飲んでもブログ

飲んでいる時に付けたタイトルで間違いではありません。
趣味は山登りやハイキングとDVD映画の収集です。

山行:鎌倉アルプス

2014年05月25日 | Weblog
 5月24日(土)は昔の仕事仲間(男性4人、女性4人)と山行で鎌倉アルプスに行ってきました。
 鎌倉アルプスは、天園ハイキングコースとも云われ初心者向きで、個人でも一昨年の10月に「鎌倉アルプス散策と花火見物」で来ています。
 今回の歩程(約4時間)は次の通りです。
 JR北鎌倉駅-明月院-建長寺-半僧坊-大平山-瑞泉寺-杉本寺-報国寺-JR鎌倉駅

<明月院>

 国指定史跡の「明月院」は「アジサイ寺」として有名ですが、アジサイの見頃(6月中旬?~)には早かったのです取り敢えず行ってみました。


 拝観口の手前の小さな橋にはウサギとカメがいて川の流れを覗いていました。
 拝観料300円を払って境内に入ります。




 貴重なアジサイが咲いていたのでアップで撮ってみました。


 北條時頼公の墓所と廟所があったのですが廟所だけ撮って墓所は忘れてしまいました。 ⇒ これは喝!ですね!


 本堂(方丈)の中は撮影禁止だったので外観を撮って境内を散策することにしました。


 かなり古そうなお堂があったので撮ってみました。お堂の扁額は「宗猷堂」となっていました。
 「開山堂(宗猷堂)」の説明板によると、『このお堂は禅興寺隆盛時代(1388年頃)明月院境内の中に建立されていた宗猷堂(そうゆうどう)を後に開山堂としたものである。』とありましが、宗猷堂が何のことなのか判りませんでした。


 扉が開いていたので中を撮らせて頂きました。
 これも説明板にによると、『堂内中央には建長寺開山蘭渓道隆(大覚禅師)の五代目の法孫で当院開山密室守厳禅師(1390年6月9日示寂)の木像、向かって左に最明寺・禅興寺・当院の歴代住持の位牌が祀られている。』とありましたが、中央の木像しか撮れていませんでした。 ⇒ これも喝!ですね!


 開山堂の前に「花想い地蔵」がありました。このお地蔵さんはいつも季節の花を抱えているようです。
 お地蔵さんの立て看板には、『人は離れしも はかない花の思い出の中に生きています 大切な人との別れ いとおしい物との別れ そんな時 ふと目に止まった花が どんなにか心を慰めてくれたことでしょうか  いつくしみ深き花地蔵』と書いてありました。


 枯山水庭園もあったのですがサツキ(?)が満開だったらもっと素晴らしかったかも知れませんね!?
 「明月院」の境内散策を早々に済ませ「建長寺」に向かいました。

<建長寺>

 総門の先にある受付で入山料(300円)を払い、その先にある高さ約30mの三門(重要文化財)を通って仏殿に向かいました。


 仏殿(重要文化財)にはご本尊の地蔵菩薩像が祀ってあります。


 2011年12月の「円覚寺と建長寺をぶらり(建長寺編)」で来た時は、ご本尊の地蔵菩薩像が上手く撮れていなかったので今日はリベンジで撮ってみました。


 仏殿の奥にあるの法堂(重要文化財)を横に見ながら唐門(重要文化財)に向かいました。


 唐門の左が「天園ハイキングコース」の入口になっていますが、取り敢えず「半僧坊」を目指します。

<半僧坊>

 ご覧のような<指差し道標>があるのは珍しいですね!


 <指差し道標>に従ってを暫く歩くとご覧のような急な階段が目の前に飛び込んできました。


 いくつかの階段を登り、最後の階段から上に見える「半僧坊」を撮ってみました。


 階段脇の天狗さんも撮ってみましたが最後の階段はかなり急ですね!


 最後の階段をしんどそうに登る人達を撮ってみました。




 階段の途中からいろいろなポーズを取った天狗さんがいたので撮ってみました。


 階段を登り切ると左側に「富士見台」があったので行ってみました。
 曇っていたのですがご覧のように遠くに富士山が微かに見えました。


 取り敢えず富士山をアップで撮ってみました。


 

 「富士見台」で富士山を見てから「半僧坊大権現」でお参りをしました。
 「半僧坊」の云われは、禅師につき従っていた男が、薪採りや水汲み、食事の仕度をしていたので、「飯僧」と呼ばれ、後に「半僧坊」と呼ばれるようになったみたいです。




