5月24日(土)は昔の仕事仲間(男性4人、女性4人)と山行で鎌倉アルプスに行ってきました。
鎌倉アルプスは、天園ハイキングコースとも云われ初心者向きで、個人でも一昨年の10月に「鎌倉アルプス散策と花火見物」で来ています。
今回の歩程(約4時間)は次の通りです。
JR北鎌倉駅-明月院-建長寺-半僧坊-大平山-瑞泉寺-杉本寺-報国寺-JR鎌倉駅
<明月院>
国指定史跡の「明月院」は「アジサイ寺」として有名ですが、アジサイの見頃(6月中旬?~)には早かったのです取り敢えず行ってみました。
拝観口の手前の小さな橋にはウサギとカメがいて川の流れを覗いていました。
拝観料300円を払って境内に入ります。
貴重なアジサイが咲いていたのでアップで撮ってみました。
北條時頼公の墓所と廟所があったのですが廟所だけ撮って墓所は忘れてしまいました。 ⇒ これは喝!ですね!
本堂(方丈)の中は撮影禁止だったので外観を撮って境内を散策することにしました。
かなり古そうなお堂があったので撮ってみました。お堂の扁額は「宗猷堂」となっていました。
「開山堂(宗猷堂)」の説明板によると、『このお堂は禅興寺隆盛時代(1388年頃)明月院境内の中に建立されていた宗猷堂(そうゆうどう)を後に開山堂としたものである。』とありましが、宗猷堂が何のことなのか判りませんでした。
扉が開いていたので中を撮らせて頂きました。
これも説明板にによると、『堂内中央には建長寺開山蘭渓道隆(大覚禅師)の五代目の法孫で当院開山密室守厳禅師(1390年6月9日示寂)の木像、向かって左に最明寺・禅興寺・当院の歴代住持の位牌が祀られている。』とありましたが、中央の木像しか撮れていませんでした。 ⇒ これも喝!ですね!
開山堂の前に「花想い地蔵」がありました。このお地蔵さんはいつも季節の花を抱えているようです。
お地蔵さんの立て看板には、『人は離れしも はかない花の思い出の中に生きています 大切な人との別れ いとおしい物との別れ そんな時 ふと目に止まった花が どんなにか心を慰めてくれたことでしょうか いつくしみ深き花地蔵』と書いてありました。
枯山水庭園もあったのですがサツキ(?)が満開だったらもっと素晴らしかったかも知れませんね!?
「明月院」の境内散策を早々に済ませ「建長寺」に向かいました。
<建長寺>
総門の先にある受付で入山料(300円)を払い、その先にある高さ約30mの三門(重要文化財)を通って仏殿に向かいました。
仏殿(重要文化財)にはご本尊の地蔵菩薩像が祀ってあります。
2011年12月の「円覚寺と建長寺をぶらり(建長寺編)」で来た時は、ご本尊の地蔵菩薩像が上手く撮れていなかったので今日はリベンジで撮ってみました。
仏殿の奥にあるの法堂(重要文化財)を横に見ながら唐門(重要文化財)に向かいました。
唐門の左が「天園ハイキングコース」の入口になっていますが、取り敢えず「半僧坊」を目指します。
<半僧坊>
ご覧のような<指差し道標>があるのは珍しいですね!
<指差し道標>に従ってを暫く歩くとご覧のような急な階段が目の前に飛び込んできました。
いくつかの階段を登り、最後の階段から上に見える「半僧坊」を撮ってみました。
階段脇の天狗さんも撮ってみましたが最後の階段はかなり急ですね!
