四谷で開催された「和穀の会の花キラリ説明会」。
大阪会場には参加出来なかったから、大阪会場の雰囲気は判らないのだが、今日の東京会場の雰囲気と同じようだったら、聞いていて、面白かったのではないだろうか。
説明の上手い下手は、あくまでも説明回数や場慣れが大半だと思う。
だから、その部分は考慮しない。
今回、自分が面白かったと感じたのは、自分が事前に「今までとは違った説明を」と言っていた事もあり、産地側も色々と考えて、新しい内容の説明しようとしていた。
新しいことを説明すると言っても、1年1作のお米であるし、自分と付き合っている産地であれば、それなりの計画で既に実行しているので、新しい内容はほとんど無いはず。
なのに、説明しなければならないのは、かなり厳しい現実だったはず。
どんなに良い計画であっても、いつも同じ内容では、消費者も聞いてくれない。
消費者に聞いて貰うためには、「あれ、変わった」という部分が、どうしても必要となる。
だから今回、直前に迫っている次の時代への準備として、今までとは違った説明を求めた。
結果としては、足りない、もう1歩、あと1歩という感じではあったが、産地の説明が他の産地のヒントになったという事実もあったので、「どの産地も頑張った」と言って良いと思う。