末日聖徒はエロヒムが天父なる神であり、ヤハウェ(エホバ)は御子イエス・キリストを指すと受けとめている。しかし、その理解は初めから首尾一貫してそうであったわけではなく、20世紀の初め1916年に「天父と御子に関する大管長と十二使徒による教義的解説」を公的に発表して以来、それに従って説かれるようになったのである。ボイド・カークランドはそれまでの経緯を5つの段階に分けている。 その五段階は次 . . . 本文を読む
1 疫病の信仰に与える影響 1/23
2 峠を越えたという感慨(日本の末日聖徒イエス・キリスト教会の教勢) 6/14
関連して「関東のステーク、再編成される」6/8
3 日本の末日聖徒に関するアンケート調査 10/23
4 末日聖徒が参考にする資料- - - 常々痛感すること 7/10
関連して「日本におけるMormon Studies (モ . . . 本文を読む
アルマ・O・テイラーは1901年H.J.グラントらと共に日本に来た最初の宣教師で、モルモン書の翻訳を監修し、8年間の滞在中伝道部長にもなった人物ですが、任期を終えて帰国する前に、中国を1カ月半にわたって調査のため訪問していました。 1910年1月1日伝道を解任されたテイラーは、アジアの国々を調べたいと大管長会に手紙を出して許可を得、教会が経費を負担して韓国を経由しF・ケインと共に中 . . . 本文を読む
12月8日、ジョン・L・ソレンソンが亡くなった。享年97歳。彼はBYUで人類学主任教授として、モルモン書と中米の地理関係を論じ、教会内で大きな影響を与え注目された。モルモン書の記述は中米の西岸に漂着し、地峡を挟んだ地域に広がったリーハイ一行とその子孫が活動した地域ではないか、という仮説を立てたことで知られる。 「モルモン書の古代アメリカの背景」(試訳)”An American S . . . 本文を読む
[クモラの丘] 末日聖徒の間で伝わる興味ある話に、クモラの丘あるいはその近辺にモルモン書にまつわる古代の品々 - - 要約される前の金属版や解訳器等々 - - が保管されている所がある、というのがあります。
最近、そのことがフェイスブックの頁に出て、どこに出ていたか確認したいという書き込みがありました。調べたところ、BYUの「モルモン書研究誌(Journal of BofM Studies, . . . 本文を読む
旧い資料であるが、戦後急速に教会員が増加した頃のアンケート調査を今日の停滞・縮小状態と対比する意味で、小生の論文の要旨を掲載したい。
[グラフ:戦後教会員の増加]
- - - - - - - - (以下、論文の要旨)
[論文第一ページ]
1955-75年に改宗した末日聖徒対象に行なった調査 (1999年実施)の結果、回答者の8 . . . 本文を読む
[表紙がカーセージの牢獄]
1844年6/27日、イリノイ州カーセージの牢獄でジョセフ・スミスが暴徒の襲撃によって命を落としたことについて、その場にいたジョン・テイラーが証をしたためています。6節でジョセフ・スミスは殉教者(martyr, [martər])として覚えられるだろう、と記しています。martyrの語源、ギリシャ語 μάρτυ . . . 本文を読む
i 教義と聖約132章概説
ii 私たちにとって多妻は(潜在的)目標なのか?
iii 「妻、夫」ヘブライ語、ギリシャ語では?
i 教義と聖約132章概説。
多妻の教義について、ジョセフ・スミスは1831年か1832年に知らされていましたが、1843年になって書き記され(D&C132)、1852年になって教会員に知らされることになります(総 . . . 本文を読む
米社会学者(lds)による、日本の末日聖徒に関するアンケート調査(リンクより転載) 是非読んだ上ご協力ください。(沼野治郎)- - - - - - - - - 日本在住の末日聖徒を対象としたサーベイ調査の紹介
このサーベイは、日本に住む末日聖徒の信仰生活を形成する社会的要因を調査するため、末日聖徒の社会学者によって実施されていま . . . 本文を読む
[訃報]
村上安克(やすかつ)兄弟、9月23日他界
青森の村上安克兄弟が癌のため昨日23日亡くなった。享年53歳。教会では青森支部会長、青森地方部会長などを務めた。IT関連の仕事をしていたが、東日本大震災を機に脱サラし復興支援に尽くした。後に青森市危機管理課に勤務。
友好的で親切な人柄で多くの知己、友人が全国にいて、彼の死は多くの会員から惜しまれた。私沼野治郎 . . . 本文を読む