 「半僧坊大権現」の地蔵堂には「勝上けん地蔵尊」が祀られているのですが、残念ながら現在は修理中でした。


 お参りするのも妙なのでお参りはスキップして、地蔵堂横の急な石段を登って「勝上献展望台」に行くことにしました。

<勝上献展望台(海抜145.1m)>

 「半僧坊」から急な石段を登り切ると直ぐに「勝上献展望台」に着きました。


 「勝上献展望台」からの富士山の眺めもご覧のような状態でした。


 取り敢えず眼下の建長寺と遠くに見える相模湾の眺望を撮って「大平山」に向かいました。
 ここからは「天園ハイキングコース」の山道に入りますが『山の中にいる』実感がします。

<大平山への山道>

 山道の途中にはロープが張ってある急な下りもあります。


 根元が剥き出しになって倒れている大木は未だありました。
 一昨年の「鎌倉アルプス散策と花火見物(前編)」で来た時は、根元が剥き出しになって倒れかけている大木だったのですが、ご覧のように根元の土は無くなっていて大木の上の方も綺麗に伐採されていました。


 ご覧のような杉並木の山道を登り切るとハイキングコースの中で最も標高の高い「大平山」に着きます。
 
<大平山(150m)>

 「半僧坊」から約45分程で「大平山」の山頂に着きました。
 山頂から広場の方を撮ってみました。左手の茂み奥に鎌倉CCのクラブハウスがあります。


 「大平山」の岩場を慎重に降りて広場から振り返って山頂を撮ってみました。


 「大平山」の広場で少し遅い昼食を取ることになりました。
 広場とは云え海抜150mの麓にあるので遮る物がないと風が吹き抜け少し寒い位でした。


 昼食を食べてから背後に聳える「大平山」を再度撮って「瑞泉寺」に向かいました。
 「大平山」からの山道は下りになるので楽なハイキングになります。
 
<瑞泉寺への山道>

 鎌倉CCを左に見ながら山道を暫く歩くと打ち下ろしのティーグラウンドが目の前にありました。


 遠くにランドマークタワーが見えたのでアップで撮ってみました。


 一昨年来たときは「天園峠の茶屋」で小休憩をしたのですが今回は素通りします。
 ここからは、一昨年の「鎌倉アルプス散策と花火見物(前編)」で見つけられなかった「貝吹地蔵」を探しながら山道を下ることにしました。


 「天園峠の茶屋」から山道を15分位下ると山道の左崖の上の方に「貝吹地蔵」の石柱を見つけました。
 下りの山道なので下ばかり見ていては「貝吹地蔵」は見つけられなかった筈ですね!


 「貝吹地蔵」は、『元弘3年(1333年)の新田義貞の鎌倉攻めで、東勝寺で自害した北条高時の首を、新田軍に渡していけないと逃げ回っていると、お地蔵が現れて貝を吹き鳴らしながら瑞泉寺の裏山に案内してくれ、高時の首を無事埋葬することが出来た。』と云う伝説から名前が付けられたみたいです。


 1年半ぶりに「貝吹地蔵」を見つけることが出来たのでアップで撮ってみました。


 「瑞泉寺」まで約0.4kmのところに遣って来ました。天園ハイキングコースの道標もご覧のように整備されていて道に迷うことはありません。
 一昨年の「鎌倉アルプス散策と花火見物(前編)」で来た時は、道標<瑞泉寺>は手書きでした(今でも手書きの道標は残っていました)。

<瑞泉寺>

 「大平山」からは約50分程で「瑞泉寺」に着きました。拝観料(200円)を払って境内に入ります。
 尚、「瑞泉寺」は、一昨年の「鎌倉アルプス散策と花火見物(後編)」でも立ち寄っているので前回見落としたところを重点的に見て回りました。


 勝手に付けた名前ですが、左の石段が男坂、右の石段が女坂でどちらの石段からでも山門に行けますが、当然、女坂の石段で山門に向かいました。


 今日の山門には『日々に色かはりゆく新樹かな』(虚子)の句が掛けてありました。


 山門を通って本堂に向かいお参りをしてから天女洞に向かいました。


 正面の岩盤に彫った大きな洞が天女洞で、手前には池があるので天女洞は修業の場所だったのかも知れませんね!? ⇒ 案内には『水月観の道場』と記されていましたが、水月観は?


 天女洞の内部はご覧のようになっているので、ここで坐禅をしていたのかも知れませんね!?


