日本農業新聞e農ネットに「首相「国益最大限に」 農相 決議守る交渉要求 TPPハワイ会合へ閣僚会議 (2015/7/25)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
28日からの環太平洋連携協定(TPP)交渉の閣僚会合に向け、政府は24日、TPPに関する主要閣僚会議を首相官邸で開いた。
安倍晋三首相は今回の会合を「妥結を実現するための最終局面の会合」とし、甘利明TPP担当相に「国益を最大限に実現する成果を挙げてほしい」と指示。
林芳正農相は、農産物の重要品目の聖域確保を求める国会決議を守って交渉するよう、重ねて求めた。
TPP交渉参加12カ国は、米国ハワイ州で現地時間の28日(日本時間29日)から閣僚会合を開き、日本からは甘利氏が出席する。
24日(同25日)からは、首席交渉官会合で論点を整理する段取りだ。
主要閣僚会議は、これらに向けた交渉状況確認のため開いた。
会議で安倍首相は、TPPが「(アジア太平洋地域の)成長を取り込み、アベノミクスの成長戦略の核になる」との認識をあらためて強調。
林農相は「くれぐれも衆参の農林水産委員会での決議を踏まえ、決議を守ったと答弁できるようにタフな交渉をしてほしい」と甘利氏に求めた。
会議後に甘利氏は、今回の会合について「TPP交渉の命運を左右する極めて重要な会合だ」と指摘し、「(各国が)最後の閣僚会合にしなければならないと思って臨んでいく」との見通しを記者団に示した。
また「日本も交渉をまとめ上げる決意だ」と述べ、妥結への強い意欲を示した。
一方で甘利氏は、知的財産や投資、国有企業といった分野を例示して「難しい議題が残されている」とも認めた。
その上で、米などをめぐり続いている日米2国間協議も含め「タフな交渉をしていきたい」と語った。
ただ、今回の会合で大筋合意に達する可能性を記者に問われたが、甘利氏は明言しなかった。
というもの。
少し前に「10万トン未満」という数字が上がっていた。
「1粒たりとも入れない」から「5万トン」、そして「7万トン」から「10万トン」。
数字は確実に膨れ上がっている。
この状態で「国益最大限に」とは、どういうことなのだろうか。
指示している内容と、数字の動きが、ずれ過ぎている。
内容は以下の通り
28日からの環太平洋連携協定(TPP)交渉の閣僚会合に向け、政府は24日、TPPに関する主要閣僚会議を首相官邸で開いた。
安倍晋三首相は今回の会合を「妥結を実現するための最終局面の会合」とし、甘利明TPP担当相に「国益を最大限に実現する成果を挙げてほしい」と指示。
林芳正農相は、農産物の重要品目の聖域確保を求める国会決議を守って交渉するよう、重ねて求めた。
TPP交渉参加12カ国は、米国ハワイ州で現地時間の28日(日本時間29日)から閣僚会合を開き、日本からは甘利氏が出席する。
24日(同25日)からは、首席交渉官会合で論点を整理する段取りだ。
主要閣僚会議は、これらに向けた交渉状況確認のため開いた。
会議で安倍首相は、TPPが「(アジア太平洋地域の)成長を取り込み、アベノミクスの成長戦略の核になる」との認識をあらためて強調。
林農相は「くれぐれも衆参の農林水産委員会での決議を踏まえ、決議を守ったと答弁できるようにタフな交渉をしてほしい」と甘利氏に求めた。
会議後に甘利氏は、今回の会合について「TPP交渉の命運を左右する極めて重要な会合だ」と指摘し、「(各国が)最後の閣僚会合にしなければならないと思って臨んでいく」との見通しを記者団に示した。
また「日本も交渉をまとめ上げる決意だ」と述べ、妥結への強い意欲を示した。
一方で甘利氏は、知的財産や投資、国有企業といった分野を例示して「難しい議題が残されている」とも認めた。
その上で、米などをめぐり続いている日米2国間協議も含め「タフな交渉をしていきたい」と語った。
ただ、今回の会合で大筋合意に達する可能性を記者に問われたが、甘利氏は明言しなかった。
というもの。
少し前に「10万トン未満」という数字が上がっていた。
「1粒たりとも入れない」から「5万トン」、そして「7万トン」から「10万トン」。
数字は確実に膨れ上がっている。
この状態で「国益最大限に」とは、どういうことなのだろうか。
指示している内容と、数字の動きが、ずれ過ぎている。