<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

仔猫のクロタン

2007年11月06日 13時12分28秒 | Weblog
仔猫のクロタンは手ほしがりだ。網戸に前足を伸ばして立ち上がって、網戸を叩く。ごおりんごおりん擦る。遊んでくれ遊んでくれの合図を送ってくる。窓を開けるとすぐに侵入してくる。だから、窓は開けない。

庭に出るとすぐにやってきて、ごろんと寝そべってお腹を見せる。腹をさすってくれの合図だ。座って腹をさすってやると、ごおろがおろと喉鳴きをする。無視すると、手元にぶらさがってくる。尚無視するとズボンを這い上がってくる。

草を取り始めると、手元に来てじゃれる。じゃれるから、草取りが続行できない。頭を撫でてやる。頭だけではたりなくて、膝元によじのぼる。抱けとねだる。抱いてやる。喉鳴きが高くなる。

クロタンはもう仔猫とはいえないくらいに大きくなっている。人間で言えば、少年からそろそろ青年になるころ。体つきもでかくなった。オスの貫禄もついてきた。のに甘える。どの猫もそうなのではないらしい。愛情要求を控えめにする猫もいる。

クロタンは、愛情要求を控えめにすることができない性格らしい。クロタンはまっくろである。尻尾がとっても短い。散歩に出かけるときには、うしろからついてくる。どこまでも、とはいかない。途中から引き返していく。猫は家の中では飼わない。小屋の入り口の段ボール箱に寝ている。木枯らしが吹いたら寒かろうなと思う。 
コメント
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