 「瑞泉寺」には鐘楼もあったのですが、案内には錦屏晩鐘となっていましたが、錦屏晩鐘も?
 水月観や錦屏晩鐘が気になっていましたが「瑞泉寺」を後に「杉本寺」に行くことになりました。
 ⇒ 行く途中にある鎌倉宮は皆さん行ったことがあるので今回はパスしました。

<杉本寺>

 「杉本寺」は、県道204号線に出てから金沢八景方面に暫く歩くと左手にありました。「瑞泉寺」からは約25分程で着きました。拝観料200円を払って境内に入ります。
 「杉本寺」は三体の十一面観音菩薩をご本尊とする鎌倉・坂東三十三観世音霊場第一番札所の鎌倉最古の寺院みたいです。


 取り敢えず弁天尊を祀ってある弁天堂に行ってお参りをしました。


 弁天堂の脇にしめ縄が張ってある由緒ありそうな池があったので撮ってみました。


 本堂に行く「苔の階段」は、本堂の屋根茅葺き替え工事(2013年10月28日~)の材料搬入の為に閉鎖されていました。


 本堂はご覧のように工事中でしたが本堂内は拝観(撮影禁止)出来ました。


 本堂内の代わりに本堂の脇にあった地蔵尊(奥)と五輪塔群(手前)を撮ってみました。
 「杉本寺」を後に県道204号線に戻り、金沢八景方面に歩いて「竹の庭 報国寺」に行くことになりました。

<報国寺(竹寺)>

 「杉本寺」からは約25分程で「報国寺」に着きましたが、「報国寺」は若い女性グループやカップルで賑わっていました。


 山門をくぐって右側の石段を登ると本尊の釈迦如来坐像が祀られている本堂がありました。扁額は「報国禅寺」となっていました。
 お参りをしてから本堂の左手にある「竹の庭」の受付に行きました。
 「竹の庭」拝観料は200円、抹茶券付きだと500円ですが、山行の仲間にはお茶を嗜む人はいないので無条件で200円になりました。 ⇒ このブログを見たら怒られてしまうかも知れませんね!




 「竹の庭」は約二千本の孟宗竹が植えてある素晴らしい竹林の庭なので心が癒されます。
 若い女性グループやカップルが多い理由が判りました。




 竹林だけでなく本堂の裏にある枯山水の中庭も中々見事でした。
 「報国寺」の山門の前で山行の記念写真を撮って「報国寺」を後にしました。
 「報国寺」からは、県道204号線を鎌倉方面に戻り若宮大路(県道21号線)を通ってJR鎌倉駅に向かいました。

 今日の山行の反省会の会場(居酒屋)は、鎌倉駅前にはなさそうなので乗り換え駅にもなっている大船駅東口の七福水産(個人的には何回か来ています)になりました。

 今回の山行は、初心者向きのハイキングコースで少し物足りなかったのですが、「半僧坊」のお参りできたこと、1年半ぶりに「貝吹地蔵」を見つけられたこと、「報国寺(竹寺)」で素晴らしい竹林を見ることが出来たこと等で満足しています。
 尚、万歩計は24,000歩を超えていました。
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大和/ふれあいの森・泉の森をぶらり

2014年05月18日 | Weblog
 日曜はいつも運動不足解消も兼ねて境川の遊歩道を散歩するのですが、5月18日(日)は今週(24日)の山行の慣らし歩きも兼ねて、久しぶりに地元の「ふれあいの森・泉の森」に行ってみました。
 「ふれあいの森・泉の森」は大和駅から15分位で行けますが、昨年(2月3日)の「大和ふれあいの森・泉の森」に行って以来になります。この時期にはあまり行ったことがないのでどんな草花が咲いているのか楽しみです。
 尚、その前は、一昨年(11月18日)の「大和ふれあいの森で紅葉探し」で行っています。


 「ガイドマップ」によると中央の青い道路(東名高速道路)の左側が「ふれあいの森」、右側が「泉の森」になります。尚、「泉の森」の中央の茶色の道路が国道246号線です。

<ふれあいの森>

 「親水広場」にある風車は今日も元気に回っていました。




 引地川にカルガモが戯れていたので中村橋の橋の上から撮ってみました。


 早速、季節の色々な草花が咲いていそうな「緑の見本園」に行ってみることにしました。


 ご覧のようなパンジー(?)畑があったのですが花の見頃は少し過ぎていました。






 それでも黄色以外にアップに耐えられそうなパンジーが咲いていたのでアップで撮ってみました。


 パンジー畑の隣りのフェンスにクレマチス(?)が咲いていて写真を撮っている人がいたので私も撮ってみました。






 こちらのクレマチスは虫に食べられて花に穴が空いていました。






 虫に食べられていないクレマチスの花をアップで撮ってみました。


 クレマチスを撮ってからバラ園に行ってみましたが、ここのバラ園は日当たりが悪い所為か花を沢山付けたバラは咲いていませんでした。
 バラ園の脇に、この時期には珍しい紅葉しているモミジ(?)があったので代わりに撮ってみました。






