エアコンの清掃を頼んでいるので、Ｎゲージのレイアウトを半分撤去。
何となく、間抜けな光景である。
新しいことに挑戦しようとしていた時に、「いまさらやったって意味無いんだよな」と思う心境になってしまった。
プライベートな事になるが、自分には子孫がいない。
したがって、自分の家計は自分で途切れる。
自分も５５歳となる年になり、自分の後始末を考え始めた。
土地と建物は、姉の家族に渡すことにした。
なので、それについては解決した。
決めていなかったのは墓のこと。
両親は自分が送ることが出来るので、家の墓に入れることが出来る。
しかし、自分の死後、その墓はどうしたら良いのだろうか。
誰が管理するというのだろうか。
その事について、自分は全く考えていなかった。
であるが先ほど、姉から「自分の死後、墓を管理する人がいなくなってしまうから、永代供養してくれる墓を見に行ってくる」と告げられた。
墓地ではなく、室内の墓。
土と木々の中で眠る事が当然と考えていた自分としては、かなりの衝撃。
両親と自分は、自然に帰ることが出来ない墓に入る事になる。
言葉が出なかった。
「迷惑をかけたくない」というのが自分の気持ち。
であるから、全て任せることにした。
後は、自分の死に場所と対応について。
家を渡すのだから、絶対に家で最後を迎えてはいけない。
早めに決めてしまわなければ。
最適を探して３時間。
１つ作って修正。
修正したのを、また修正。
１歩進んで、３歩下がる。
そんな繰り返し。
ドツボにハマっているようでハマっていない。
スローだけど、進んでる。
スズノブプロジェクトライスを作っていた頃は、毎日、こんな日々だったな。
本当ならお酒を飲みながら資料を作り替えたいところなのだが、そうでなくても鈍くなっている頭の回転が、さらに遅くなる可能性があるから、麦茶で我慢。
１３時から始まった打ち合わせ。
当初は１８時までの予定であったが、１６時で一端打ち切る事となった。
何故なら、打ち合わせの結果、自分の考え方では不利だと判ったからである。
なので今から、不利な部分を解消するために、資料を作り替える。
しかし、打ち合わせしてみて、「なるほど」であった。
何となく自分でも、駄目という事は判っていたし、こうしたら良いも判っていた。
でも、何をどうしたらが判らなかった。
そして結果として、自分の能力の限界を越えてしまうので、その部分については、手伝って貰うことになった。
ずっと繰り返しやって来た事で、完全に出来上がってしまった頭の回転。
今回の挑戦も、理解出来ていない訳ではない。
上下も、前後左右も見えている。
だから、少しだけ自分の頭の回転を変えれば出来るはず。
なのだか、こんがらがる。
さらに時間に追われ始めると、どうにもならない。
自分って、こんなに脆かったかな？
結果が解っている事は、どんなにルートや手法を変更しても、じたばたもがいたとしても、基本的に結果は変わらない。
なのだか。
絶対ではない。
見えているのであれば、変えられる。
数日かけて作った、今までとは違った角度から見て考えた、新しい設計図。
それが、この小さな、頼りないＵＳＢに入っている。
深夜から早朝にかけて、テストに向けた作業に入る。
見たくないコメントばかりをする数人を、気が進まないままブロックして数日。
相手の気持ちは判らないが、自分の気持ちはかなり楽になった。
たかがコメントであるが、繰り返し言われるのは、やはりキツかった。
それを、もう見なくて済むと思うだけでも、かなり違った。
正直、もっと早くブロックすれば良かったと思った。
今日中には届く事になっている、あるメール。
まだかまだかと。
夕方から、ずっと待っている。
この調子だと、メールが届くのは深夜だな。
どうしよう？
先に仮眠してしまおうか？
そうしてしまえば、徹夜作業出来ると思うし！
ＳＮＳを続けていると、自分の投稿に、いちいち絡んでくる人というのは、次第に増えてくる。
だから、当然の事と考え、今までは気にしないようにしていた。
しかし、数人のコメントが段々とエスカレートしてきて、流石にイラッとする事が多くなった。
なので。
ついに。
もう見たくない。
読みたくない。
という気持ちになってしまった。
だから、数人に対して、ブロックというものをしてみた。
本当なら、ブロックなんてしたくなかったのだが、仕方がない。
