こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

超米屋

2017年12月20日 20時56分26秒 | Weblog


スズノブさんが以前提案していて、確か新米時期になると動き出すと言われていた超米屋は、どうなっていますか。
家の側に超米屋が出来ていれば、そこからお米を買いたいのです。
と言うメールが届いていた。

30年先を見据えて、米屋の将来を考えて、長い時間をかけて計画をして、やっと立ち上げたのが、超米屋。
なので、立ち上げた時には、複数のマスコミも記事にしてくれた。
ある意味、米業界にとっては、期待の新組織であった。

であるが、立ち上げた自分が、1ヶ月以上前に抜けてしまった。
自分が超米屋にいる事が、組織にとってマイナスになっているのが判ったからだ。

それ以降、自分は一切、超米屋には関わってはいない。
超米屋のFBからも退会してしまっているから、現状がどうなっているのかの確認をする事も出来ない。

ただ、何となく、全く動いていないようには感じている。
しかし、もう自分には、色々と言う権限がない。
(この内容を書くこと自体が、本来ならおかしい)

この新組織すら動かないのなら、30年先、町から米屋は無くなっている事だろうと思える。

でも、どうにもならない。
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パフォーマンス

2017年12月20日 16時19分03秒 | Weblog


午前中に投稿した、某農林高校の記事が、「この投稿は、ページの他の投稿の 90%よりもパフォーマンスが高くなっています」と、Facebook Ads Team からメールが届いた。

まだ未知数であっても、将来や可能性を否定する人は、基本的にいないと思う。
その結果の現れが、パフォーマンスが高くなった理由だろう。

見えない将来であっても、そのための努力に、1つの無駄もないと思う。

全てが挑戦。
失敗も成功も、全てが学び。

単純に、そして簡単に諦めたりしないで欲しいと思う。
結果がどうであろうが、自分が納得できるまで、徹底的に行動してもらいたいと思う。

悩んで、考えて。
常にみんなで話し合い。
判らないことは、みんなで調べ。
今の実力で、出来る限りの分析をして、その時の結論を出す。

レベルであるとか、失敗というものは、全く気にしなくてよい。
出した結論を基にして、その先をイメージして、また挑戦すれば良い。

「学び」というものは、全て自分の力となっていく。

唯一のは無駄は、「挫折」である。
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難しい米だ

2017年12月20日 10時57分28秒 | Weblog


某農林高校から、珍しい品種を栽培していて、その試食評価を求められていた。

品種は知っていたが、手には入っていなかったので、試食するのは初めて。
しかし、高校生が栽培したお米であるため、品質としては「下」。

玄米品質が見たかったので、お米は玄米で送ってもらった。
まずそれを、玄米のままで、静岡製機の食味計TM-3500で計った。
お米は4つの田んぼで、2つの栽培方法で栽培されたものであるが、全てが90点を超えていた。

品質が悪いのに90点以上ばかり。
お米が栄養失調なのかとも考えたが、シラタ米などはあるものの、その症状も出ていない。
どちらかと言うと、その品種データよりも、米粒は大きく見えるほど。

次に、山本電機の家庭用精米機MB-RC002で精米した。
ここで、4つのたんぼの違いが出た。
やはりシラタ米が入っている田んぼのお米は、割れ米が目立った。
全体としては、白度が上がらないという結果。

そして試食。
炊飯器は、パナソニックのSR-SPX107。

1回目は、まともに炊けなかった。
もともとパナソニックは柔らかめに炊き上がりやすい。
であるが、水加減を間違えたのかと思う程に、かなり柔らかく炊けてしまう。
そして、粘りは強烈に強い。
甘みも、そこそこ出てくる。
だが、食べにくい。

なので、水加減を控えめにして再度挑戦。

今度は、前回よりも米粒感が出てきたが、相変わらず、やや柔らかめで粘りも強い。
甘みは前回と変わらず。

高校に提出した試食結果には記載していないが、さらに水加減を控えることで、食味はさらに向上した。

高校生の栽培技術と今年の天候も考慮しなければならないのだが、この品種は、シラタ米を作らないことがベストだろう。
シラタ米=柔らかさという感じになっているからだ。
そして、柔らかい=水加減が難しいとなってしまう。

であるが・・・

面白い品種だと思う。
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