 ここでもアップに耐えられそうなチャールストンや乾杯のバラを撮ってみました。


 バラ園の近くにあった熊野神社に行って参拝をしました。


 熊野神社へはバラ園から直接拝殿に行ってしまったので、帰りは急な階段を降りて鳥居を逆に通ってしまうことになってしまいました。 ⇒ 参拝の効果は薄れてしまったかも?
 ここから引地川沿いに出て「泉の森」に向かことになります。
 

 引地川にかかる橋の傍に「台湾亭あずまや」があるので何時ものように立ち寄ってみました。


 引地川を左に見ながら東名高速道路のトンネルをくぐって暫く歩くと、引地川に向けてカメラを構えている人達が集まっていました。
 いつもは「泉の森」の「しらかしの池」の近くにいるのですが、今日はこんなところまで出張していました。


 思わず私も引地川を撮ってみましたが、こんなところに鳥(カワセミ?)が飛んで来るのか疑ってしまいました。
 ⇒ 帰りも未だ人が集まっていましたが、いつもバードウッチングする人は辛抱強いと感心してしまいます。

<泉の森>

 「泉の森」に着いたので散策路から「しらかしの池」の全体を撮ってみました。
 正面に見えるのが「ふれあいステージ」、その左手前に見えるのが「展望デッキ」です。


 取り敢えず、「しらかしの池」の散策路を時計回りに回って「展望デッキ」に行ってみることにしました。
 「展望デッキ」から先程入って来た「泉の森」の入口方面を撮ってみました。
 いつもなら「展望デッキ」の下辺りにカメラマンがいるのですが今日は出張していて見当たりませんでした。


 今度は、「展望デッキ」から「ふれあいステージ」を撮ってみました。


 「ふれあいステージ」に立ったのですが、周りに撮るものがなかったので「しらかしの池」の鯉を撮ってみました。


 「ふれあいステージ」の手前の石には『しらかしの池』と彫ってありました。
 これから近くにある「湿性植物園」に行ってみることにしました。




 「湿性植物園」にはご覧のような紫色と黄色のアヤメが咲いていたので場所を変えて撮ってみました。散策路にはアヤメを写生している人が大勢いました。
 ⇒ 絵心が無いので私には無理ですね!そんなことを考えていたらアヤメをアップで撮るのを忘れていました(すいません)。


 「緑のかけ橋」の近くにあった水車小屋を撮って「郷土民家園」まで足を延ばしてみることにしました。


 「郷土民家園」の出入口ですが、園内には旧小川家と旧高島家の民家(大和市指定重要有形文化財)が移築復元されています。






 旧小川家の外観と内部(土間と座敷)を撮ってみました。尚、旧小川家は江戸時代の中期(18世紀前半)に建てられたみたいです。


 次に、旧高島家の外観も撮ってみました。旧高島家は江戸時代の末期(19世紀中期)に建てられてみたいです。


 旧高島家の庭から旧小川家を撮ってみました。
 江戸時代には隣の家がこんな風に見えたのかも知れませんね!?


 「郷土民家園」を後に、再び散策路に戻って「緑のかけ橋」を渡ってみることにしました。


 「緑のかけ橋」の上から「しらかしの池」方面を撮ってみました。奥の方に「湿性植物園」のアヤメ畑が見えます。


 「緑のかけ橋」を渡ってから「しらかしの池」脇の散策路を戻っても良かったのですが、暫く山道を歩いてみることにしました。
 山道の途中に「東舟翁(とううしゅうおう)の碑」(右端)があったので行ってみました。
 山口寛一は、天保7年(1836)大和の上草柳村に生まれ、号は東舟と云ったそうです。
 案内板には、『山口寛一翁碑、東京大学の前身である昌平黌(しょうへいこう)で学び、西郷隆盛と勝海舟との会談場所設置などに奔走したと云われています。(途中省略)この碑は、大正10年に建立されました。』とありました。
 ⇒ 我が街大和市にも、この様な人がいたとは驚きで、新発見でもありました。


 「東舟翁の碑」を後に、散策路に出て「泉の森」と「ふれあいの森」を通って大和駅に戻ることにしました。
 途中、「熊野神社」の前の「ふれあい広場」ではバーベキューを遣っていてご覧のように賑やかだったので引地川越しに撮ってみました。 ⇒ 今日はかなりの人出で賑わっていました。

