紫の光で育つ野菜
天候に関係のなく育つ夢のような野菜。
ロメインレタスやカラシミズナなど。。。
葉物野菜なら 40倍の量が作れる。
倉庫の一部でプランターで野菜作りを始めたベンチャー企業
がある。プランターには水が張ってあるだけという。
嶋村茂治氏が2005年にたちあげた
「完全制御型植物生産システムを用いた商業化実用モデル」
(株)みらい 代表取締役
嶋村 茂治(しまむら しげはる)氏
↓↓(過去記事2件)
政府関係者からも熱い注目を浴びる植物工場“グリーンルーム”が日本を変える
種植えからレタスなら40日で出荷。
一年で多期作可能。
感覚的には、葉が弱いというイメージがあるが
玉になる前につむのでやわらかくみずみずしい。
しかも美味しく、農薬も不要。
南極の昭和基地の最低気温ー45度でも、
熱い砂漠ででも野菜が食べれるという。
植物工場 with 野菜専門店
野菜はお店の奥で栽培されていて、生産と販売が一体
の店なので、新鮮な野菜が一年中いつでも天候に関係
なく美味しい野菜が食べれると評判だそうです。
しかし、大きな弱点がある。
植物の成長に不可欠な光には蛍光灯が使われている。
その熱が出るので冷やさなければならないため、
電気代がけっこうかかる。
そこで、新たな技術の開発に成功した会社がある。
発光ダイオード 赤色LED
従来では野菜作りには効力が低いとされてきた。
http://www.sdk.co.jp/aa/news/2009/aanw_09_1047.html
強い出力で発光させることに成功。
野菜農耕に最適という。
野菜が育つには赤色だけでは不十分、野菜の形作りに
必要な青色とミックスさせた紫色が植物に負担が無く
すくすく育つのだそうだ。
≪20日後の実験結果≫ ~昨年行われた実験より~
赤色のみ・・・ぺらぺら葉で厚みが足りない
青色のみ・・・成長不良
紫色・・・葉の肉付きが良く成長が良かった
結果は一目瞭然!
野菜工場には海外からの引き合いが結構きているとのこと。
昨日のフイルム野菜といい、今回の野菜工場といい、
日本の野菜改革は着々と進んでいるようだ。
大地の恵みとしてはぐくんできた農家はどうみてるのか・・・
「その時々によって味が違う、それを大事にしたい!
野菜工場には興味があるが、
資金面でちょっと手が届かない。」
と、内心の先行きの不安がちらついているようにも思える。。。
そろそろ都内の有名デパートでも販売されてきたようだ。
今に・・・
全ての野菜から土のにおいがしなくなる日がくるのだろうか?