AKKOMAMのMEMORANDUM

穏やかな時間の流れを楽しみながら...

今日の陽だまりでの読書は...。

2009-02-07 15:14:29 | Weblog

  今年の直木賞2冊めを抱えながら、通院時間でも
  読み続けていました。
  分厚く重い本を持ち歩くことは帰りの買い物の荷物などを
  考えてもっぱら家での読書にきめていましたが、
  今年の<利休にたずねよ>と<悼む人>は
  読み始めるとそんなことは関係なく、外出にも持ってでて
  電車の中でも揺れるのも気にならず、読み進んでいました。


  今日は夕べの続きが20頁ほど残っていたので、
  陽があたりはじめたマイチェアーにひざ掛けをもってきて
  読みはじめた。
  読後の感想は?って言われると困るのだけど
  今年の2冊はどんどん引き込まれていき、不思議な時空を
  楽しんだような気がした。


  特に<悼む人>の今日読んだ部分では、
  友人がホスピスに入ってから、お見舞いに通うたびに
  看護婦さんが<耳は最後まで聞こえていますよ>と
  おっしゃり、話しかけてくださいね、と言った言葉に
  友人に話しかけると、声は出ないまでも目は瞼の内で
  動いていたのを思い出しました。


  勿論、この部分がこの本の主ではありませんが、
  本を読むことで、何かを感じ、何かを学び、何かに共感する
  のが自由で楽しいことです。

  今回の直木賞受賞作はその意味で私にとっては読み応えのある
  2冊であったといえます。
  
コメント
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