今日は朝から冷たい雨がしっかり降っています。
目覚ましは6時に<ジージー>と私を起こします。
絶対に遅刻は許されず、しかも家からは不便なところにある
民間の自動車教習場で講習を受けなくてはなりません。
近頃、ベッドに入るときからこんなに緊張している
ことはないのです。
70歳の免許更新のときから義務づけられているとかで
終了書がないと免許の更新が出来ないのです。
考えてみれば、自分の日ごろの運転技術や動体視力などを
知ることもはいっているのですから、
よい機会といえばそうなのですが...。
講習は9時からはじまりました。
一回目の講習参加者は12名、今日は午後も講習があるとのこと。
<何故、義務付けられたか>から話ははじまります。
通常視力...5メートル先の視表
静止視力...30メートル先の視表
動体視力...時速30キロのとき
夜間視力...暗順応・眩惑
それぞれの検査のあと、運転席から見た死角のオートバイ、などを
実体験する。 外は大雨で寒い中、熱心に説明をしてくださるが
風邪をひきそうになるぐらい冷たいし、息は白い。
次は3名づつ担当の先生と車に乗って、教習場の中を
指導どおりに走る。 <S字カーブ>や<坂道発進>など
教習場内を3週しながら指示通りに右、左にウインカーを
出し、教習中の車やバイクをやり過ごしながらで...ふう。
10分の休憩の後、模擬装置の運転席に座って
ゲームよろしく発進させて、マークにつく色によって
いかに早く反応するかを見極める操作を4種類。
運転に必要な基本的反射動作能力
状況の変化に対する反応の速さと正確さ
注意力とその持続性、ハンドル操作のたくみさ
複数の作業を同時に行う能力
以上で3時間みっちりの講習は終わり、
運転適正検査表に成績が印字され、各自に渡してくれる。
ちなみに私の総合評価は5点評価で5点だった。
でも、実車のときに、ここしばらく運転から遠ざかって
いたので、っていうと言い訳になるが、
アガっていたのか、オートマなのに、左足でブレーキを
踏んでいて(勿論発車前)教官からすべて右足で
今回は操作していただきます...なんて言われてしまっても、
<ハイッ>と答えていた自分がいて、
帰りの電車ではマスクがゆれるほど笑ってしまった。
そして、めでたく警察署にいき、更新の手続きを
済ませ、帰宅したら午後の2時、
帰りにした買い物の重さと教習所で配布された紙袋の
ツルツルさと傘をさしての多重苦ですっかり疲れてしまった。
でも、これで3年か、4年後の更新まではひと安心!!
やはり、運転は常にしていたほうがよいような気が
します。
帰ってきてベランダのめじろに注意していたら、
赤い大きな使っていない陶器の<灰皿>に水をいれて置いたら
この寒いのに<水浴び>を気持ちよさそうにしていた。
<チミ>も水浴びが好きだったので置いてみたのだけど
正解だった。みかん、バナナ、完食!!で今日も暮れました。