最後の階段をしんどそうに登る人達を撮ってみました。
階段の途中からいろいろなポーズを取った天狗さんがいたので撮ってみました。
階段を登り切ると左側に「富士見台」があったので行ってみました。
曇っていたのですがご覧のように遠くに富士山が微かに見えました。
取り敢えず富士山をアップで撮ってみました。
「富士見台」で富士山を見てから「半僧坊大権現」でお参りをしました。
「半僧坊」の云われは、禅師につき従っていた男が、薪採りや水汲み、食事の仕度をしていたので、「飯僧」と呼ばれ、後に「半僧坊」と呼ばれるようになったみたいです。
「半僧坊大権現」の地蔵堂には「勝上けん地蔵尊」が祀られているのですが、残念ながら現在は修理中でした。
お参りするのも妙なのでお参りはスキップして、地蔵堂横の急な石段を登って「勝上献展望台」に行くことにしました。
<勝上献展望台(海抜145.1m)>
「半僧坊」から急な石段を登り切ると直ぐに「勝上献展望台」に着きました。
「勝上献展望台」からの富士山の眺めもご覧のような状態でした。
取り敢えず眼下の建長寺と遠くに見える相模湾の眺望を撮って「大平山」に向かいました。
ここからは「天園ハイキングコース」の山道に入りますが『山の中にいる』実感がします。
<大平山への山道>
山道の途中にはロープが張ってある急な下りもあります。
根元が剥き出しになって倒れている大木は未だありました。
一昨年の「鎌倉アルプス散策と花火見物(前編)」で来た時は、根元が剥き出しになって倒れかけている大木だったのですが、ご覧のように根元の土は無くなっていて大木の上の方も綺麗に伐採されていました。
ご覧のような杉並木の山道を登り切るとハイキングコースの中で最も標高の高い「大平山」に着きます。
<大平山(150m)>
「半僧坊」から約45分程で「大平山」の山頂に着きました。
山頂から広場の方を撮ってみました。左手の茂み奥に鎌倉CCのクラブハウスがあります。
「大平山」の岩場を慎重に降りて広場から振り返って山頂を撮ってみました。
「大平山」の広場で少し遅い昼食を取ることになりました。
広場とは云え海抜150mの麓にあるので遮る物がないと風が吹き抜け少し寒い位でした。
昼食を食べてから背後に聳える「大平山」を再度撮って「瑞泉寺」に向かいました。
「大平山」からの山道は下りになるので楽なハイキングになります。
<瑞泉寺への山道>
鎌倉CCを左に見ながら山道を暫く歩くと打ち下ろしのティーグラウンドが目の前にありました。
遠くにランドマークタワーが見えたのでアップで撮ってみました。
一昨年来たときは「天園峠の茶屋」で小休憩をしたのですが今回は素通りします。
ここからは、一昨年の「鎌倉アルプス散策と花火見物(前編)」で見つけられなかった「貝吹地蔵」を探しながら山道を下ることにしました。
「天園峠の茶屋」から山道を15分位下ると山道の左崖の上の方に「貝吹地蔵」の石柱を見つけました。
下りの山道なので下ばかり見ていては「貝吹地蔵」は見つけられなかった筈ですね!
「貝吹地蔵」は、『元弘3年(1333年)の新田義貞の鎌倉攻めで、東勝寺で自害した北条高時の首を、新田軍に渡していけないと逃げ回っていると、お地蔵が現れて貝を吹き鳴らしながら瑞泉寺の裏山に案内してくれ、高時の首を無事埋葬することが出来た。』と云う伝説から名前が付けられたみたいです。
1年半ぶりに「貝吹地蔵」を見つけることが出来たのでアップで撮ってみました。
「瑞泉寺」まで約0.4kmのところに遣って来ました。天園ハイキングコースの道標もご覧のように整備されていて道に迷うことはありません。
一昨年の「鎌倉アルプス散策と花火見物(前編)」で来た時は、道標<瑞泉寺→>は手書きでした(今でも手書きの道標は残っていました)。
<瑞泉寺>
「大平山」からは約50分程で「瑞泉寺」に着きました。拝観料(200円)を払って境内に入ります。
尚、「瑞泉寺」は、一昨年の「鎌倉アルプス散策と花火見物(後編)」でも立ち寄っているので前回見落としたところを重点的に見て回りました。
勝手に付けた名前ですが、左の石段が男坂、右の石段が女坂でどちらの石段からでも山門に行けますが、当然、女坂の石段で山門に向かいました。
今日の山門には『日々に色かはりゆく新樹かな』(虚子)の句が掛けてありました。
山門を通って本堂に向かいお参りをしてから天女洞に向かいました。
正面の岩盤に彫った大きな洞が天女洞で、手前には池があるので天女洞は修業の場所だったのかも知れませんね!? ⇒ 案内には『水月観の道場』と記されていましたが、水月観は?
天女洞の内部はご覧のようになっているので、ここで坐禅をしていたのかも知れませんね!?
「瑞泉寺」には鐘楼もあったのですが、案内には錦屏晩鐘となっていましたが、錦屏晩鐘も?
