先日、旅行で八戸駅から奥入瀬に向かう車の中で五戸、六戸と言った標識を見て、娘が「“戸”は幾つまであるの?」と質問してきました。
そのときは「多分、一から八戸までじゃないの・・・」と答えましたが、気になるので調べてみました。
すると一戸町(岩手県)、二戸市(岩手県)、三戸町(青森県)、五戸町(青森県)、六戸町(青森県)、七戸町(青森県)、八戸市(青森県)、九戸村(青森県)がありました。
昔は四戸(しのへ)も存在していた様ですが、四(し)が「死」を連想し縁起が悪いと言う事で残らなかったようです。
「戸」の地名の由来として諸説あるようですが、最も有力なのは南部藩直営の牧場があった場所であると言うことらしいです。
名馬の産地として名高い南部藩が九ヶ所の牧場で馬の管理をしていたらしいです。
しかし、子供って面白いところに目を付けますね・・・。
最後に掲載の写真は一件宿の秘湯「蔦温泉」の近くにある瓢箪沼の紅葉の写真です。
蔦温泉の周辺には蔦七沼と言う7つの沼がありますが、そのうちの1つです。
今回の旅行では星のリゾート 奥入瀬渓流ホテルに泊まりました。
以前から気になっていたホテルで、今回は念願の初めての宿泊となりました。
ここは奥入瀬渓流の入り口「焼山(やけやま)」にあるホテルです。
その名の通り、奥入瀬渓流沿いにあり山小屋風の外観が周りの風景にも良く合っています。
ホテルに入るとラウンジにある故岡本太郎氏作の大きな暖炉が出迎えてくれます。
部屋へ行く途中に通ったチャペルにも同じく故岡本太郎氏作の暖炉がありました。
予約した渓流側の部屋からの眺めは見事で、コレだけでも泊まる価値があります。
また、大浴場の2箇所あり、眺めも良く、単純泉のお湯も滑らかで気持ちよかったです。
素材が良く、どの料理も美味しかったです。
私のお気に入りは目の前で揚げてくれる天ぷらと八戸の郷土料理の「せんべい汁」です。
朝食では、これまた目の前で焼いてくれるオムレツですかね・・・。
他にも数え切れないほど美味しい料理がありました。
今まで泊まったホテルの中でもトップレベルです。
個人的見解ですが、あとデザートの質がもう少し良ければ・・・と思ってしまいます。
従業員も皆さんとても親切で気持ちよく過ごせました。
家族みんながこのホテルを気に入ったので翌日にチェックアウトした後にもラウンジで昼食にカレーとコーヒーを頂きました。
カレーにはリンゴの炊き込みごはんが添えられており、少し酸味のあるごはんはスパイシーなカレーに良く合います。
東京からは遠いので、頻繁には行けませんが、また泊まってみたいと思わせるホテルです。