今日も、病院に息子の様子を見に行ったのですが、体に入っていた管も外れ、
ずいぶん元気そうでした。
良かった、良かった!
そういえば、昨日、こんなことがありました。
息子は、ここ2年ほど、ほんとにとんがっているんですよ。
何か聞いても
「さぁ」「別に」「知らない」「わかんない」
しか言わないの。
その上、「お母さん、うざい」光線が、体中からハゲシク出ているのよね。
「ケッ、一人じゃなんにもできないくせに!」
という私のイライラも、わかっているみたいに、ますます向こうを向いている。
そんな状態ですから、できるだけ、息子とは距離をおくような毎日でした。
それが昨日。
手術室のある階で、エレベーターを降りると、もうそこからは、手術室と家族控え室が
左と右に分かれてしまうのです。
「お母さんは、右側の奥の家族控え室でお待ち下さい。」
といわれ、1~2歩歩いてふとふり返ると、それまで
「お母さん、来なくていいよ。じゃま。」
みたいな顔をして黙っていた息子が、曲がり角で立ち止まって、
先生と看護士さんに囲まれたまま、じっとこちらを見ていました。
思わずハッとして
「がんばって!!」
と叫んでいました。
私を知っている方は、わかると思いますが、私はふだん、めったに大きい声は出しません。
ささやきを少し大きくした程度の声しか、出さないというか出せないのです。
それが、自分でもびっくりするくらい大きな声で
「がんばって!!」
と叫んでました。
声に乗せて、私のエネルギーを息子の体にたたき込むような感じでしたねぇ。
その声を聞くと、息子は小さくうなずいて、手術室の方に歩き始めました。
息子の表面の「表れ」だけを見て、
「私はじゃまなようだから、早く彼の視界から消えた方がよかろう」
と思って歩き出したけれど、真実、本音は違ったんだね。
うざい光線を出せるのも、相手を心の奥で信頼しているからこそかもね。
表れと真実は、真反対だったりするんだね。
ずいぶん元気そうでした。
良かった、良かった!
そういえば、昨日、こんなことがありました。
息子は、ここ2年ほど、ほんとにとんがっているんですよ。
何か聞いても
「さぁ」「別に」「知らない」「わかんない」
しか言わないの。
その上、「お母さん、うざい」光線が、体中からハゲシク出ているのよね。
「ケッ、一人じゃなんにもできないくせに!」
という私のイライラも、わかっているみたいに、ますます向こうを向いている。
そんな状態ですから、できるだけ、息子とは距離をおくような毎日でした。
それが昨日。
手術室のある階で、エレベーターを降りると、もうそこからは、手術室と家族控え室が
左と右に分かれてしまうのです。
「お母さんは、右側の奥の家族控え室でお待ち下さい。」
といわれ、1~2歩歩いてふとふり返ると、それまで
「お母さん、来なくていいよ。じゃま。」
みたいな顔をして黙っていた息子が、曲がり角で立ち止まって、
先生と看護士さんに囲まれたまま、じっとこちらを見ていました。
思わずハッとして
「がんばって!!」
と叫んでいました。
私を知っている方は、わかると思いますが、私はふだん、めったに大きい声は出しません。
ささやきを少し大きくした程度の声しか、出さないというか出せないのです。
それが、自分でもびっくりするくらい大きな声で
「がんばって!!」
と叫んでました。
声に乗せて、私のエネルギーを息子の体にたたき込むような感じでしたねぇ。
その声を聞くと、息子は小さくうなずいて、手術室の方に歩き始めました。
息子の表面の「表れ」だけを見て、
「私はじゃまなようだから、早く彼の視界から消えた方がよかろう」
と思って歩き出したけれど、真実、本音は違ったんだね。
うざい光線を出せるのも、相手を心の奥で信頼しているからこそかもね。
表れと真実は、真反対だったりするんだね。