 お昼も食べていなかったので駅前の食事処でビールを飲みながら遅い昼食を取りました。
 今日の「大和/ふれあいの森・泉の森をぶらり」は、素晴らしいクレマチスやアヤメが見れたのと、「東舟翁の碑」の新しい発見が出来たのでそれなりに満足しています。
 但し、万歩計は13,000歩を超える程度だったので今週の山行の慣らし歩きになりませんでした。
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亀戸天神社をぶらり

2014年05月11日 | Weblog
 5月10日(土)に紫色の藤の花が見れるかと思って亀戸天神社に行ってきました。
 紫色の花は心が癒されるので個人的には大変好きな色です。先週(5月3日)の金時山ハイキング(金太郎コース)で見た紫色のミツバツツジも素晴らしかったです。
 亀戸天神社は「梅まつり」で有名ですがお参りするのは始めてですが、JR亀戸駅北口から蔵前通りに出れば神社の鳥居が見える筈です。
 
<香取神社>

 蔵前通りに出で蔵前方面に少し歩くと対面に鳥居が見えたので行ってみました。
 鳥居の柱には「香取神社参道」と書いてあって亀戸天神社ではないと判ったのですが取り敢えず行ってみることにしました。


 総門から香取神社の境内に入ります。香取神社は「スポーツ振興の神」としてスポーツの必勝祈願に訪れる人が多いみたいですよ!


 手水舎の手前に「亀戸大根之碑」がありました。
 説明板には『この辺りで大根づくりが始まったのは、文久年間(1861~64)の頃で、明治時代にかけて盛んに栽培されてきました。亀戸大根は、根が30cm程度の短い大根で、先がクサビ状にとがっているのが特長』と書いてありました。


 境内には、「勝守り」と「勝運」の立て札がありました。
 「勝運」の立て札には、『勝ち運の白星(境内の白石は、一回の参拝にひとつにてご利益がございます』と出ていました。




 取り敢えず拝殿でお参りをしました。


 拝殿に上る階段の右にご覧のような大国神と恵比寿神が置いてありました。


 大国神と恵比寿神の左肩に水を掛けてお祈りしている女性がいましたが、私は何処も痛くなかったので大国神と恵比寿神の全体に水を掛けて一年の無事と健康を祈願しました。
 香取神社を後に住宅地の中を通って亀戸天神社に行くことにしました。

<普門院>

住宅地を暫く歩くと、蔵前通りの手前に鬱蒼とした木々が生い茂った普門院がありました。普門院は真言宗智山派の寺院です。


 山門の手前に「伊藤左千夫の墓」の石柱があったので中に入ってみることにしました。


 本堂の手前もご覧のように木々が生い茂っていました。 ⇒ 手入れをしていないのですかね?


 本堂は補修しているような感じでしたが、取り敢えずお参りはしました。


 本堂にお参りした後で墓地に行って伊藤左千夫のお墓を探してみましたが、ご覧のように大きなお墓ではありませんでした。
 ところで、伊藤 左千夫(いとう さちお)は、歌人・小説家で「野菊の墓」が有名ですが、昔(高校時代?)は女性だと思っていました。
 普門院を後に亀戸天神社に向かいました。

<亀戸天神社>

 亀戸天神社は途中にあった東門からも入ることが出来たのですが、折角なので蔵前通りの正門から入ることにしました。


 早速、目の前の赤い大鳥居を撮ってみました。
 奥に見えるのが太鼓橋(男橋)で、その先にあるのが亀戸天神社の本殿です。


 太鼓橋(男橋)の上から本殿方面を撮ってみましたが、残念ながら紫色の藤棚を見つけることは出来ませんでした。
 その代わりにご覧のように東京スカイツリーは良く見えました。




 橋の上からからだと遮るものが無いので東京スカイツリーをアップで撮ってみました。


 太鼓橋(男橋)を渡ってから白い橋の手前にあった藤棚に行ってみることにしました。


 もう藤の見頃は過ぎているのですが所どころに藤の花は残っていました。


 紫色の色は褪せていましたが折角藤の花を見に来たのでアップで撮ってみました。


 太鼓橋(女橋)を渡ると左手に「五歳菅公像(ごさいかんこうぞう)」がありました。亀戸天神社の御祭神の菅原道真公の五歳の時の像みたいです。
 台座には、道真公が五歳の時に庭前の紅梅を詠んだ『美しや 紅の色なる 梅の花 あこが顔にも つけたくぞある』が刻まれていました。 ⇒ これを詠んだのが事実なら凄いことですね!?


