宮城県「JA栗っこ」と「栗原市瀬峰地区循環型農業推進会議」の人たちが、第40回「日本農業賞」の授賞式の帰りに寄ってくれた。
実は、第40回「日本農業賞」は昨年だったのだが、震災のために授賞式が出来ずにいたため、1年越しで、40回と41回を、同時に行われることになったのだ。
第40回の「大賞受賞」の産地は、宮城県と岩手県の2つの被災地。
だから、1年越しとなってしまったとしても、2つの産地にとっては、本当に嬉しい授賞式だったことだろう。
だから、訪問してきてくれた時、本当なら「良かった。おめでとう」だけで良かったのだろうけど、自分としては、「宮城だから」「瀬峰ブランドだから」やってもらわなければならない事があるので、「おめでとう」よりも「これからの対策」を話していった。
「宮城だから」やらなければならない事、「瀬峰ブランドだから」やらなければならない事は、「復活や復興」だけに専念するのではなく、震災前と同じで、「産地の将来のために、地域の活性化のために、常に前に進んでいくこと」なのである。
自分としては、宮城県の復興や復活を、力不足で直接手伝う事は出来ない。
しかし、自分が作ったブランド化計画を確実に実行していくことで、必ず地域は元気になっていき、その結果、産地としての復活が出来ると思っているし、それであれば手伝う事が出来る。
だから、自分が「今必要」と考えられる全てについて、「JA栗っこ」と「栗原市瀬峰地区循環型農業推進会議」の人たちに伝えた。