引き続き、28日(土)の赤塚植物園です。
ノカンゾウの花がたくさん咲いています。
今の時期、万葉薬用園では一番目立つ花です。
通路を隔てた向かいではヒヨドリジョウゴの実が真っ赤に色づいています。
一方、メハジキの花も見頃ですが、こちらは目立たずひっそりと咲いています。
最後は野草の道のツルボです。
キジカクシ科(またはユリ科)の植物で穂状の花序に薄紫色の花がたくさん咲きます。
可愛らしい花です。
引き続き、28日(土)の赤塚植物園です。
ノカンゾウの花がたくさん咲いています。
今の時期、万葉薬用園では一番目立つ花です。
通路を隔てた向かいではヒヨドリジョウゴの実が真っ赤に色づいています。
一方、メハジキの花も見頃ですが、こちらは目立たずひっそりと咲いています。
最後は野草の道のツルボです。
キジカクシ科(またはユリ科)の植物で穂状の花序に薄紫色の花がたくさん咲きます。
可愛らしい花です。
引き続き、土曜日(28日)の赤塚植物園の万葉薬用園です。
ニラの花が咲き始めました。
白い小さな花です。
その近くにはゲンノショウコの花がたくさん咲いています。
今年はゲンノショウコの株が増えた様で次々と花が咲き、長い期間楽しめます。
古来より薬草(下痢止め、胃腸薬)として利用されていたそうです。
葉、茎、根などを乾燥させたものを煎じて飲むそうです。
最後はジャコウアゲハです。
幼虫が育つウマノスズクサの近くを飛び回っています。
産卵をするのでしょうか?
そして、ジャコウアゲハの幼虫です。
先週はウマノスズクサにたくさんいましたが、隣のオオバウマノスズクサに移動した様です。
接近すると角を出されました。
近づきすぎたようで威嚇されてしまいました。
何もしないから大丈夫!
引き続き、赤塚植物園の分園、万葉薬用園の花々です。
ショウキズイセンの花が咲きました。
ヒガンバナとそっくりですが、黄色いヒガンバナはありません。
ヒガンバナの花の色は朱色や白です。
以前は黄色いヒガンバナと思っておりました。
本家ヒガンバナより少し早く咲きます。
続いてはナンバンギセルです。
今年は沢山出てきましたので、長い期間楽しむことが出来ます。
あと数日は持つでしょうか?
ご覧になりたい方はお早めにお越し下さい。
赤塚植物園の万葉薬用園です。
この可愛らしい花は?
ヘクソカズラです。
アカネ科の蔓性の植物です。
漢字で書くと「屁糞葛」です。
この汚い、いやいやユニークな名前の由来は・・・?
葉や茎を傷つけると悪臭を放つからだそうです。
因みの今回、記事をUPさせるときにダグに「屁糞葛」と入力すると「屁糞葛」のタグは受け付けられませんと表示されました。(笑)
ガガイモの花も咲きました。
ガガイモも蔓性の植物(キョウチクトウ科)です。
毛の生えた小さな花が咲きます。
フワフワの可愛らしい花です。
引き続き、日曜日(22日)の赤塚植物園です。
ユキヤナギの木にカマキリがいました。
お腹が膨らんでいます。
雌のカマキリの様です。
入口近くにあるこのユキヤナギにはカマキリが良く産卵するのです。
何か生まれたばかりのカマキリにとって良い獲物がいるのでしょうね。
「何見てんのよ!」と言っている様です。
失礼しました!
因みにユキヤナギの花は春に咲きます。
一方、万葉薬用園のキンミズヒキも開花が進みました。
黄色い花がきれいです。
因みにユキヤナギもキンミズヒキもバラ科の植物なのです。
赤塚植物園のイヌキクイモ(犬菊芋)の花です。
イヌキクイモは北米原産のキク科の植物です。
花を見れば納得されると思いますが、ヒマワリの親戚の様な存在です。
コスモスの花にも似ていますね!
キクイモは根茎が肥大化してイモが出来ますが、イヌキクイモにはイモが出来ないそうです。
イヌキクイモの花にハナグモが潜んでいました。
続いてはこの花です!