水月観や錦屏晩鐘が気になっていましたが「瑞泉寺」を後に「杉本寺」に行くことになりました。
⇒ 行く途中にある鎌倉宮は皆さん行ったことがあるので今回はパスしました。
<杉本寺>
「杉本寺」は、県道204号線に出てから金沢八景方面に暫く歩くと左手にありました。「瑞泉寺」からは約25分程で着きました。拝観料200円を払って境内に入ります。
「杉本寺」は三体の十一面観音菩薩をご本尊とする鎌倉・坂東三十三観世音霊場第一番札所の鎌倉最古の寺院みたいです。
取り敢えず弁天尊を祀ってある弁天堂に行ってお参りをしました。
弁天堂の脇にしめ縄が張ってある由緒ありそうな池があったので撮ってみました。
本堂に行く「苔の階段」は、本堂の屋根茅葺き替え工事(2013年10月28日~)の材料搬入の為に閉鎖されていました。
本堂はご覧のように工事中でしたが本堂内は拝観(撮影禁止)出来ました。
本堂内の代わりに本堂の脇にあった地蔵尊(奥)と五輪塔群(手前)を撮ってみました。
「杉本寺」を後に県道204号線に戻り、金沢八景方面に歩いて「竹の庭 報国寺」に行くことになりました。
<報国寺(竹寺)>
「杉本寺」からは約25分程で「報国寺」に着きましたが、「報国寺」は若い女性グループやカップルで賑わっていました。
山門をくぐって右側の石段を登ると本尊の釈迦如来坐像が祀られている本堂がありました。扁額は「報国禅寺」となっていました。
お参りをしてから本堂の左手にある「竹の庭」の受付に行きました。
「竹の庭」拝観料は200円、抹茶券付きだと500円ですが、山行の仲間にはお茶を嗜む人はいないので無条件で200円になりました。 ⇒ このブログを見たら怒られてしまうかも知れませんね!
「竹の庭」は約二千本の孟宗竹が植えてある素晴らしい竹林の庭なので心が癒されます。
若い女性グループやカップルが多い理由が判りました。
竹林だけでなく本堂の裏にある枯山水の中庭も中々見事でした。
「報国寺」の山門の前で山行の記念写真を撮って「報国寺」を後にしました。
「報国寺」からは、県道204号線を鎌倉方面に戻り若宮大路(県道21号線)を通ってJR鎌倉駅に向かいました。
今日の山行の反省会の会場(居酒屋)は、鎌倉駅前にはなさそうなので乗り換え駅にもなっている大船駅東口の七福水産(個人的には何回か来ています)になりました。
今回の山行は、初心者向きのハイキングコースで少し物足りなかったのですが、「半僧坊」のお参りできたこと、1年半ぶりに「貝吹地蔵」を見つけられたこと、「報国寺(竹寺)」で素晴らしい竹林を見ることが出来たこと等で満足しています。
尚、万歩計は24,000歩を超えていました。
鎌倉アルプスは、天園ハイキングコースとも云われ初心者向きで、個人でも一昨年の10月に「鎌倉アルプス散策と花火見物」で来ています。
今回の歩程(約4時間)は次の通りです。
JR北鎌倉駅-明月院-建長寺-半僧坊-大平山-瑞泉寺-杉本寺-報国寺-JR鎌倉駅
<明月院>
国指定史跡の「明月院」は「アジサイ寺」として有名ですが、アジサイの見頃(6月中旬?~)には早かったのです取り敢えず行ってみました。
拝観口の手前の小さな橋にはウサギとカメがいて川の流れを覗いていました。
拝観料300円を払って境内に入ります。
貴重なアジサイが咲いていたのでアップで撮ってみました。
北條時頼公の墓所と廟所があったのですが廟所だけ撮って墓所は忘れてしまいました。 ⇒ これは喝!ですね!
本堂(方丈)の中は撮影禁止だったので外観を撮って境内を散策することにしました。
かなり古そうなお堂があったので撮ってみました。お堂の扁額は「宗猷堂」となっていました。
「開山堂(宗猷堂)」の説明板によると、『このお堂は禅興寺隆盛時代(1388年頃)明月院境内の中に建立されていた宗猷堂(そうゆうどう)を後に開山堂としたものである。』とありましが、宗猷堂が何のことなのか判りませんでした。
扉が開いていたので中を撮らせて頂きました。
これも説明板にによると、『堂内中央には建長寺開山蘭渓道隆(大覚禅師)の五代目の法孫で当院開山密室守厳禅師(1390年6月9日示寂)の木像、向かって左に最明寺・禅興寺・当院の歴代住持の位牌が祀られている。』とありましたが、中央の木像しか撮れていませんでした。 ⇒ これも喝!ですね!
開山堂の前に「花想い地蔵」がありました。このお地蔵さんはいつも季節の花を抱えているようです。
お地蔵さんの立て看板には、『人は離れしも はかない花の思い出の中に生きています 大切な人との別れ いとおしい物との別れ そんな時 ふと目に止まった花が どんなにか心を慰めてくれたことでしょうか いつくしみ深き花地蔵』と書いてありました。
枯山水庭園もあったのですがサツキ(?)が満開だったらもっと素晴らしかったかも知れませんね!?
