goo blog サービス終了のお知らせ 

AKKOMAMのMEMORANDUM

穏やかな時間の流れを楽しみながら...

古い着物を裂いて...織る準備をする。

2007-01-07 23:31:42 | Weblog
リビングからの富士の頂上は風の強さを物語るような雲の吹き上がっていくさまがはっきりと見え、その姿が一日中いろいろに激しく変化していた。

久しく見たことの無い雲の動きだった。

ベランダのデッキチェアーが時おりガタンと音をたてては少しづつずれていくような強い風が吹いていたけどて日差しは強く、暖房なしでいられるほど。

去年、筑波まで出かけたときに求めた古い銘仙の着物を洗ってしまっていたのを思い出して、水につけて脱水して、1センチの幅で裂いていく。陽だまりでの作業は実家の縁側を思い出させ、新聞紙に広げられた裂かれた銘仙の彩りは父の里でゴザの上で干されていた小豆を彷彿させる。

何方がどのようにして着ていたのか知らないけど、はるばる私の元にやってきてくれたのだから、縦糸はどんな色の組み合わせでまとめようかと想像しながら注意深く裂く。

あたたかい日差しで乾いた裂いた布を、夕食の後に丸めていくつかの玉にして篭にしまう。裏地の赤い布も同じようにして玉にする。

明日から縦糸を整経して40センチ幅の布に交互織りで試してみようと...。

明日は成人式...日本中が晴天になることを祈ってしまう。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする