福井県の戦略と話をしていると、約束していた青森県田舎館の稲華会と全農と県が訪問してきた。
なので今度は、青森県の「青天の霹靂」と「あさゆき」と、隠し玉の戦略を話し合った。
自分が「青天の霹靂」について書くと、「あれだけ否定していたのに、掌を返して、良く言うぜ」と陰口を叩かれる。
何度も言っているが、お米は全く悪くない。
お米としても、品種としても、決して嫌ってはいない。
もっと評価されて良い筈のお米が、苦戦しているのが、自分としては残念無念なのだ。
自分が気に入らなかったのは、あの時の戦略。
何故、自分たちを信用してくれなかっのか?
何故、声を掛けてくれなかったのか?
それが不満だった。
それが自分を怒らせた。
でも、今では笑い話。
来年は、お米にとって、最初で最後の大戦争の年。
しばらく続いていた「お米戦国時代」の最後の年。
新品種としては、1つ前となることから、既に今年であっても、話題性は弱くなっている。
その、青森県の新品種である「青天の霹靂」と「あさゆき」を、来年、どうやって戦いに参加させるか。
それが、戦略の柱となる。
そして、戦う相手は、新潟県「新之助」、福井県「いちほまれ」、富山県「富富富」、山形県「雪若丸」、宮城県「だて正夢」、岩手県「銀河のしずく」「金色の風」、石川県「ひゃくまん穀」。
戦う相手が持っていない、青森県ならではの武器。
果たして、今の青森県に、それが使いこなせるのだろうか?
自分の気持ちの中では、荒療治も考えてはいる。
しかし、着いてこなかったら意味がない。
そこの判断が、青森県は判りにくい。