さあ~てと 帯しめましょか。

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帯締め、気を染め、往きましょか・・・  ~part 2~   

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鏡餅

2009年01月03日 21時21分21秒 | 本・言葉・古文書/草書 

 

~日本のしきたり~

 

 【鏡餅】   

 

餅は古くから神様のお召し上がりものといわれている。

とりわけ正月の鏡餅は歳神様が宿るとして、大切にされてきた。

大小二つ重ねるのは、陰と陽を重ねることで

福徳の重なるのを願ったもの。 

おめでたい品々で飾るのはさらなる福をねがってのこと。

床の間に安置するのもそこが主たる神聖な場所とされたからだ。

 この鏡餅がなければ新しい神様はやってこない。

歳神様の魂を祀り、それを頂くことによって家族一人一人

身に祝福を受け健康と長寿を得ることができる

 

鏡餅は、大国主の命に、元旦、荒魂(あらぶ)る大神に紅白

の餅を祀れば幸いが来る、と教えたのが始まりとか。

 

鏡餅が丸いのは、神の御霊を象徴しているからで、「鏡」の

名がついたのは、古代御神体とされた鏡が丸かったからだ、

かつて、自らが大切にしている鏡の前に飾ったから、との説

もある。鏡のような澄んだ心で、新年を迎えようとさとす意味

もあったようだ。

 

開運の手引き 日本のしきたり』 武光 誠:編著より

 

 

    

 

 

今は鏡餅も、中に小さい丸餅が入っていたり、形ごと真空パック

されていたり、形だけが残っている気もします。

温暖化された気候がカビを生えやすくしているからでしょう。

パックなら長期保存ききますからね。便利になったものです。

日本でのクリスマスのような形だけのものになりつつあります。

が、せめて意味だけでも知って、日本のお正月というものを

感じたいものです。

 

コメント (4)
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