小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



7月のはじめ、運転免許の更新のため小田原警察署を訪れた。一通りの手続きを終え、講習会が始まるまで少し時間があったので、警察署から合同庁舎の前を通り、クリエイトの建設現場の様子を見に行った。そのとき、合同庁舎前の街路樹に白い花が沢山咲いていた。あいにく天気が悪く、時間も無かったためそのときは街路樹の写真を撮らなかったが、先週末に合同庁舎前を通ると、7月に花を咲かせていた街路樹は実をつけていた。小田原市荻窪の合同庁舎前。道路に面した側はヤマボウシ、警察署側はヤマモモが植えられている。合同庁舎前の歩道や道路脇に見慣れない実が沢山落ちていた。サクランボとイチゴをあわせたような形の実で赤みがかったオレンジ色をしている。実の落ちている足元から頭上の街路樹に視線を移すと、沢山の実をつけている。熟す前の実は緑色でだんだんと黄色からオレンジへと熟して下に落ちるようだ。何の実か分からなかったが、プレートがついた木がありヤマボウシと分かった。ヤマボウシの実は八百屋さんにも並ばないし、食べている人も見たことが無いので食べられないものだと思い、実を持ち帰らずに帰宅した。後でネットで調べたところ、生食も可能で熟したものはマンゴーのような味がするらしく、果実酒にも利用できるようだ。まだ樹上に沢山の実が残っていたので、一つくらい味見をしてみたい気もするがどうしようか。

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