものから食べてみました。皮をむくと中は黄色。ねっとりしていて甘い。パイナップルのようなバナナのような変った甘さがあります。中には、白いんげん豆くらいの大きさの黒い種がいくつか入っています。それを出さないといけないので、ちょっと食べにくい。

   この果物、以前稲武の人からももらったことがあります。名前も形も日本産じゃなさそう。調べたら北米原産の果物で、「ポーポー」がちゃんとした名前。でも、稲武でも西尾でも「ポポ」で通っています。たぶん、この方がかわいくて言いやすいからでしょう。
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まつ月のわらび餅

2012-10-10 14:35:47 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ
  創業が江戸時代末期の老舗和菓子屋さんが、稲武にあります。名前は「まつ月」。昔、「よい食品を作る会」という全国組織がありました。たしか三河みりんやユーハイムなど、いい材料でおいしいものをつくっていることで有名な食品メーカーが名を連ねていたのですが、そのグループが出しているパンフに、「まつ月」の名前が載っていました。当時関西に住んでいた私は、実家のある愛知県の、それもきわめて奥深い山里にそんな店があることを知って、ちょっとうれしくなったものです。

   ほとんど柿だけで作ったようかん「眠り柿 ずくし」が有名ですが、ほんとうのワラビの根で作ったワラビ餅も、わたしはいろんな方に勧めています。稲武三大名物のひとつ、と私が勝手にいっているもののひとつです。

   久しぶりに買って食べてみました。やわらかさが程よくて、口の中でじわっととけていくのが楽しめます。きなこがまたおいしい。

   以前、岐阜のある町の道の駅でほんとうのワラビ餅、というのを買って食べたことがありますが、その餅の2倍くらいこちらのほうがおいしい。ただし、値段も2倍します。1500円です。

   でも、「掘り出した根を洗い、石うすの中で粉砕し、これに水を加えて、でん粉を洗い出し、何回も何回も水洗いと沈澱を繰り返して精製し、本わらび粉ができる。それをさらに乾燥させ、ねばりが出て最高級のわらび粉が誕生します。そのわらび粉を使用し」た、このお餅、値段が高いのは当たり前のことでしょう。

   わらび粉を作る工程は、たぶんくず粉を取る工程と同じではないかと思います。大変めんどうでしんどい作業だと思うのですが、クズもワラビもその辺にあるのに、利用しないのはもったいないことです。
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