 「五歳菅公像」の隣に、幸福を招く「鷽(うそ)の碑」も建っていました。左に建っているのが鷽(うそ)で、スズメ目アトリ科ウソ族の鳥類みたいです。 ⇒ 鷽(うそ)と云う名前が面白いですね!
 和名の由来は口笛を意味する古語「うそ」から来ていて、ヒーホーと口笛のような鳴き声を発することから名付けられたみたいです。




 取り敢えず拝殿でお参りを済ませます。


 拝殿の手前からも東京スカイツリーが見えたのでアップで撮ってみました。


 拝殿でお参りを済ませたので境内を回ってみることにしました。
 拝殿に行く前に渡った太鼓橋(女橋)を横から撮ってみました。


 散策路に由緒ありそうな「花園社(はなぞのしゃ)」があったので撮ってみました。
 新宿の花園神社と関係あるのかと思ったら、道真公の妻の宣来子(のぶきこ)の方と14人のお子様が祀られている社みたいでした。


 太鼓橋以外に朱色の橋があったので撮ってみました。




 朱色の橋だけでなく白い橋を撮っていたら池に鷺(?)がいたのでアップで撮ってみました。


 亀戸天神社の名前の通り池には沢山の亀がいて、泳いでいる亀を眺めている鷺もいました。




 戯れている亀がいたのでアップで撮ってみました。 ⇒ 2匹の亀は親子みたいな感じがしますね!?


 池の亀を見ながら散策路を暫く進むとご覧のような黄色い花を付けた藤が咲いていました。


 「キバナ藤」の名札が付いていたので藤と判りましたが、黄色の花を付けた藤は初めてなのでアップで撮ってみました。


 最後に赤い大鳥居をバックに太鼓橋(男橋)を撮って亀戸天神社を後にしました。
 そのまま帰るのももったいなかったので東京スカイツリーの絶景ポイントがありそうな横十間川(よこじゅっけんがわ)まで行ってみることにしました。


 横十間川に架かる栗原橋(くりはらばし)の近くから東京スカイツリーを撮ってみたのですがご覧のような状況だったので絶景ポイントを探すのは諦めました。
 近くに龍眼寺があったので行ってみることにしました。

<龍眼寺>

 取り敢えず龍眼寺の山門を撮ってみました。


 山門の脇に「萩寺史跡」の石柱があったので萩で有名なお寺さんかも知れません。


 境内に入ると目の前に「地蔵堂」がありました。
 小ぶりの「地蔵堂」だったのですが、先週、金時山ハイキング(金太郎コース)の「地蔵堂」とは関係ないと思いますが一応撮ってみました。


 「地蔵堂」にお参りしてから先に進むと「ハナモモ」の名札が付いる木がありました。
 お花見の時期になると花桃は良く見かけます。
 花桃は、赤や白や桃色そして紅白咲き分の花が豪華で素晴らしいので名前だけは知っていましたが、花が咲いていない花桃を見たのは初めてでした。 ⇒ 花が咲いてないと判りませんよね!




 近くに寄ってみると花桃に小さな実が付いていたのでアップで撮ってみました。
 ⇒ 実が付いている花桃を見たのは初めなので感動しました。




 境内には、亀戸七福神の布袋尊を祀ってある「布袋堂」や不道明王を祀ってある「不動堂」もありました。


 最後に「本堂」にお参りしてから龍眼寺を後にしました。

<亀戸駅に向かう>

 河川工事をしている横十間川の河川敷を通って蔵前通りからJR亀戸駅に向かいました。


 帰りがけに、亀戸天神社の赤い大鳥居の手前にあった、『うなぎ・活魚・天ぷら 八べえ』の看板が気になっていたので入ってみました。
 店内に入ると空いていて座敷に座れたので、活魚と天ぷらをツマミに日本酒の獺祭(だっさい)を昼間から飲んでしまいました。昼食も食べていなかったので最後に看板メニューの鰻も頼んでしまいました。
 帰りはJR亀戸駅から総武線に乗って新宿から何時ものように小田急線の特急ロマンスカーで帰りました。
 
 今回の「亀戸天神社をぶらり」は、紫色の藤は見れなかったのですが、亀戸天神社の他に香取神社や龍眼寺等がお参り出来たのと、初めて黄色の藤(キバナ藤)や花桃の実を見ることが出来たので満足しています。
 尚、万歩計は12,000歩を超えていました。
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金時山ハイキング(金太郎コース)

2014年05月05日 | Weblog
 GWの5月3日(土)に久しぶりに金時山に登って来ました。
 金時山へは「金時登山口」や「公時神社入口」からは登ったことがあるので、今回は「地蔵堂」から行く「金太郎コース」で登ってみました。
 尚、歩程は以下の通りです。
 小田原駅-(大雄山線)-大雄山駅・関本バス停-(箱根登山バス)-地蔵堂-0:15-夕日の滝-1:30-夕日の滝分岐(猪鼻砦跡)-0:40-金時山-0:15-金時神社分岐-0:40-公時神社-0:15ー仙石バス停-(箱根登山バス)-小田原駅
 
