AKKOMAMのMEMORANDUM

穏やかな時間の流れを楽しみながら...

戸惑うほど・・・でも

2020-12-14 10:26:27 | Weblog

          go-toトラベルの地域限定問題が今朝のニュースになっている年の暮です。

       12月12日は今年最後の楽しみにと娘が計画してくれた銀座での観劇とランチでした。

       今から10年前に歯科の定期検診で通っていた古いビルは周りの土地と合わせて見上げるのも

       大変な高層ビルに建て替えられ、道路に面した一階の老舗の風情だけが私の知っている場所!

       八重洲の裏通りにあったしもた屋風の玄関をあけたら焼き鳥の煙が流れてきていた懐かしい

       老舗の焼き鳥屋さんも昔の面影はなく、新しい自社ビルでの開業で、土曜日のランチはそこを

       予約しておいてくれました。予約席は3階にあり、なかなか趣のあるゆったりといただける席でした。

                 

                 

                 

          普段のランチ時は玄関前に列ができるほどのお店で、忙しくいただくのが苦手な私には

          見計らって運ばれるのがなんとも嬉しい時間でした。

          そこからは歩いてもいける歌舞伎座ですが、今日は疲れないようにと車です。

          なんて言ったって、すっかり変わった街のかわりようには驚くばかりで、それでもまだ

          建設中の工事の音が絶え間なく聞こえます。

          知らない街に迷い込んだような気持ちで懐かしさなどはみんな消えてしまっているようです。

                

                

                

         <12月大歌舞伎>の大垂れ幕も華やかに下げられれていますし、開場時間を待つ人の

         列の間では密を避けるようにと劇場係員が声をかけていますし、切符の半券は見せてから

         私自身がもぎ取り、差し出される箱に落とします、 案内された席の両隣りは広い紐でくくられて

         コートを置くのも小さくたたんで間に差し込むようでした。

         通路には注意が大きく書かれた案内札を持った係員が行き来していますし、二階席最前列を

         予約したので一階席も眺められますが、花道両サイドは三席づつくくられているし、座席は

         半分ぐらいしか座れないようになっていますので、なんだか閑散としているようでいつもの

         芝居見物の華やかさも全くなく、緊張した空気が否応なくただよいますが、演目がはじまれば

         それをすべて忘れさせるように舞台も演者も観客も一体となりその場は盛り上がります。

         これだけの人数でどうしてこんなに大きな拍手が聞こえるのかしら?と感激するくらいでした。

 

              お天気にも恵まれ、銀座通りは人の流れが何事もないように続いています。

              ちょっと休みたくなって寄った表通りの甘味処は名前が変わってしまい、

              新橋駅にむかって歩いていても知らないお店の名前ばかりになりました、

              ときには<頑張っているじゃない!!>と嬉しくなるお店にも出会います。

              オリンピック需要ばかりでなく、耐震ビルへの建て替えなどをしながら

              これからの数十年未来の街づくりも考えられているのでしょう、

              そのビルたちがしっくり街に馴染むようになるのは・・・いつごろでしょう。

              でも小さな路地の向こうに昔の看板を見つけては懐かしむ時間を持てたのは

              嬉しいことでした、さあ、今日から気持ちを入れ替えて・・・なんて思いましたら

              今週は本格的な冬の寒さが到来!!とか、クリスマス飾りはドングリと松ぼっくりです。

              

 

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