お隣の岐阜県恵那市の料理旅館・いち川で、「マクロビ会席&楽しいヨガの会」が開かれ、友人と参加してきました。
いち川は、中仙道の宿場大井宿で400年続く老舗。昨年の11月に、チエ流マクロビオティック料理教室の講師・チエさんとこちらのマクロビオティック料理をいただきに訪れたことがあります(コチラ→)。
ヨガのほうは、数ヶ月前から稲武で始まったヨガ教室のインストラクター横光あゆみさんが講師。彼女の紹介で、このイベントに参加しました。
会には、女性ばかり11人があつまり、まず、いち川の畳敷きの広間でヨガが始まりました。
私は、前日名古屋のビーガン祭りに寝不足のまま出かけ、帰宅後発熱。寒くてしかたがなかったので、とにかく温めて早めに寝床に入りました。寝る前に飲んだ民間薬のおかげか、朝には熱は引きましたが、頭の芯がなんとなくふらふら。でも、横光さんの指導に従って、呼吸法とポーズをとるうち、だんだんすっきりしてきました。
とくに、頭頂にあるツボ・百会(ひゃくえ)を押さえるポーズを取ると、「風邪など引いて体調が悪いと、百会が痛くなります」という横光さんのことばどおり、かなりひどく痛みました。でもその痛さは、気持ちのいい痛さだったので、そのまま続けると、しだいにぼうっとしていた頭の芯がすっきりと霧が晴れたようになりました。
体が十分ほぐれたところで、いよいよマクロビ会席の時間に。座敷の中にテーブル席がしつらえてあり、低めのいすにこしかけます。窓からは坪庭が見え、洋風の部屋とは異なる落ち着きのある空間です。
さて、この日出されたマクロビ会席、半分食べてからあわてて写真を撮ったものもありますが、以下、紹介します。

まず前菜は、粟麩田楽に塩銀杏、椎茸の利休揚げ、豆腐チーズ、ごぼうのあられ揚げ、菊花の博多押し。豆腐チーズは豆腐の味噌漬け、菊の花の博多押しは酢の物でした。どちらも味がやわらかくて、すっとしみこむように咽喉を通ります。揚げものもグッド。
下に敷いてあるのは柿の紅葉した葉っぱ。稲武でもまだここまで紅葉はしていないので、どこかずっと標高の高いところで採って来た葉だと思うのですが、美しい。素敵な使い方です。
小鉢は旬の野菜の和え物。これがとてもおいしかった。ざくろの粒がいくらみたいでした。焼き物の車麩のステーキには脱帽。こってりした味付けがしてあるので、お肉の味はしないけれど満足できるご馳走になっています。付け合せのニンジンとジャガイモもおいしかった。
恵那産の玄米ご飯は、もちもちしすぎず、ぱさぱさしすぎず、とてもおいしく炊けていました。

揚げ物は、レンコンの大豆肉はさみ揚げ、アボガドのクラッカー揚げ。このクラッカー揚げはおもしろかった。中身のアボガドが柔らかくて衣がさくさくしているので、風変わりな食感でした。
蒸し物は、ベジシュウマイ。植物性食品だけのシュウマイです。

最後は穀物コーヒーと自家菜園のカボチャで作ったプリン。これでコース終了です。舌もおなかも十分満足しました。

この日参加した方たち。稲武からは、私を含めて4人が参加しました。ヨガは初めて、マクロビは初めてというかたもいらっしゃいましたが、みなさん、どちらにも興味を持たれたようです。