<大雄山駅>

 バスに乗る迄に若干時間があったので大雄山駅前の熊に跨った金太郎さんを撮ってみました。背景の左には「金時山」と「夕日の滝」が描かれていました。
 関本バス停に来たバス(新松田駅始発?)はほぼ満席で途中の矢倉沢バス停までは座れませんでした。

<地蔵堂>



 海抜は415mのところにある終点の地蔵堂バス停に着きました。
 取り敢えず地蔵堂で無事に金時山まで行けるようにお祈りをします。


 昨年(11月9日)の「山行:矢倉岳ハイキング」の帰りに見た「みなみあしがらハイキングマップ」で金太郎コースを確認します。
 ハイキングマップによると金太郎コースの所要時間は3時間5分(地蔵堂-夕日の滝・キャンプ場-金時山-仙石愿)となっていました。


 早速、夕日の滝に向かうことにしました。

<夕日の滝に向かう>

 地蔵堂から舗装された道路を暫く歩いて振り向くと、木が四角形に植林された山の斜面が見えたので撮ってみました(珍しいですよね!)。


 途中、「金太郎生家跡地」の立て札があったので行ってみました。


 基礎石が少し見える程度で何もありませんでした。敷地の脇に素晴らしい八重桜が咲いていたので代わりに撮ってみました。


 ご覧のような棚田を左下に見ながら舗装された道路を進みます。


 道端の民家の庭先に珍しい黄色のツツジ(?)が咲いていたので失礼して撮らせて頂きました。


 地蔵堂から舗装された道路を20分位歩くと夕日の滝の駐車場近くにご覧のような案内板が出ていました。
 直進すれば金時山に行けますが、取り敢えず左に行って夕日の滝を見てからここに戻って来ることにしました。

<夕日の滝>

 夕日の滝広場の観光案内図で現在地を確認します。尚、夕日の滝広場はキャンプ場になっていてバンガローやテントが張ってありました。


 キャンプ場にある赤い橋を渡って右に行けば夕日の滝に行けそうです。


 赤い橋を渡ると目の前に「金太郎の力水」がありました。
 「金太郎の力水」の名前は、夕日の滝の水で産湯を使ったと云われている金太郎に因んで名付けられたようです。


 ご覧のような雑木林を通って夕日の滝に向かいます。


 雑木林を暫く歩くと夕日の滝に着きました。
 南足柄市指定文化財に指定されている落差23m、幅5mの夕日の滝を撮ってみました。




 夕日の滝の落下開始場所(滝口)と落下地点をアップで撮ってみました。
 又、滝の目の前なのでマイナスイオンで癒されてとても気持ちが良かったです。


 夕日の滝の落下地点が幻想的だったので更にアップで撮ってみました。


 夕日の滝で滝行(?)をしている若い人達(女性もいましたよ!)も見かけました。


 別の角度から夕日の滝を撮って夕日の滝の駐車場まで戻ることにしました。

<夕日の滝分岐を目指す>

 夕日の滝の駐車場近くの案内板まで戻って来ました。
 案内板を左折して登山道を暫く登るとご覧のような道標<金時山130分>が出ていました(ホッ!)。
 取り敢えず金時山に登る手前の夕日の滝分岐を目指すことにしました。




 夕日の滝に流れ込む沢を下に見ながらご覧のような登山道を登ります。


 登山道を道標から40分位登ると沢の脇ご覧のような道標がありました。
 左は沢を渡りますがそのまま金時山に行けますが、右は足柄峠を通って金時山に行くことになります。


 沢の置き石が少ないので少し不安にはなりますが、ここを渡るしかありませんよね!


 沢を渡ると今度は沢を右下に見ながらご覧のような杉林の登山道になります。
 これ以降、沢を何度か渡りながら登山道を登り夕日の滝分岐を目指します。


 登山道の途中にあった橋を渡ると足元に桜の花びらが沢山落ちていました。


 上を見上げるとご覧のように未だ桜が咲いていました。




 桜の太い幹から小枝が出ていてその先に今にも開花しそうな蕾があったのでアップで撮ってみました。
 ⇒ 幹が好きなのでまた撮ってしまいました(好きなものは仕方ありませんよね!)。




 登山道の道端にスミレや紫色のミツバツツジ(?)が咲いていたので撮ってみました。紫色の花は心が癒されるので良いですよね!
 ところで、ミツバツツジの花言葉は「節制」らしいのですがそんな感じはしませんよね!

