12月13日(土)は、「
南まつだ村七福神と鶴亀まつり(その1)」で巡れなかった残りの七福神(布袋尊、大国様、恵比寿、毘沙門天)に行ってみました。
「七福神めぐり」を途中で止めてしまうのも縁起が悪いので早速行くことにしました。
七福神の残り4ヶ所は次のように巡ることにしましたが、それだけでは時間がもったないので最後に「桜土手古墳公園」に行ってみることにしました。
秦野駅-(0:25)-浄圓寺-(0:10)-出雲大社相模分祠/御嶽神社-(0:10)-西光寺-(1:00)-桜土手古墳公園-(0:20)-渋沢駅
<秦野駅から浄圓寺へ>
秦野駅南口から「浄圓寺」へストレートに行ける道がないので先ずは「今泉神社」を目指しました。
住宅地のくねくねした細い道を歩き比較的広い道に出てから、こんもりとした森が見える方に進むと「今泉神社」はありました。 ⇒ 良く道に迷わなかったと我ながら感心しました。
ご覧のような中々立派な神社でした。
取り敢えず「七福神めぐり」が無事完歩出来るようにお参りしました。
境内にはいろんな碑がありましたが、大正元年の登山記念「浅間大神」しか判りませんでした。
又、境内には黄葉した大イチョウもあったので撮ってみました。
「今泉神社」を後に、今度は所どころに畑がある住宅地を進みます。
ご覧のような湧水が出ているタンクがあって、隣の注意書きには『わき水を使う時に気を付けること。 1.わき水なのでじゃ口をとめないで下さい。 2.畑に入らないで下さい。 3.きれいに使ってください。』と素晴らしい字で書いてありました。
<浄圓寺(じょうえんじ)>
「今泉神社」から道なりに15分位歩くと道端脇に「浄圓寺」の参道がありました。
山門は比較的新しくて最近再建されたようでした。
「浄圓寺」の本堂はご覧のように立派で由緒ありそうな感じがしました。
本堂の前の香炉台に立派な龍(?)の顔が付いていたのでアップで撮ってみました。
本堂でお参りをしましたが、扁額の字が左から書かれているのでこれも最近掛けられたものしょうね!
境内にあった鐘楼を撮っていたら梵鐘に「南無高祖承陽大師」と彫ってありました。
「南無高祖承陽大師」は曹洞宗開祖の道元の本名ですかね!?
鐘楼の脇に道元像が建っていたので撮ってみました。
本堂の左脇の閉じられた門の先に「開戸地蔵尊」が祀ってあるお堂があったので行ってみました。
扉の隙間から中を覗いてみましたが、「開戸地蔵尊」を拝むことは出来ませんでした。
代わりのお堂の背後に素晴らしい紅葉が咲いていたのでアップで撮ってみました。
墓地の脇に「羅漢像三体」があって面白い顔をしていたのでアップでも撮ってみました。
⇒ 「面白い顔」は罰が当るかも!?
斜めから本堂を撮って「浄圓寺」を後にしましたが、七福神のスタンプは押したのですが、布袋尊を撮るのを忘れていました。 ⇒ これは「出雲大社相模分祠」に行ってから判ったことですが罰が当ったのかも!?
<出雲大社相模分祠(いずもたいしゃ さがみぶんし)>
「浄圓寺」を後に道なりに暫く歩くと右側に「出雲大社相模分祠」の大鳥居が見えました。
出雲大社の分社の相模分祠だけあって敷地はご覧のような広大な広さでした。
早速、青い屋根(?)の着いた大鳥居をアップで撮ってみました。
大鳥居の下に可愛らしい午(うま)が置いてあったのでアップで撮ってみました。
今年(2014年)の干支が午なので、毎年、干支を飾るのかと思って試しに持ち上げてみましたがビクともしませんでした。
ご覧のような立派な手水舎があったので撮ってみました。
手水舎で身を清めてから拝殿に向かいました。
拝殿の手前にご覧のような「神拝作法」が出ていました。
「出雲大社相模分祠」の「神拝作法」は、『二礼二拍手一礼』でなくて『二拝四拍手一拝』でした。
又、『福の神・良縁結びの大神さまと幸福のご縁を結びましょう。四拍手には「四合わせ=幸せ」になりますように との意がこみられています。』と書いてありました。
拝殿の大注連縄は中々見事ですね!
