「自家精米」とは何なのか。
文字を見たり、聞いたりして、解るだろうか。
多分、昭和の人や、平成の初めに生まれた人なら、ほとんどの人が解ると思う。
しかし今日。
若い人から、「自家精米」という意味を知らず、「玄米を買って帰って、自分にの家で精米する事」だと思っていたと言われた。
自分の頭の中では、当たり前の言葉なのだが、それが通用していないという現実に、驚いたというか、ショックだった。
既にお米は、米屋で買うものではなく、スーパー等の精米されたお米を、買うのが当たり前になってしまった。
そしてお米は、主食という特殊な存在ではなく、普通の食品になったんだと思う。
そうなると、お米業界の専門用語や、農業専門用語を、消費者に教える必要って、あるのだろうか。
教えなければならないタイミングを逃し、時間を無駄にし続けた結果、専門用語が通用しない時代になってしまったのだと思う。
では、今から教え直す?。
それは無理だろうな。