こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

絶対に売れる銘柄米に育つだろう

2010年04月19日 09時59分25秒 | Weblog
土曜日・日曜日に玉川島屋で行った、宮城県「瀬峰農場ひとめぼれ」の試食販売は、試食した消費者の反応から、絶対に売れる銘柄米に育つだろうという感触が持てた。

試食販売していて一番気になるのが、消費者が試食した後に言う一言である。
その一言で、その銘柄米の年度内の販売数量や、数年間の販売計画、将来性などが、見えてしまうからである。

消費者が、「柔らかい」というのか、「もちもちしている」というのか、「粘りがある」というのか、「しっとりしている」というのか・・・。
ちなみに今までは、「粘る」「柔らかい」という食感の一言と、大きな表現での「美味しい」という一言が多かった。

ところが、今回の「瀬峰農場ひとめぼれ」の場合は、「甘い」だった。

「美味しい」でも、十分に合格ラインなのだが、「甘い」という一言は、持っている意味の重さが違う。
なぜなら、どういう風に美味しく感じたのかを、具体的に説明しているからである。

一時期は、「ひとめぼれ」の低品質にウンザリして、販売そのものを止めてしまおうとも考えていたのだが、この「瀬峰農場ひとめぼれ」が手に入ったことで、今後も安心して「ひとめぼれ」の販売を続けることが出来るようになった。

自分の店の看板産地としては、北海道、長野、高知、佐賀等があるのだが、東北地方で看板産地となる銘柄米を持っていなかったので、どうしても片手落ち感があったのだが、これでバランスが取れるようになった。

ちなみに、2日間のイベント用に持っていった数量は420kg。
販売数量は415kgとなった。

玉川島屋店でお米を購入する消費者の、一度の購入量は1~2kgという、持ち帰りができる量なので、この数量は大成功である。
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