北海道の今期ロードレースの最終戦「札幌市民体育大会ロードレース」にS2で出場させていただきました。
4年前に車連登録してから、ツールド北海道が終わったらレースシーズンを終わりにしていました。これまでの獲得ポイントからS2残留はほぼ確実になっていたのですが、今期はツールでDNFに終わったこともあり、「このままじゃ終われない。」という自己満足のためにだけ最終戦にエントリーしました。
ツールが終わってからは、毎朝の20分SSTに加えて仕事から帰宅後にクリテリウム用に30秒または1分の5倍~6倍のインターバル練習をするくらいが、精一杯でしたが、久しぶりにFTP測定を実施したり、MMPチャレンジで3分のピークパワーを更新したり、モチベーションは高く維持しており、直前の水曜日に駒岡で夜連に参加させていただいた際にそれなりに踏めていたので、やれることはやったという感じでレース当日をむかえました。
当日朝は5:00に起きて、いつものように餅米を食べて6:30頃に出発しました。
札幌でのレースなので、時間的に余裕があるのがうれしいところです。
レース会場でチームメンバーや知り合いと合流し、E本さんが設置したテントをベースとしてチームの仲間とレース前の準備をして、M田さんとE本さんと公園外の道路でアップ走をして公園に戻り、5列目くらいにスタート位置を確保しました。
エリートのレースが終わり、いよいよS2のレースです。
今回のS2では、チームからエースM田さんと自分の2名だけの出走となりました。
スタートはスムーズに走りはじめられましたが、スタート直後に自分の少し後ろで大きな声があがっていたので応援の声だろうと思っていましたが、レースが終わってから、スタート直後に落車が発生していたことを知りました。落車の影響を受けてDNFになった選出達もいたことと思います。
それぞれ、それなりの人数が出場していたので、S2とJは分けてもよかったように思います。
最初の3周までは、縦に伸びていたものの先頭集団の一部で走っていることができ、エースのM田さんも視界に入っており、M田さんのアシストが少しでもできればと考えていました。
しかし、第一コーナーで前が詰まって減速したところで第一集団とは離れてしまい、ジャンプアップすることもできず、徐々に集団がばらけてゆき、単独走の時間が長くなってしまいました。前の選手に追いつくこともありましたが、タレて落ちてきた選手なので脚が合わず、結局単独走を続けることになってしまいました。
5周目あたりが体力的に一番きつくなっていて、「残り5周」の表示を見たときに「まだ5周もあるのか?」とレース中にあってはならないネガティブな感情が強くなってしまいました。
そのうち、学生の集団が追いついてきて「回してゆきましょう!」と声をかけてくれたので協調して5名でローテーションしつつ周回をこなしてゆきました。
コースのところどころでチームメンバーが応援してくれ、自分たちは第3集団であることを知りました。
ラスト2周のときに、E本さんがコース外に出ていたので落車でもあったのか?と心配していましたが、スタート時の落車の影響で遅れてしまいDNFだったとのことです。
後ろの方からクラクションの音が聞こえたので、ラップアウトされるのか?とドキドキしましたが、コーナー続きの場所だったので後ろを確認することもできず、第3集団は後ろから押されるように加速して不安を吹き飛ばすように走り続け、ラスト1周のゲートをくぐったときは一同にほっとした雰囲気が流れました。
第3集団では、最終周は最後のスプリントに向けて牽制を入れる意味がないので、それまでの周回と同様に回しながらペースを徐々に上げて走りました。
クランク後の登りで少し離れてしまいましたが、下った後の路面が石からアスファルトに変わるところでなんとか追いついて、第3集団の最後尾でゴール前のスプリントに突入しました。
2台はかわすことができましたが、残りの2台とほぼ並んでゴールしました。
序盤に無理してでも踏んでおけば前の集団に残れたのかなとか思ったりもしましたが、たぶん追いついても切れて遅れてしまってたのかなとも思います。あのときはあれが全力だったのだろうと思います。
途中でタレてしまった周回もありましたが、少なくともゴール前のスプリントでは出し切ることができました。
リザルトはS2で20位でした。
S2とJを合わせて56名の出走、DNFが24名。
4割ちょっとがDNFという厳しいレースでした。
スタート直後の落車という不運もあり、逃げた2名が特段に速かったということも影響していたと思います。そんな中で落車にも絡まず、無事にゴールできたことは、選手の皆さんの多くが走行マナーを守り、車連のみなさんがコースを管理してくださったおかげだと思います。感謝しています。
エースのM田さんは、終始先頭集団で走りましたが惜しくも6位。
強いことは間違いありませんので、来シーズンは早い時期にエリートに昇格することでしょう。
エースをサポートすることも考えていたレースでしたが、そもそも先頭集団に残れていない時点でサポートもなにもありません。道新杯からまったく進歩しておらず完全な力不足でした。
オフシーズンは、これまでとトレーニング内容を変えて、3分や5分の出力を上げて繰り返し維持できることを目標に取り組んでゆきたいと思います。
次は2週間後の長沼でのシクロクロスです。
今シーズン最後のレースになると思いますので、もう少しだけ体をいじめ続けます。