2日目の宿は阿寒湖にある「あかん遊久の里 鶴雅」です。ここは北海道でもトップクラスの和風リゾートホテルです。鶴雅は家族みんながお気に入りの宿です。今回は3年ぶりに宿泊しましたが、やっぱり最高でした。
館内の豪華さ、心のこもったサービス、そして美味しい料理・・・どれを取っても流石です。夕食はバイキングでしたが、和洋中どれをとっても本格的な料理です。特に魚介類は鮮度が良いです。更に今回はJALパックの特典を利用して、タラバの足を別注文しましたが、凄いボリュームで、これだけで満足しそうです。・・・とは言ってもバイキングですから食べなきゃ損です。みんな沢山食べました。乳離れしたばかりの下の娘も、びっくりするくらい沢山食べました。
そして、最後にデザートも・・・。これは別腹です。3年前に比べるとデザートが充実しました。特に「かぼちゃのモンブラン」はとても美味しかったです。バイキングのデザートとは思えない綺麗な盛り付けです。
食後には大浴場へ行き汗を流しました。源泉かけ流しではありませんが、広くて気持ちの良いお風呂です。寒空の中、露天風呂に入るのも最高です。正に至福のときです。このお風呂だけでも鶴雅に泊まる価値はあります。
その後は部屋に戻り満足して就寝しました。窓の外では雪が深々と降っていました。追加料金を払ったとは言え、格安パックでも鶴雅に泊まれるのですから本当にお得です。
翌朝、起きると窓の外には銀世界が広がっていました。朝食バイキングを楽しんで身支度をすると車に乗って出発しました。道路も圧雪状態でタイヤの摩擦をあまり感じません。そんな中、ある湖を目指しました。弟子屈(摩周)へ続く阿寒横断道路を走りましたが、すれ違う車は殆どなく真っ白な道路を15分ほど走ると双湖台へ着きました。
双湖台の駐車場は除雪されておらず、仕方なく道の端に寄せて停車し、上の娘を連れて新雪を掻き分けて約50メートル先の展望台を目指しました。ふかふかの雪に娘も大喜びです。展望台に着くと白く凍結したペンケトー(「上の湖」と言うアイヌ語)が見えました。もう1つパンケトー(「下の湖」と言うアイヌ語)も僅かに見えます。白く雪化粧した美しい風景が広がります。
次に阿寒町の市街に程近い丹頂の里を目指します。ここは国際ツルセンターや道の駅などの施設がある観光スポットで、ここでも野生の鶴の姿を見ることができます。先ずは腹ごしらえと言うことで、隣接する「赤いベレー」のレストランで名物「エゾシカバーガー」を食べました。脂身の少ないエゾシカの肉はヘルシーですし、某MC社のハンバーガーより、よっぽど美味しいです。機会がありましたら、お試しあれ・・・。
食事をした後は私は鶴の写真を撮り、妻と娘たちは国際ツルセンターを見学したり、雪遊びをしたりしていました。昨日からの雪のおかげで一面の雪景色となり、鶴の姿も映えます。この日も100羽以上のタンチョウが飛来していました。
丹頂の里で約3時間ほど過ごした後は釧路市内へ移動して六花亭の鶴見橋店へ行きました。ここでお土産を買い、店内の喫茶コーナーでケーキを食べました。六花亭のケーキはとてもリーズナブルで、殆どのケーキが1ピース200円以下なのです。味は絶品と言うほどではありませんが、この値段でこれだけの味なら大満足です。写真は今回家族みんなで食べたケーキですが、これだけあっても1000円以下です。
六花亭から空港へ向かいましたが、帰りの飛行機までまだ時間があると言うことで、釧路空港近くの温泉施設「山花温泉リフレ」へ行き汗を流し、空港へ行きました。そして、空港でもお土産を買い、夕食を食べて帰りの便へ・・・。20時過ぎの最終便と言うことで、飛行機は空席が目立ちました。おかげで機内ではのんびり過ごせましたので、下の娘も機嫌が良かったです。羽田からは夜のレインボーブリッジを通り、夜遅くに家に着きました。
疲れはしましたが、楽しい旅行でした。
阿寒湖畔温泉 あかん遊久の里 鶴雅(HTC提供)