拝殿でお参りを済ませると手前に可愛らしい恵比寿と大国様な仲良く並んでいたのでアップで撮ってみました。
拝殿でお参りを済ませせると左手に「祖霊社」があったので行ってみました。
「祖霊社」の前の立札には、『祈りの言葉 幸魂(さきみたま)奇魂(くしみたま)守り給ひ(まもりたまい)幸い給ひ(さいわいたまい) 拝礼の際、三唱下さい。』と書いてありました。
恥ずかしかったので小さな声で三唱しました。
鈴紐に『
昭和六十年十一月二十四日 出雲大社業者会一同』と書かれた六角桐枠があって珍しかったのでアップで撮ってみました。
この鈴紐は寄贈されて30年近く経っていますが、50年は持ちそうですね!?
失礼して「祖霊社」の内部も撮らせて頂きました。
境内にはお御籤を結びつけるこんな物も置いてありましたが、縁結びの神様が祀ってあるので止むを得ませんね!
「龍蛇神の杜」の案内が出ていたので行ってみることにしました。
案内の手前に七福神の大国様がいたので今度こそ忘れずに撮りました。
「龍蛇神の杜」はご覧のような散策路を通って行きますが、「ゆずりの水」が流れていてホタルの育成地にもなっているみたいです。
「龍蛇神の杜」に着きましたが由来等は不明です。
「龍蛇神の杜」の前に湧水が流れ出ているご覧のような器があったので撮ってみました。
「龍蛇神の杜」の散策路を出て大鳥居の近くに行くと境内社(祓社、筑紫社、天神社)があったので撮ってみました。
広大な「出雲大社相模分祠」の境内を撮って「御嶽神社」に向かいました。
<御嶽神社(みたけじんじゃ)>
「出雲大社相模分祠」の通りに出ると隣りに「御嶽神社」はありましたが、境内はご覧のように煙が出ていて人だかりがしていました。
「御嶽神社」の手前で七福神の恵比寿のスタンプを押していると、『子供会の焼き芋を焼いているので煙っていてすいません』と言われました。
そのような訳で恵比寿を撮るどころではなかったので早めにお参りを済ませました。
それでも「御嶽神社」の内部が気になったので階段を昇って扁額と内部を撮ってみました。
これで「七福神めぐり」も残りの「西光寺」を巡るだけになりました(ホッ!)。
<西光寺(さいこうじ)>
「御嶽神社」を後に県道62号線に向かいました。
暫く歩くと見慣れた県道62号線に出たので目の前の「出雲大社入口」の信号を渡って右に進みます。
県道62号線を暫く歩いて細い道を左折して室川に架かる小さなを渡ると「西光寺」はありました。
山門は「西光寺」ではなく「井光寺」となっていました。
間違っていると思って後で調べたら、正確には「井光山(山号) 阿弥陀院(院号)西光寺(寺号)」と云うみたいでした。
本堂の前に梵字で書かれたご覧のような仏塔(?)がありました。
『一回まわすとお経を読んだことになる』と聞いたことがあるので無理かと思って遣ってみたら回りました。 ⇒ 少し感動してしまいました。
取り敢えず「西光寺」まで来れたお礼を兼ねて本堂でお参りをしました。
七福神の毘沙門天のスタンプを押してから、毘沙門天を撮ってみました。
毘沙門天の傍にご覧のような鐘楼があったので撮ってみました。
鐘楼が茅葺の屋根になっていて珍しかったので少し高い所から撮ってみることにしました。
墓地が高い所にあったので行ってみました。
途中、樹齢300年以上の市指定保存樹木の目通り周囲3.8mのイトヒバ(ひのき科)があったので撮ってみました。
墓地から鐘楼を撮ってみましたが、茅葺の屋根は中々良いですね! 左に写っているのが山門です。
これで「七福神めぐり」が終わったので県道62号線に戻って「桜土手古墳公園」を目指すことにしました。
