<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

居候みたいな暮らしに甘んじる

2012年06月20日 19時51分12秒 | Weblog
わはは。缶ビール500mlを1缶と350mlを1缶飲んだら、もういい気持ち。発泡酒でも、飲んだら、効き目は同じかな。効き目っていうのは、つまり、酔う作用の効き目。

だったら、わざわざ高いお金を出してほんものビールを飲む必要はない。と家族が囃す。うん、たしかにそうだけど、たまにはねえ、ほんものも買ってきてほしいなあ、と小声でアルジ。

アルジって、この頃は言ってはいけないらしい。だったら戸主も違反だ。家の中には縦の頂点にいて君臨するというようなアルジはいない。みな横一列だからだ。5人家族なら、5分の1ずつの担当配分。だから、大黒柱も女王バチもいてはならない。もちろんガキ大将も。

大きな口はきいてはならない。主導してはならない。男女平等に親子平等。ましておいらはすでに老境。働いてもいない。年ごとに減額される年給でほそぼその暮らしを余儀なくされている。いや、これじゃ、大口はたたけない。

時折発泡酒ビールを飲ましていただくだけで御の字としなければならない。ぷふう。酔っていなくても酔ったふりして、そそくさ、早めに蒲団に潜る方が賢明というものである。わびしいねえ。

老境にいる自分などは、もう片足は棺に突っ込んでいる。だからもう片足を我慢させていさえすればすむことだが、これがエネルギッシュな若い人だとこうはいかないにちがいない。

老いも若きも、細々の暮らしを強いられているようだが、大金を手にしてどかあーんと一発、ビヤガーデンに行って豪遊痛飲してみたいねえ。ビヤガーデンで飲むなんてのは、およそ豪遊とは言えないかもしれない。がね。大金がない。どうしようもない。

     *

国家の経済危機、デフォルト問題を抱えたギリシャ国民、スペイン国民、ポルトガル国民、イタリア国民のいらだちが伝わってくる。若者の失業率は増すばかり。緊縮財政でいかなくちゃならないのは分かっていても、爆発したくなるだろうなあ。
コメント
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