小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



長年住んでいるこの小田原の街の移り変わりを少しは残せればと思い、下手な写真ながら街並みの風景を撮影している。この夏は暑かったが天気にも恵まれ、晴天のもとで多くの街角の風景を撮ることが出来た。梅雨明け間近の7月中旬の昼下がりの南堀。午後の仕事までの間に少し時間が出来たのでカメラ片手に散策がてら城址公園から小田原駅周辺へ街角の風景を撮影に出かけた。南堀から二の丸広場を横切り、弓道場前の道路を弁財天通りへ。道路の突き当たり横ではマンションの建設工事が続けられている。弁財天通りからお堀端通りへ。弁財天通りに建設中のマンションも来年春に完成予定のようなので、来年の夏はこの場所はまた違った風景になっていることだろう。お堀端通りを駅前通り方面へ。お堀端通りも今年は閉店した家具店跡にクリニック、フレッシュネスバーガー跡に、美容室が移転オープンしたりと店の入替えが何店かあった。昨年秋に取り壊された後、しばらく更地のままだったodakyuOX跡地も、この夏に新店舗の建設工事が始まった。来年の今頃はこの一画も違った風景になっていることだろう。お堀端通りから駅前通りへ。駅前通りはここ最近、特に大きな変化も無いように感じる。駅前通りから錦通りへ。錦通りもここ数年、街並みに大きな変化は無い。錦通りもドンキホーテ開店後に黄色いビニール袋を持った人をよく見かけるようになった。錦通りから銀座通りへ。銀座クリニックには現在足場が組まれているが、撤去したアーケードの外壁部分の補修を行っているのかもしれない。銀座通りを竹の花交差点へ。竹の花交差点周辺も前と比べると店の入替えはあるが、街並みはそれほど変わっていない。15年ほど前はもち吉の店舗はコンビニで、隣のマンション1階はドラッグストアだった。竹の花交差点から東通り方面へ。東通り入口から神奈中ビル方面の道路拡張もかれこれ20年以上かかっているが、まだ整備が終了していないようだ。東通りを小田原駅方面へ。東通りの飲食店は入れ替えが頻繁にあるが、入口近くの魚屋さんや作業着屋さんは前から変わらずの佇まい。東通りの小田原駅側。この界隈は飲食店の入替えや改装が頻繁だが守谷は前と変わらずの店舗で営業を続けている。東通りから錦通りの入口へ。賑やかな看板が立ち並ぶこの街角も、5年10年後にはどのように変わっていることだろう。

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小田原市内の海岸線は前川の中村川河口付近から江之浦漁港の先まで約17kmにわたり続いている。普段、散策の途中に市内の海岸に立ち寄るが、それでも訪れたことのある海岸はそれほど多くは無い。先日、小八幡海岸から酒匂海岸の途中の海岸線に初めて出かけた。小八幡海岸の西側から酒匂川河口方面の海岸線には、約1kmにわたり消波ブロックが設置されている。以前から西湘バイパスで通るたびに少し気になっていた。その小八幡海岸西側の海岸を先日初めて訪れた。塩事業センターの裏手から西湘バイパスをくぐり海岸へ。市内には西湘バイパス下に海岸へ出るための通用口が何ヶ所か設けられており、だいたいは通用口をくぐると目の前に海が広がるが、ここは海はほとんど見えず積まれた消波ブロックの風景。海岸に出ると足元には砂利のような粗い小石。そして大き目の砕石と2種類の消波ブロックが視界を遮る。周辺の西湘バイパスの擁壁には落書きが多く、なんとも荒涼とした風景が続いている。積まれた消波ブロックの上によじ登るとようやく海が見える。写真ではあまり高さが分からないが、海面までは5m以上はある。消波ブロックから足を滑らすと大怪我は間違いないので慎重に移動した。消波ブロックの上から小八幡海岸方面を撮影。積まれた消波ブロックはおおまかに2種類。角ばった消波ブロックはバイパス建設当初に設置されたもののようで、海側の消波ブロックは比較的新しいものではないかと思う。消波ブロック上から酒匂方面を撮影。酒匂川左岸河口方面へ消波ブロックが続いている。小八幡から酒匂にかけての海岸に消波ブロックが設置されたのはいつ頃なのか航空写真のデータベースで調べたところ、昭和50年代の中ごろに大掛かりな消波ブロックの設置が行われたようである。消波ブロックから下りて、西湘バイパスの擁壁に沿って酒匂方面へ歩く。10分ほど歩くとようやく消波ブロックが無くなり酒匂海岸の砂浜に出た。消波ブロックの積まれた海岸はとても圧迫感があって良い風景ではなかった。近くの通用口をくぐり海岸を後にした。なんとも殺風景な海岸線が1kmほど続いたが、なかなか興味深い散策となった。いずれは小田原市内の海岸線を前川から江之浦方面まで歩いてみたいと考えている。