<夕日の滝分岐(猪鼻砦跡)>

 夕日の滝の道標から1時間30分位で海抜962mの夕日の滝分岐(猪鼻砦跡)に着きました。
 切通しなのか風が強くて吹き飛ばされそうになってしまいました。
 天気が良ければここから眺める富士山は雄大で素晴らしいのですが曇っていて富士山はぼんやりとしか見えませんでした。
 ところで、夕日の滝分岐は御殿場側から眺めると猪の鼻の先端部の形に見えるので「猪鼻砦」と名付けられたみたいです。


 それでも富士山を撮ってから金時山に登る前の休憩も兼ねてここで遅い昼食を取ることにしました。


 富士山の代わりにベンチ石の前に咲いていたボケを見ながらの昼食になってしまいました。

 


 昼食を食べてからしつこく富士山をアップで撮ってみました(曇っていて上手く撮れていませんでした)。


 昼食も食べて一休みしたので金時山を目指しますが、道標には金時山まで40分で行けると出ていました。

<金時山>

 夕日の滝分岐からの登山道は最初はご覧のような広々とした道になっています。
 正面に見える山がこれから登る金時山ですが40分位で登れるのか少し不安になりました。


 ここにも紫色のミツバツツジが咲いていたので撮ってみました。


 登山道の途中に富士山の見晴台のような所があったのでここでも富士山を撮ってみました。


 夕日の滝分岐から10分位歩くとここからはご覧のようなかなり急な登山道にになります。


 登山道の途中には鳥居が建っていてその手前にベンチと金太郎と鯉のぼりが付いている道標<金時山30分>がありました。
 

 鳥居をくぐると金時山への本格的な登りが始まります。登山道の先の方には鉄梯子が見えていました。


 これが鳥居の先に見えた鉄梯子ですがかなり急な鉄梯子です。






 ロープや鎖、鉄梯子が架かっている登山道を登りますが、途中、崖のような危険な場所も登ります。しかも、鉄梯子の多い階段ばかりの登山道でした。
 ⇒ 最終的に登山道に架かっていた鉄梯子は10個位はあったかも知れませんね!?




 登山道の途中で、富士山や地蔵堂から歩き始めた時に背後に見えた四角形に植林された山の斜面が見えたので撮ってみました(結構、登って来た感じがします)。


 山頂手前の登山道には「まめさくら」が咲いていて今がちょうど見頃でした。






 うつむき加減の「まめさくら」をアップで撮ってみました。
 花言葉は「優れた美人」らしいのですが、ミツバツツジの「節制」とはえらい違いですね!


 海抜1,213mの金時山の山頂に着きましたが、鳥居から山頂に辿り着くまで1時間以上も架かってしまいました。
 残念ながら雲っていて今日も富士山を拝むことは出来ませんでした。
 尚、山頂には二つの茶屋があって、面白いことに金時茶屋は静岡県、金太郎茶屋は神奈川県に属しています。


 夕日の滝分岐と同じように金時山山頂も風が強かったので金太郎茶屋で喉を潤して早々に下山することにしました。


 「金時山周辺コース案内図」で現在地を確認して、下りは金時神社分岐から公時神社に向かうコースにしました。


 「金時山周辺コース案内図」からは金時神社分岐に着くまで25分近くも架かってしまいました。


 車道を横切ると公時神社はもう直ぐです。




 「金時宿り石」や「金時手鞠石」を撮りながら登山道を下って公時神社を目指します。

<公時神社>

 金時山山頂から公時神社に着くまでに2時間近くも架かってしまいました。 ⇒ 岩場を慎重に降り過ぎたせいかも知れませんね!?
 取り敢えず公時神社まで降りてこられたお礼をしました。


 金太郎のマサカリを撮って公時神社を後にして仙石バス停に向かいました。

 仙石バス停からは「小田原駅行」の箱根登山バスに乗れたのですが渋滞に巻き込まれ小田原駅に着くまでに1時間半以上も架かってしまいました(運良く座れたので助かりましたが疲れました)。
 小田原駅前の居酒屋で何時ものように飲みながら特急ロマンスカーに乗る時間を調整しました。

 今回の金時山ハイキングでは富士山の眺めは良くなかったのですが、金太郎コースは「夕陽の滝」が見れたのと登山道もスリルがあって面白かったので大変満足しています。
 尚、万歩計は24,000歩を超えていました。

 ところで、滝はマイナスイオンで癒されるので次は「滝めぐり」に挑戦しようと思っていますので乞うご期待を!
コメント
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