ファンダメンタリストの教派が出している聖書「新改訳」が今年秋、「新改訳2017」を出版する。田川建三が「言及する価値もない」、と言ったものである。しかし、私の友人(教会員)が使っていたり、私も時々参照したりするのです、へえ、と思いながら新しい展開に多少の期待をもって見ている。田川は「十分に批判的な学問の成果を取り入れた優れた諸訳」があるのに、むしろその点が「気に入らない」で作ったものと言う。(田川「書物としての新約聖書」1997年)。私は田川と同じ理解で、別に新改訳を支持するわけではないが、お知らせまで。
ファンダメンタリストの教派が出している聖書「新改訳」が今年秋、「新改訳2017」を出版する。田川建三が「言及する価値もない」、と言ったものである。しかし、私の友人(教会員)が使っていたり、私も時々参照したりするのです、へえ、と思いながら新しい展開に多少の期待をもって見ている。田川は「十分に批判的な学問の成果を取り入れた優れた諸訳」があるのに、むしろその点が「気に入らない」で作ったものと言う。(田川「書物としての新約聖書」1997年)。私は田川と同じ理解で、別に新改訳を支持するわけではないが、お知らせまで。
なるほど納得。
しかし、宗教書はすべからくファンダメンタルな書物。
翻訳もまたそうであるべし。という考えもあるかと思います。
リベラルな宗教書って?あまり読んだことないです。