県道62号線からは1本道なので小田急線と国道246号線を越えて行けば「桜土手古墳公園」に着ける筈です。
昼食は未だ食べていなかったので適当なお店で食べることにしました。
<桜土手古墳公園>
途中で昼食は食べましたが、西光寺から1時間20分位歩くと「桜土手古墳公園」の案内が出ていました。
交差点を右に曲がって10分位歩くと「桜土手古墳公園」が見えてきました。
こちらが秦野市立の「桜土手古墳展示館」入口です。
「桜土手古墳展示館」に入ると係りの人(職員?)が来て、パンフレットを渡してくれこちらが恐縮するぐらい丁寧に古墳の概要や出土品の説明をしてくれました。
・神奈川県内で最大規模の古墳群(35基)であること。
・古墳群は7世紀後半に造られたもので全て円墳であること。
・出土品には掘り出した古墳の名前が付いていること。 ⇒ 特に、24号墳の壺
以上、私が覚えたことです。
最後に写真を撮っても構わないので大いに宣伝して下さいとも言われました。
出土品の直刀、刀子、鉄鏃、耳環、切子玉、ガラス丸玉などです。
こちらは説明のあった円墳の模型です。
展示室の外に保存古墳や復原古墳が見えたので行ってみました。
保存古墳は6基あって小高い丘のようになっています。奥に見えるのが展示館です。
復原古墳もありました。
古墳と云うと大抵小高い丘になっているのですが復原古墳があるのは良いですね!
当然、古墳の中に入ってみましたが、内部はご覧のような状態でした。
公園のモニュメントを撮って「桜土手古墳公園」を後にしました。
<桜土手古墳公園から秦野駅へ>
公園から外に出ると「堀戸大橋」があって、その右手に宗教法人、ケーヨーD2が見えました。
何処かで見た風景かたと思ったら昨年7月に「
水無川ハイキング」で通った場所でした。
最終的に秦野駅に戻らなければならないので、渋沢駅に行くのは止めて水無川の河川敷を歩いて秦野駅に行くことにしました。
水無川を右に見ながらご覧のような河川敷を歩きますが、水無川だけあって水は殆ど流れていませんでした。
「中央こども公園」近くの対岸の土手に紅葉したドウダンツツジがあったのでアップで撮ってみました。
「桜土手古墳公園」から河川敷を20分位歩くと石文字がある「富士見大橋」に着きました。
橋の上からでないと石文字が判らないので「みずなし」を撮っていると、対岸にも「きぼう」の石文字があるのを発見しました。 ⇒ 少し嬉しい感じがしました。
更に河川敷を30分位歩くと秦野駅前の「まほろば大橋」に着きました。
橋の上の時計台で時間を確認すると時刻は15時50分になっていました。
早速、秦野駅北口の「名産センター」に行って「南まつだ村七福神と鶴亀まつり」のスタンプラリー完歩の記念品を貰うことにしました。
こちらは無料の台紙にスタンプを押したものです。右下に
祝完歩が押されています。尚、記念品は七福神が寶船に乗っている小さなストラップでした。
こちらは有料(500円)の厚手の台紙にスタンプを押したもので、記念品は下に敷いてある手拭でした。
記念品を貰ってから駅前の居酒屋で、完歩の記念品を眺めながら一杯遣ってロマンスカーに乗る時間調整をしました。
今回の「南まつだ村七福神と鶴亀まつり」は2日間(12/6、12/13)になってしまいましたが、完歩出来たので大変満足しています。
又、「桜土手古墳展示館」で丁寧に説明してくれた係りの人有難う御座いました。機会があればまた訪れてみたいと思っています。
尚、万歩計は22,000歩を越えていたので運動不足解消にもなりました。