AKKOMAMのMEMORANDUM

穏やかな時間の流れを楽しみながら...

ゴールデンウイーク前を選んで...

2015-05-04 21:07:41 | Weblog
私たち母娘の旅を決める前に必ず娘より<こんなドライブ旅はどう~>と連絡があります。
社会人ですからお休みのとれる日にちは娘にしかわかりません、
聞かれた私は体調に問題がなければいつでも<OK!>です。

少し前に<箱根って知ってるようで知ってないわね>と聞きましたら、
<行った時期すら忘れているわ>とのこと、この会話があったから決めたのかは定かでは
ありませんでしたが、一泊目は星野リゾートの<界箱根>の予約でした。
そうなると私は宿に入るまでの行動範囲を考えるのです、社会人にはその時間は
忙しくてしっかりと考えてはいないのでは?と思うからです。

         

ドライブ旅の気分はこの江ノ電と並行して走るこの辺りからはじまり、江の島が見えると
もう会話も弾んでくるのが不思議です。

<ねえ、箱根湯本の駐車場に車を預けて、そこから登山電車で大涌谷まで行ってみない>と
かねてより考えていたことを提案する私、車で上がっていくのは渋滞していたら時間のロスばかりではなく
明日、明後日も運転するのですから疲労を考えてのことです、賛成!の娘です。

いつも箱根芦ノ湖方面には行っても、大涌谷はロープウエイから眺めてスルーしているばかりでしたから、
今回はしっかりと硫黄の匂いとあの<黒たまご>も味わってみよう!と一日乗車券を求めて行動です。
登山電車、ケーブルカー、ロープウエイと乗り換えて夏姿の富士山を眺めたりとゆったり時間は過ぎていきます。

     
          

                

                      

そして目的のひとつ<黒たまご> ひとつ食べると7年寿命が延びるとか...。
好天に恵まれ、しかも陽ざしをさえぎる木陰もなく大涌谷は異国の旅人の言葉が飛び交っています。
まるで私たちがよその国を旅しているかと錯覚してしまいそうな雰囲気でした。

          

今はこの近くにある散歩道は微動地震の回数が多くなっているとかで封鎖されているようですが、
そのニュースの三日前に訪れていたわけです。
上ってきた道をロープウエイ、ケーブル、登山電車で戻り、湯本で車に乗り換えていよいよ宿に入ります。

         

半露天風呂の湯船と覆いかぶさるような山の緑と流れるせせらぎの間をさえぎるものは何もなく、
<冬は外気温が低いのでちょっと寒いのです>と案内の女性は笑う、まるごと自然を感じて、が、
コンセプトのお風呂になっているのです。
部屋のお風呂もすべて源泉かけ流しなのでご利用くださいとの案内もあった。

食事は希望の時間から食事処の個室ではじまる。

         

         

         

           

         

料理はひと品づつこちらのペースを見計らいながら運ばれてくるそのタイミングの良さにこの宿の行き届いた
配慮を感じて、若い従業員のマナー教育の良さに気持ちのよい時間が過ごせたように思えました。

家に戻ってからも試してみたい!と思ったのが<豆乳メレンゲ鍋>
    
       

お給仕の女性が説明してくださったのがこの鍋で、出し汁と豆乳を入れた鍋に卵の白身のメレンゲを乗せ、
温まってきて、ふわ~っとふくれてきたら鍋肌から肉(豚)と千切り、輪切り、にした野菜をメレンゲの下に
くぐらせてから、メレンゲとともに器に盛り、そのままいただくのです、優しい口当たりと、味で
美味しかったし、珍しかったです。

久しぶりにサングラスはしていましたが、日傘、帽子もなく歩き、上り下りしたせいか、
そして食事のはじめに飲んだビールのせいもあり、朝まで熟睡したことは間違いありません。
この宿は星野リゾートが譲り受け、改装したと説明していましたが、箱根の山の緑に囲まれ、
その雰囲気をこわさない内装で統一されていて寛ぎやすく親しみやすい宿と感じました。

チェックアウトは12時ですので、ゆっくり起きて先ずはその半露店風呂につかり、
9時から朝食をいただきました。

11時ごろに<界箱根>を出発して今夜の宿は同じ星野リゾートの<界伊東>、に向かっての
ドライブ旅がはじまりました。

              
    
コメント (2)
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