こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

山形県の農の再生を提案すると何時間かかるか

2009年12月19日 16時22分07秒 | Weblog
店の仕事をしながら、山形県の農の再生についての提案などをすると、実際には、どの程度の時間がかかるのかと考えてみた。

まず、産地の問題点の洗い出しで1時間
その対処方法などの骨格説明で45分

産地の現状の確認などで1時間
消費地とのズレの確認で45分
その対処方法などの説明で1時間
ブランド化の考え方について30分
ブランド化する時期などの確認で30分
その手法についての判断などで3時間
販売方法の確認などで1時間
初年度の目標値の確認で30分
ブランド化の将来性と可能性について30分

最低でも、これだけの時間はかかりそうなのだが、本当にブランドを考えているなら、これだけのことを初日でやらなければならない。

今の山形県の考え方では、残念ながら無理なんだろうな。
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山形県民議会で説明してきた

2009年12月19日 15時00分55秒 | Weblog
35回目となる「21世紀山形県民会議」が、東京の日本プレスセンターで開催され、山形県の「農の再生」と「つや姫」のブランド化についての説明をしてきた。

会議は、山形県の国会議員(民主4、社民1、自民3、公明1)9人のほか、知事、山形中央会、県指導農業士会会長などで6名、アドバイザー1人で構成されていた。

農の再生やブランド化などについては、地域や農協・全農がバラバラでしていても効果が出ないもので、ある程度、行政にも協力をしてもらわなければならない。

そこで今回自分が注目していたのは、各国会議員のコメントで、誰が、どういう考え方で、どの程度産地のことを考えているかだったのだが、ある程度予想はしていたものの、実際の話を聞いてみると、やはり一番産地のことを考えていたのは、加藤紘一衆院議員だった。

ここで言っておくが、自分は無政党・無所属・無派閥の全くの自由人。
よって自民も民主も関係無い立場であるので、議員の本音の部分で判断をした。
中には、思いっきり時代遅れの話をしている議員もいたりして、これには呆れかえってしまった。

議会の柱は3本で、「つや姫のブランド化について」「産業について」「担い手のについて」なのだが、自分からすると「3本柱というより、1本でしょ」という気持ちだった。

ブランドが無い産地に活力は無い
活力が無い産地に産業は無い
産業が無い産地に担い手はいない

これって、議論する余地も無く当然のこと。

よって自分としては、今日の議会では、その入口の部分についての議論するのではなく、実効レベルの手法の説明をしたかったなのだが、全く話すチャンスが無い。

だから自分は、完全に不完全燃焼。
議会の終わるころには、イライラがピークとなってしまっていた。

山形県。本当に大丈夫なのだろうか?
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