ショウガ(ジンジャー)の花です。
ショウガの花は毎年咲く訳ではないようで、今まで見たことがありませんでした。
引き続き、赤塚植物園の万葉薬用園です。
ゲンノショウコの花にヤマトシジミがやってきました。
本州(北限は福島から宮城県)以南で見られる身近な蝶です。
アゲハチョウなどの大型の蝶と比べると警戒心が弱いのか、近づいても逃げられません。
ヤマトシジミと言えば味噌汁の具などでおなじみの蜆貝もヤマトシジミです。
道を隔てた反対側にあるウマノスズクサにはジャコウアゲハの幼虫が沢山います。
大きく成長しています。
以前も紹介しましたが、毒のあるウマノスズクサの葉や茎を食べることにより体内に毒を蓄積して敵から身を守るのです。
そのためか、他の蝶の幼虫と比べると見つけやすい場所にいます。
引き続き、日曜日(22日)の赤塚植物園の万葉薬用園です。
ゲンノショウコの花がたくさん咲いています。
花に混ざってカールした部位が・・・。
種子の残骸です。
ゲンノショウコの種子(果実)は最初はこんな風になっています。
棒状の付け根の部分に種がありますが、種子の乾燥が進むと棒状の部分が反り返りその反動で種を遠くへ飛ばすのです。
この種子の残骸を神輿に例えてミコシグサとも呼ばれるそうです。
続いてはカラタチの実です。
漢字で書くと「唐橘」と書くように8世紀ごろに中国より持ち込まれたミカン科(橘)の樹木です。
ご覧の様に鋭い棘があり、古くより生垣として植えられました。
果実は生食では食べいようですが、果実酒や乾燥させて生薬として使われるそうです。
赤塚植物園の万葉薬用園に咲いているノカンゾウです。
6月中旬に咲き始め、7月から8月上旬にはノカンゾウの花は殆ど見られませんでしたが、再びたくさん咲き始めました。
オレンジ色の花が目立ちます。
一方、タマアジサイの花はそろそろ終わりです。
最後はヒガンバナです。
通常は9月中旬から下旬に咲く花ですが、早くも咲き始めました。
もしかしたら、先週の涼しい陽気を秋と認識したのでしょうか?
赤塚植物園の万葉薬用園です。
ナンバンギセル(南蛮煙管)の花がたくさん咲いています。
ナンバンギセルはミョウガの根に寄生して成長した植物です。
花の形がタバコを吸うパイプ(煙管)に似ているのが名の由来です。
地面から花だけが顔を出す姿が実ユニークです。
引き続き、16日(月)の赤塚植物園です。
コガネムシがいました。
雨粒を纏ってきれいです。
この日の気温は20℃程度と涼く小雨が降っていたので活動せずにジッとしていたのでしょうね。
ヒヨドリジョウゴの蔓にもコガネムシがいました。
こちらも雨粒を纏っています。
自然の織り成す芸術です。
宝石のようにキラキラです。
ヒヨドリジョウゴの前の通路には雨粒を纏ったアゲハチョウの翅が落ちていました。
ジャコウアゲハの翅でしょうか?外敵に襲われてしまったようです。
クコの木にはオオシオカラトンボが止まっておりました。
雨を忍んでいる様です。
寒さが苦手な昆虫たちにとっては想定外の「寒波」です。
引き続き、16日(月)の赤塚植物園です。
池の畔のサワギキョウ(沢桔梗)の開花が進みました。
夏の花としては控えめな花ですが、水辺に紫色の花が咲く様子は涼し気なイメージです。
とは言っても、この日は10月並みの陽気で本当に涼しかったのですが・・・。
カンガレイ(寒枯藺)の穂も出てきました。
カヤツリグサ科の植物で尖った短い穂が特徴です。
野草の道ではホトトギス(杜鵑草)の花も咲き始めました。
ユリ科の植物で夏の終わりから秋にかけて見られる花です。
最後はレンゲショウマ(蓮華升麻)です。
開花が進み見頃を迎えています。
道から少し離れた場所に咲いているので近くで撮れないのが残念です。
赤塚植物園のブラシノキです。
本来なら春に咲く花が再び開花し始めました。
名前の通り、物を洗う際に用いるブラシの様な形の花が咲きます。
一方、こちらはメハジキ(目弾き)の花です。
シソ科の植物で弾力のある茎を短く切って瞼の上下に突っ張り棒の様に挟んで、目を大きく開かせて遊んだことが名の由来だそうです。
ノシランの花も咲き始めました。
漢字では「熨斗蘭」と書きますが、ランの仲間(ラン科)ではなく、キジカクシ科植物です。
フヨウ(芙蓉)の花も咲きました。
最後は雨に濡れたタカサゴユリです。
タカサゴユリは一気に開花するので、花が楽しめるのは1~2週間程度と短いのです。
そろそろ、タカサゴユリの花も終わりです。
赤塚植物園のヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)の実です。
赤く色づき始めました。
時折、雨が降るあいにくの天気ですが、雨粒を纏った赤い実がきれいです。
先日も紹介しましたが、ヒヨドリが実を好んで食べることが名の由来と言われておりますが、実際にはヒヨドリはおろか、他の鳥も殆ど食べることはなく、秋まで実が残っていることが多いのです。
少なくなりましたが、花もまだ咲いています。
クコの花もひっそりと咲いています。
こちらも雨に濡れています。
赤塚植物園のナンバンギセル(南蛮煙管)です。
先週より花芽が伸びましたが、開花している物は少ないです。
涼しい陽気のせいか、開花が進みません。
気温が高いと一気に花が咲いて終わってしまいますので、今年は長い期間楽しめています。
なかなか見る機会のない植物ですので訪れた際には是非見て頂きたいです。
写真の場所のナンバンギセルはミョウガの根に寄生しており、今年は例年よりたくさんの芽(花芽)が出ております。
ナンバンギセルに栄養を奪われたためか、今年はミョウガの花の数が少なかったです。(下の写真は去年、この場所で撮影したミョウガの花です)
ミョウガにとっては迷惑な話ですよね!
しかし、地面からひょろりと顔を出す姿は可愛らしくて憎めない存在です。
ナンバンギセルがニョキニョキ!(赤塚植物園 2021.8.9撮影)