前方の映像を即座に電気刺激に変えて、おでこの触覚に伝える
ことによって、目や手を使わなくても前方の物体(&動き&状況)
を瞬時に認知することができる、未来のメガネ。
これは凄い!!
おでこでなんとなく姿形が解るというもの。映像で見てみると
オレンジに光る部分がおでこで感じることができるという。
去年よりさらに開発されたもので、歩きながら認識できる。
目の前に何があるか額で形として感じるらしい。
人の顔の輪郭・表情まで認識できるようになった。
去年は多少練習を積まないとスムーズには歩けなかったようだが、
今回紹介されたものは、全盲の人が一人で歩けるという優れた物。
世界中からオファーが来ているらしい。
アメリカで「電子技術大賞」を受けたとか。。。
1月23日に放送された「世界を変える100人の日本人!」
で紹介された菅野米蔵さん。
「小型の特殊カメラ」と「電気刺激をおくるオデコ大の電極板」
が埋め込まれたヘッドバンドで構成された、
視覚障害者用歩行補助装置『オーデコ』の開発者。
彼は、昔、怖がって柱の陰に隠れていた一人の盲目の園児のため
に、何とか一人で怖がらずにみんなの仲間に入れさせてあげること
はできないだろうかと思ったという。
皮膚で刺激を感じることから、せめて障害物がわかれば、
歩けるのでは。。。と研究を始めたらしい。まず、注目したのが額。
『・・・こんなに広いじゃあないか・・・しかも歩くとき
必ず障害物の前にくる!!これなら形を描ける』
と感じたという。今また、さらにスピード化が進んでいるという。
夢のような、素晴らしいことである。
人を思いやることから生まれた
「視覚障害者用歩行補助装置」=『オーデコ』
視覚障害者の方たちにとって喜ばしいことですね!!