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新聞の折込チラシの中で一番良く見るのがスーパーのチラシで、食料品や日用雑貨の価格動向や特売品など生活に欠かせない色々な情報が記載されている。先日、押入れを片付けていたところ地元スーパーの古いチラシが押入れの奥から出てきた。小田原市久野のヤオマサ久野店がオープンしたは今から34年前の昭和53年。前身の八百政商店が昭和51年にスーパーマーケットヤオマサを設立後、大井店、秦野店、開成店に次いでオープンしたのが久野店。そのヤオマサ久野店のオープン時のチラシが先日、我が家の押入れの奥から出てきた。陽の当たらない場所にあったためか、あまり色褪せしたおらず。チラシはB3程の大きさで両面印刷。チラシによるとヤオマサ久野店は昭和53年4月1日の午前10時に開店したようだ。オープニングセールの目玉商品は、懐かしいパケージの商品が並んでいる。瓶入りのサラダ油に洗剤は2.65kg入り。そういえば昔の洗濯石鹸の箱は今と比べるとかなり大きかった。それとキッコーマンの醤油は恐らく国内最初のペットボトル容器。ペットボトルはキッコーマンと吉野工業所が昭和52年に醤油の容器用に開発、以後広く飲料用にも用いられるようになった。チラシ下部の案内図によると、オープン当初はアドバルーンもあげられたようだ。小田原駅周辺でも昭和50年代後半まではデパートの屋上にアドバルーンがよく上がっていたのを思い出した。チラシ裏面は2色刷り。肉や青果など食材毎にお買い得品が記載されている。精肉部門では和牛が目玉商品になっている。現在のように輸入牛肉が一般的ではなかったので牛肉といえば当然和牛の時代。デフレと外国産の肉が安いので、当時と比べても肉はそんなに物価変動を感じさせない。青果部門ではジャガ芋100g8円、タマネギ100g10円が目をひく。リンゴも1個あたり19円から23円とかなり安い。惣菜部門はオープンセールとはいえ現在と比べるとかなり安い。焼鳥は1本あたり30円、コロッケは10円から20円ほど、鰻の蒲焼も3串で1000円。今年はスーパーの鰻も高かった。チラシ裏面に記載されている商品の中で一番懐かしかったのが缶入りのクッキー。クッキーの図柄がプリントされた缶の上蓋に、子供の頃はなんとなく高級なイメージを持っていた。今のヤオマサ久野店にはインストアベーカリーは無いが、オープン時にはボンジュールというベーカリーもあったようだ。輪ドーナツやアーモンドカップがなんとも昭和らしい。今年で開店34年のヤオマサ久野店。市内のスーパーマーケットの中では古参の部類に入る店舗だが、地元資本のスーパーマーケットとして今後も頑張ってもらいたい。

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9月17日、小田原は朝から雨が降ったりやんだりの空模様。気温も高めで蒸し暑い。午前中、何度か強く降った雨もお昼近くになって一旦やんだので昼食がてら自転車で散策に出かけた。午後0時半過ぎの大雄山線緑町駅前。雲が多く変わりやすい空模様なのであまり遠出は出来そうにない。とりあえず久野方面へ。合同庁舎と警察署の前を通り小田原市役所方面へ。合同庁舎前の街路樹のヤマボウシはオレンジ色の実をつけていた。生涯学習センター裏手の三代目味の大西に立ち寄り昼食。チャーシューワンタンメン大盛り1050円を注文。大井店の人が移転してオープンした店だが、大井の時とはだいぶスープの味が変わっていて、こちらのほうが好み。ワンタンも大きめで美味しかった。三代目味の大西で食事後、久野川沿いを散策。久野川橋横の新小田原衛生総合医療会館新築工事予定地では着工前に発掘調査が行われている。発掘現場の中を覗くと工事フェンスに沿って矢板が打たれており、3m近く掘り下げられていた。久野川橋から神奈川県の工芸技術所の前の東洋橋へ。先日訪れた時には、橋の名を示すプレートは付いていなかったが、新しいプレートが取り付けられていた。久野川沿いから扇町方面へ。扇町のアマゾン小田原FC建設現場へ。1期棟は鉄骨の組み立てがほぼ終わっており、クレーンで屋根の部材を吊り上げていた。外壁も半分くらい取り付けられている。扇町から小八幡の海岸へ。今日は波が高くて海岸線は波しぶきでかすんでいる。先日陥没した西湘パーキングエリア下の護岸の様子を見たかったが、近づけず。陥没箇所周辺の護岸には次々と高波が打ち付けていた。前回訪れた時と同じで土のうが積まれたままなので修復工事はこれからのようだ。

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9月16日、小田原は朝方青空が広がっていたが午前10時過ぎには時折小雨の降る変わりやすい天候。今日は昼前から所用で市外に出かけ、午後5時過ぎに小田原に帰ってきた。午後5時半の小田原駅東口。出かける時には小雨が降っていたが、この時間はすっきりと晴れていて蒸し暑い。駅周辺をちょっと散策しながら家路へ。お堀端通りのodakyuOX新店舗建築現場を覗く。基礎の型枠が出来ていたので敷地内の建物のおおまかな配置がなんとなく分かった。お堀端通りから錦通りへ。3連休の中日だが錦通りはそこそこの人出。夕食近い時間帯なのでパンは買うまいと思っていたが、錦通りのリトルマーメイドの前を通ると新商品のポスターが目にとまった。甘栗デニッシュのポスター。甘栗は大好物なので思わず店内へ。リトルマーメイドで170円の甘栗デニッシュを購入。栗は柔らかめなのであまり甘栗っぽくなかったが程よい栗の甘みと軽めのデニッシュ生地で美味しかった。錦通りからダイヤ街を通りスクランブル交差点へ。小田原駅周辺もドンキホーテが出来てから人の流れが変わったように感じる。ダイヤ街もスクランブル交差点側は閑散としていた。スクランブル交差点から大工町方面へ。少し駅から離れただけでずいぶんと通行人が少なく感じる。長年小田原に住んでいるが、近頃は賑やかだった頃とのギャップを感じることもしばしば。小田原駅周辺もこの先どのように移り変わってゆくのだろう。

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