写真奥、右側に立っている古布の作務衣を着た方が、この旅館の若女将・市川祥子さん。まだお若い方なのですが、子供さんのアレルギーをきっかけにマクロビオティックを知り、マクロビオティック料理の勉強をはじめられたとか。
「動物性食品を使えなくて残念だけど、体にいいからマクロビオティック料理を食べる、というのではなくて、野菜だけの料理が、体にいいだけなく、じゅうぶんおいしいことを知りました。みなさんには、野菜だけで作る料理のすばらしさを堪能して頂きたい」
いち川では、3日前までに予約すれば、マクロビメニューをいただくことができます。お勧めのお店です。
ところで、この「マクロビ&ヨガ」の企画は、恵那市と中津川市の共同イベント「恵那山麓博覧会enaka!」のひとつです。このイベントは、恵那市と中津川市の市民に、独自に考えた体験プログラムを公募し、審査に通った17の企画を、10月13日から11月3日までの20日間、二つの市内のあちこちで実施するというものです。
マクロビ&ヨガの企画は、市川さんが提案したもの。ほかには、「布ぞうり教室&くしはら温泉」「今宵限りの城下町ジャズライブ お酒と音楽と歴史のセッション」「絶叫!和太鼓エクササイズ」「原生林でトレッキング」「栗きんとん作り&ランチ」などなどもりだくさん。こちらのHPでごらんください。
いち川は、中仙道の宿場大井宿で400年続く老舗。昨年の11月に、チエ流マクロビオティック料理教室の講師・チエさんとこちらのマクロビオティック料理をいただきに訪れたことがあります(コチラ→)。
ヨガのほうは、数ヶ月前から稲武で始まったヨガ教室のインストラクター横光あゆみさんが講師。彼女の紹介で、このイベントに参加しました。
会には、女性ばかり11人があつまり、まず、いち川の畳敷きの広間でヨガが始まりました。
私は、前日名古屋のビーガン祭りに寝不足のまま出かけ、帰宅後発熱。寒くてしかたがなかったので、とにかく温めて早めに寝床に入りました。寝る前に飲んだ民間薬のおかげか、朝には熱は引きましたが、頭の芯がなんとなくふらふら。でも、横光さんの指導に従って、呼吸法とポーズをとるうち、だんだんすっきりしてきました。
とくに、頭頂にあるツボ・百会(ひゃくえ)を押さえるポーズを取ると、「風邪など引いて体調が悪いと、百会が痛くなります」という横光さんのことばどおり、かなりひどく痛みました。でもその痛さは、気持ちのいい痛さだったので、そのまま続けると、しだいにぼうっとしていた頭の芯がすっきりと霧が晴れたようになりました。
体が十分ほぐれたところで、いよいよマクロビ会席の時間に。座敷の中にテーブル席がしつらえてあり、低めのいすにこしかけます。窓からは坪庭が見え、洋風の部屋とは異なる落ち着きのある空間です。
さて、この日出されたマクロビ会席、半分食べてからあわてて写真を撮ったものもありますが、以下、紹介します。

まず前菜は、粟麩田楽に塩銀杏、椎茸の利休揚げ、豆腐チーズ、ごぼうのあられ揚げ、菊花の博多押し。豆腐チーズは豆腐の味噌漬け、菊の花の博多押しは酢の物でした。どちらも味がやわらかくて、すっとしみこむように咽喉を通ります。揚げものもグッド。
下に敷いてあるのは柿の紅葉した葉っぱ。稲武でもまだここまで紅葉はしていないので、どこかずっと標高の高いところで採って来た葉だと思うのですが、美しい。素敵な使い方です。
小鉢は旬の野菜の和え物。これがとてもおいしかった。ざくろの粒がいくらみたいでした。焼き物の車麩のステーキには脱帽。こってりした味付けがしてあるので、お肉の味はしないけれど満足できるご馳走になっています。付け合せのニンジンとジャガイモもおいしかった。
恵那産の玄米ご飯は、もちもちしすぎず、ぱさぱさしすぎず、とてもおいしく炊けていました。

揚げ物は、レンコンの大豆肉はさみ揚げ、アボガドのクラッカー揚げ。このクラッカー揚げはおもしろかった。中身のアボガドが柔らかくて衣がさくさくしているので、風変わりな食感でした。
蒸し物は、ベジシュウマイ。植物性食品だけのシュウマイです。

最後は穀物コーヒーと自家菜園のカボチャで作ったプリン。これでコース終了です。舌もおなかも十分満足しました。

この日参加した方たち。稲武からは、私を含めて4人が参加しました。ヨガは初めて、マクロビは初めてというかたもいらっしゃいましたが、みなさん、どちらにも興味を持たれたようです。

写真奥、右側に立っている古布の作務衣を着た方が、この旅館の若女将・市川祥子さん。まだお若い方なのですが、子供さんのアレルギーをきっかけにマクロビオティックを知り、マクロビオティック料理の勉強をはじめられたとか。
「動物性食品を使えなくて残念だけど、体にいいからマクロビオティック料理を食べる、というのではなくて、野菜だけの料理が、体にいいだけなく、じゅうぶんおいしいことを知りました。みなさんには、野菜だけで作る料理のすばらしさを堪能して頂きたい」
いち川では、3日前までに予約すれば、マクロビメニューをいただくことができます。お勧めのお店です。
ところで、この「マクロビ&ヨガ」の企画は、恵那市と中津川市の共同イベント「恵那山麓博覧会enaka!」のひとつです。このイベントは、恵那市と中津川市の市民に、独自に考えた体験プログラムを公募し、審査に通った17の企画を、10月13日から11月3日までの20日間、二つの市内のあちこちで実施するというものです。
マクロビ&ヨガの企画は、市川さんが提案したもの。ほかには、「布ぞうり教室&くしはら温泉」「今宵限りの城下町ジャズライブ お酒と音楽と歴史のセッション」「絶叫!和太鼓エクササイズ」「原生林でトレッキング」「栗きんとん作り&ランチ」などなどもりだくさん。こちらのHPでごらんください。