間もなく始ります。
昨日、新潟県からNPOの生産者がアポイントなしに訪ねて来た。
お米の売行きが思わしくないとの事。
それはそうだろう。
縁故米の氾濫だけでなく、生産者のネット販売、さらなふるさと納税も重なり、消費地のお米の流通は、完全に止まってしまっている。
ガタガタしているのは、価格の安さが全ての、業務用米だけである。
どうしてよいか、本当に困っている用だったので、1時間ほど、消費地の現実から、次のお米の世界、産地としてやらなければならない事、お米を売るとは?等の話しをした。
恐ろしい、怖い、難しい、大変ただ。
出てくる言葉が、話していくうちに、変わってしまった。
作れば売れる。
そんな時代は、もう2度と来ない。
消費地にお米を売りたいと思うのであるば、自分たちを蹴落とす位の覚悟が必要である。
もうすぐ30年になる。
お米の世界が変わる。
新品種の限界もくる。
消費は、さらに減る。
TPPも動く。
お米の流通は激変していく。
消費地は、全てウェルカルでは無くなる。
自分勝手に動いている生産者。
バラバラな産地。
将来が見えない産地。
消費地にとって、ブラスになりそうもない産地については、冷たく切り捨てる。
そうしなければ、消費地のお米の流通は、さらに荒れて、後退してしまうから。
自分で販売していくのであれば、覚悟を決めるべきである。
今日は新潟県浦佐駅で降りて、JA北魚沼に行く。
JA北魚沼米食味コンテストに、審査員として、さらに、最終審査委員長として参加するためである。
もう、何回目になるのだろうか?
昨年は、パッとしたコシヒカリが無く、審査に苦労をした。
今年は、どうだろうか?
今日の大失敗。
ウォークマンの充電をしていなかった。
ネクタイ忘れた。
洗面用具や下着等は持ってきてたが、ワイシャツを忘れた。
まっ、明日の朝に帰るだけだから、いいけど!
最悪が、魚沼に行くのに、ペラペラのコートで来てしまったということ。
極暖やヒートテック来てこなかったら、凍えてた。
しかし、今日は抜けている。
久しぶりにドアが閉まらないというラシュに乗った。
ラシュに慣れていない自分は、身の置き方が解らず、ひたすら人の間に挟まれて、ずっと潰されていた。
なんだか、それだけで、1日終わった感じがしている。