「明月院」の境内散策を早々に済ませ「建長寺」に向かいました。
<建長寺>
総門の先にある受付で入山料(300円)を払い、その先にある高さ約30mの三門(重要文化財)を通って仏殿に向かいました。
仏殿(重要文化財)にはご本尊の地蔵菩薩像が祀ってあります。
2011年12月の「円覚寺と建長寺をぶらり(建長寺編)」で来た時は、ご本尊の地蔵菩薩像が上手く撮れていなかったので今日はリベンジで撮ってみました。
仏殿の奥にあるの法堂(重要文化財)を横に見ながら唐門(重要文化財)に向かいました。
唐門の左が「天園ハイキングコース」の入口になっていますが、取り敢えず「半僧坊」を目指します。
<半僧坊>
ご覧のような<指差し道標>があるのは珍しいですね!
<指差し道標>に従ってを暫く歩くとご覧のような急な階段が目の前に飛び込んできました。
いくつかの階段を登り、最後の階段から上に見える「半僧坊」を撮ってみました。
階段脇の天狗さんも撮ってみましたが最後の階段はかなり急ですね!
最後の階段をしんどそうに登る人達を撮ってみました。
階段の途中からいろいろなポーズを取った天狗さんがいたので撮ってみました。
階段を登り切ると左側に「富士見台」があったので行ってみました。
曇っていたのですがご覧のように遠くに富士山が微かに見えました。
取り敢えず富士山をアップで撮ってみました。
「富士見台」で富士山を見てから「半僧坊大権現」でお参りをしました。
「半僧坊」の云われは、禅師につき従っていた男が、薪採りや水汲み、食事の仕度をしていたので、「飯僧」と呼ばれ、後に「半僧坊」と呼ばれるようになったみたいです。
「半僧坊大権現」の地蔵堂には「勝上けん地蔵尊」が祀られているのですが、残念ながら現在は修理中でした。
お参りするのも妙なのでお参りはスキップして、地蔵堂横の急な石段を登って「勝上献展望台」に行くことにしました。
<勝上献展望台(海抜145.1m)>
「半僧坊」から急な石段を登り切ると直ぐに「勝上献展望台」に着きました。
「勝上献展望台」からの富士山の眺めもご覧のような状態でした。
取り敢えず眼下の建長寺と遠くに見える相模湾の眺望を撮って「大平山」に向かいました。
ここからは「天園ハイキングコース」の山道に入りますが『山の中にいる』実感がします。
<大平山への山道>
山道の途中にはロープが張ってある急な下りもあります。
根元が剥き出しになって倒れている大木は未だありました。
一昨年の「鎌倉アルプス散策と花火見物(前編)」で来た時は、根元が剥き出しになって倒れかけている大木だったのですが、ご覧のように根元の土は無くなっていて大木の上の方も綺麗に伐採されていました。
ご覧のような杉並木の山道を登り切るとハイキングコースの中で最も標高の高い「大平山」に着きます。
<大平山(150m)>
「半僧坊」から約45分程で「大平山」の山頂に着きました。
山頂から広場の方を撮ってみました。左手の茂み奥に鎌倉CCのクラブハウスがあります。
「大平山」の岩場を慎重に降りて広場から振り返って山頂を撮ってみました。
「大平山」の広場で少し遅い昼食を取ることになりました。
広場とは云え海抜150mの麓にあるので遮る物がないと風が吹き抜け少し寒い位でした。
昼食を食べてから背後に聳える「大平山」を再度撮って「瑞泉寺」に向かいました。
「大平山」からの山道は下りになるので楽なハイキングになります。
<瑞泉寺への山道>
鎌倉CCを左に見ながら山道を暫く歩くと打ち下ろしのティーグラウンドが目の前にありました。
遠くにランドマークタワーが見えたのでアップで撮ってみました。
一昨年来たときは「天園峠の茶屋」で小休憩をしたのですが今回は素通りします。
ここからは、一昨年の「鎌倉アルプス散策と花火見物(前編)」で見つけられなかった「貝吹地蔵」を探しながら山道を下ることにしました。
「天園峠の茶屋」から山道を15分位下ると山道の左崖の上の方に「貝吹地蔵」の石柱を見つけました。
下りの山道なので下ばかり見ていては「貝吹地蔵」は見つけられなかった筈ですね!
