アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

大学栗

2012-10-28 20:39:39 | 手作りのたべもの
   今年は、少し草を刈ったおかげで、ほぼ毎日もと畑まで栗拾いに行くことができ、イノシシやサルに採られる前に私たちの口にだいぶ入れることができました。

   といっても、毎日5個から10個ほどの収穫なので、たいした数ではありません。それでも、水につけて鬼皮だけむいたものが結構たまったのでなんにしようかなとおもっていたら、家人が「大学栗が食べたい!」と言い出しました。

   大学芋ならぬ大学栗、テレビで紹介していたとの事。ネット検索してみたら、クックパッドに一件だけ載っていました。渋皮をむいた栗を低温の油でじっくり揚げ、砂糖と水と少量の醤油を煮詰めて作った飴にからませてできあがり。おいしそうです。

   で、やってみました。ただし、うちは渋皮つきで。うちは栗ご飯も渋皮つきが多いのです。

   米油を熱し、160度以下の低温でゆっくり揚げました。渋皮を残したせいで、油が飛ぶから危ないかなとおもいましたが、杞憂でした。むしろ、皮がパリッとしてなかなかいい。予想通りでした。このままでもいけます。塩でも振ったらビールのつまみになりそう。

   鍋に、粗糖と水をほぼ3対2くらいの割合で入れ、トロッとするまで煮詰めます。そこに醤油を少したらしてから、揚げた栗をごろっと。これで、できあがり。

   昨夜遅くにつくったのですが、きょう食べてもおいしい。心配していた油っぽさはなく、水気のないぶん、栗のうまみが生きています。揚げた渋皮の香ばしさもいい。熱いうちにシナモンシュガーを振ったら、もっとよかったかもしれません。

   来年の秋のイベントには、串に刺したこの大学栗をぜひ売ってみたい! 乞うご期待です!
コメント
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