2日目(15日)は白州にある尾白川(おじらかわ)渓谷へ行きました。
尾白川渓谷へは去年の秋に一度訪れていますが、家族で行ったため、トレッキングコースが歩けなかったので、今回はトレッキングコースを歩く目的で行きました。
渓谷の入口にある駐車場に車を止めて、いざ出発!
先ずは駐車場から10分程のところにあるスタート地点の吊り橋を渡り、渓谷沿いを歩くトレッキングコースへ・・・。
5分程で千ヶ淵に到着、ここまでは川遊びの家族連れが多く居ましたが、ここから先は本格的な山道です。
人もめっきり少なくなります。
道は険しい分景色はいいです。
ただ、思った以上にアップダウンがきつく、7キロ以上あるカメラバッグの重さが堪えます。
欲張ってレンズを持ってき過ぎたと後悔しました。
川沿いのため、真夏とは思えないほど涼しいのですが、重い機材を持っているので汗が流れます。
暫くすると三ノ滝に到着、滝の横には大きな岩が・・・。
近くに野生種のアジサイ(タマアジサイ??)なども咲いており、とてもきれいな場所でした。
大きな岩の上に根でつかむように木が生えていたり・・・。
自然の力は凄いです。
中には名前のない滝も・・・。
何滝だか分かりませんが、こちらもきれいです。
やがて、更に道は険しくなり、もはやトレッキングコースではありません。
持ってくるレンズの本数を欲張ったことを後悔しても後の祭りです。
バランスの悪いカメラバッグを提げて崖の上の細い道を歩きます。
途中に「死亡事故発生地点」という注意を促す黄色い看板を2回見ました。
恐ろしい・・・。
景色はきれいですけど、油断しているとあの世へ行ってしまいます。
やがて、百合ヶ淵と言う滝に到着、絶壁の下に滝があります。
綺麗ですけど怖い!!
そこから、一気に山を登ると神蛇滝の見える場所へ到着。
神蛇滝は三段に落ちる美しい滝です。
滝を良く見るには狭い岩の上に行かなくてはならず、この岩の下も絶壁で写真を撮るのも命がけです。
一番下の滝は木が邪魔してあまり見えませんが、木々が生い茂る中に滝が落ちる景色は正に絶景です。
苦労して来た甲斐があります。
更にその先に不動滝という滝があるのですが、今回はここで下山しました。
帰りは安全??な尾根道を下って帰りました。
比較的安全と言えども十分危険な道でした。
それでも渓谷道に比べれば命の心配がない分、マシです。
途中、倒木があって道を迂回しなくてはならなくてはならないところもありました。
尾白川渓谷の景色はほとんど見えませんでしたが、森の中の景色ももきれいです。
駐車場に着くと午後3時前でした。
出発したのが10時半頃でしたので、4時間以上かかりました。
実際のところ写真を撮っている時間などを除くと歩いていた時間は3時間程度です。
流石にお腹が空いたので、道の駅はくしょうに寄り、たまごかけごはん定食を食べました。
濃厚な卵が旨いです。
更に帰りに道の駅甲斐大和に寄り、名物の天目そばを食べました。
甲斐大和付近がそば切り発祥の地と言われており、地元産のそば粉を使った九一そばは香りが良く、そばの甘みがあり、とてもおいしかったです。