小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



先週から小田急線のF-TRAINの撮影を始めた。もともと鉄道写真には余り興味はなく、機材も撮影技術も未熟なので大した写真は撮れそうにないが、秋の深まるころには、個人的に納得のいくものが撮れればと思っている。当面、休日は運行スケジュールを調べ、線路沿いの撮影ポイントを探しがてらF-TRAINの撮影に出かけることにした。9月4日の日曜日はランニングを終え帰宅後にネットでF-TRAINの運行スケジュールを調べたところ、まもなく小田原着の急行電車がF-TRAINだと分かり慌てて小田急線沿いの道路に向かった。9月4日は10時33分小田原着の急行電車がF-TRAIN。急いで足柄小学校近くの踏切に向かいF-TRAINを待ちかまえる。10時31分にF-TRAINが通過。足柄小学校近くの踏切は慰霊碑などがあって撮影にはあまり良いポイントでは無く上り線側から撮影した。小田原行きのF-TRAINは折り返し急行新宿行きになることが多く、小田原駅での停車時間や速度を考えると、この周辺では8分程度で折り返してくる。急いで少年院の近くの線路沿いに向かうも、途中、予想に反して5分ほどでF-TRAINが折り返してきた。行き先の表示を見るとなんと回送。急いで家を出たため、スジを確認していなかったので不意をつかれたが、ひょっとすると足柄駅の留置線に入線するかもしれないと思い、足柄駅へ向かった。足柄駅近くの小田原側の踏切に到着。留置線を見ると、カラフルな電車が停車している。F-TRAINだ。よく見ると、一番端の留置線に入線している。一番端の留置線は専売公社廃線跡からフェンス越しに見えるはずなので、廃線跡に向かう。専売公社廃線跡の小道を進むと、木々や雑草の向こうに鮮やかなカラーのF-TRAINが見えてきた。廃線跡とF-TRAINの対比が面白い。雑草が生い茂り、蔦のからみつくフェンスの向こう側にF-TRAINが停車していた。この風景の中に、華やかなF-TRAINは少々ミスマッチのような気もするが非日常的な感じがして面白い。足柄駅近くの蛍田側の踏切から先頭車両を撮影。フェンスが邪魔で撮影しづらい。帰宅後に気がついたが、足柄駅構内の跨線橋からだと俯瞰の写真が撮れたかもしれない。廃線跡の草むらに咲いていた黄花コスモスとF-TRAIN。途中、雨に降られたりして大変だったが出かけて良かった。次はどこでF-TRAINを撮ろうかと考えるのが、最近ちょっとした楽しみになっている。


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