県として、日本中に胸を張って誇れるブランド米を作りたい。
新品種を生んだ産地は、口を揃えて、この言葉を言う。
しかし実際に栽培するのは各地域の生産者であり、その新品種の価値を上げるも下げるも、そのお米の栽培指導、品質管理、流通管理をする、地域JAとなる。
だから、お米のブランド化は、地域一体となって取り組んで欲しいと、何時も言っている。
であるが、今回、西の某産地の新品種で、「ブランド米として戦いたいと考えているのなら、この品質管理は認められない」というレベルのお米が流通して、大問題となった。
1等基準の範囲内に入っていれば、それで良いのか?
ブランド米とは、その程度のものなのか?
特別栽培米として出荷しているはずなのに、大切な物を貼り忘れて出荷した。
愚かすぎる。
流通を甘く考えている。
消費地をなめている。
米屋をバカにしている。
そして
県も見下している。
さらに
ブランド米を作ろうとして頑張っている、県内の全ての生産者をも、バカにしている。
こんなJAは信用出来ない。
これからも、絶対に同じ事をやってくる。
実際、未だにハッキリとした謝罪も無いし。
ブランド米を管理する技術と意識が無いJAだと考えて、来年の新米流通から、このJAからの新品種流通は無い予定。
既に、県とも話しているし、このJAのお米を仕入れている米卸にも、話はしている。
別に、この県のブランド化を止める訳ではなく、ブランド米を売らないという事でも無い。
このJAからの仕入れ数量は、頑張っている他のJAに渡し、更に頑張ってもらう考えだと言う事だ。