「貝吹地蔵」は、『元弘3年(1333年)の新田義貞の鎌倉攻めで、東勝寺で自害した北条高時の首を、新田軍に渡していけないと逃げ回っていると、お地蔵が現れて貝を吹き鳴らしながら瑞泉寺の裏山に案内してくれ、高時の首を無事埋葬することが出来た。』と云う伝説から名前が付けられたみたいです。
1年半ぶりに「貝吹地蔵」を見つけることが出来たのでアップで撮ってみました。
「瑞泉寺」まで約0.4kmのところに遣って来ました。天園ハイキングコースの道標もご覧のように整備されていて道に迷うことはありません。
一昨年の「鎌倉アルプス散策と花火見物(前編)」で来た時は、道標<瑞泉寺→>は手書きでした(今でも手書きの道標は残っていました)。
<瑞泉寺>
「大平山」からは約50分程で「瑞泉寺」に着きました。拝観料(200円)を払って境内に入ります。
尚、「瑞泉寺」は、一昨年の「鎌倉アルプス散策と花火見物(後編)」でも立ち寄っているので前回見落としたところを重点的に見て回りました。
勝手に付けた名前ですが、左の石段が男坂、右の石段が女坂でどちらの石段からでも山門に行けますが、当然、女坂の石段で山門に向かいました。
今日の山門には『日々に色かはりゆく新樹かな』(虚子)の句が掛けてありました。
山門を通って本堂に向かいお参りをしてから天女洞に向かいました。
正面の岩盤に彫った大きな洞が天女洞で、手前には池があるので天女洞は修業の場所だったのかも知れませんね!? ⇒ 案内には『水月観の道場』と記されていましたが、水月観は?
天女洞の内部はご覧のようになっているので、ここで坐禅をしていたのかも知れませんね!?
「瑞泉寺」には鐘楼もあったのですが、案内には錦屏晩鐘となっていましたが、錦屏晩鐘も?
水月観や錦屏晩鐘が気になっていましたが「瑞泉寺」を後に「杉本寺」に行くことになりました。
⇒ 行く途中にある鎌倉宮は皆さん行ったことがあるので今回はパスしました。
<杉本寺>
「杉本寺」は、県道204号線に出てから金沢八景方面に暫く歩くと左手にありました。「瑞泉寺」からは約25分程で着きました。拝観料200円を払って境内に入ります。
「杉本寺」は三体の十一面観音菩薩をご本尊とする鎌倉・坂東三十三観世音霊場第一番札所の鎌倉最古の寺院みたいです。
取り敢えず弁天尊を祀ってある弁天堂に行ってお参りをしました。
弁天堂の脇にしめ縄が張ってある由緒ありそうな池があったので撮ってみました。
本堂に行く「苔の階段」は、本堂の屋根茅葺き替え工事(2013年10月28日~)の材料搬入の為に閉鎖されていました。
本堂はご覧のように工事中でしたが本堂内は拝観(撮影禁止)出来ました。
本堂内の代わりに本堂の脇にあった地蔵尊(奥)と五輪塔群(手前)を撮ってみました。
「杉本寺」を後に県道204号線に戻り、金沢八景方面に歩いて「竹の庭 報国寺」に行くことになりました。
<報国寺(竹寺)>
「杉本寺」からは約25分程で「報国寺」に着きましたが、「報国寺」は若い女性グループやカップルで賑わっていました。
山門をくぐって右側の石段を登ると本尊の釈迦如来坐像が祀られている本堂がありました。扁額は「報国禅寺」となっていました。
お参りをしてから本堂の左手にある「竹の庭」の受付に行きました。
「竹の庭」拝観料は200円、抹茶券付きだと500円ですが、山行の仲間にはお茶を嗜む人はいないので無条件で200円になりました。 ⇒ このブログを見たら怒られてしまうかも知れませんね!
「竹の庭」は約二千本の孟宗竹が植えてある素晴らしい竹林の庭なので心が癒されます。
若い女性グループやカップルが多い理由が判りました。
竹林だけでなく本堂の裏にある枯山水の中庭も中々見事でした。
「報国寺」の山門の前で山行の記念写真を撮って「報国寺」を後にしました。
「報国寺」からは、県道204号線を鎌倉方面に戻り若宮大路(県道21号線)を通ってJR鎌倉駅に向かいました。
今日の山行の反省会の会場(居酒屋)は、鎌倉駅前にはなさそうなので乗り換え駅にもなっている大船駅東口の七福水産(個人的には何回か来ています)になりました。
今回の山行は、初心者向きのハイキングコースで少し物足りなかったのですが、「半僧坊」のお参りできたこと、1年半ぶりに「貝吹地蔵」を見つけられたこと、「報国寺(竹寺)」で素晴らしい竹林を見ることが出来たこと等で満足しています。
尚、万歩計は24,000歩を超えていました。