沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

辺野古新基地・高江ヘリパット建設反対。東京南部の地で、尊厳をかけて島ぐるみでたたかっている沖縄の人々と連帯していきます。

「さよなら原発3・8全国集会」に参加しました

2025-03-08 22:46:33 | 日記

 3月8日、「3・11福島原発事故を忘れない さよなら原発3・8全国集会」に参加しました。ときおりみぞれが降るような寒い日でしたが、代々木公園には多くののぼり旗が翻り、午後1時半、集会が始まりました。主催者挨拶は、澤地久枝さんが来られず、佐高信さんが「やくざと半ぐれが跋扈する原発推進政治家たちにNO!」と力強くと挨拶された。
 その後、福島平和フォーラムや原発事故被害者団体や新宿御苑に放射能汚染土砂持ち込みに反対する会から福島課題の発言があり、再処理問題や環境問題、再稼働問題などの問題提起がありました。最後に鎌田慧さんが「国も東電も責任をとらない!反省もなく原発を進めていくというが、廃止もとめてともに頑張っていこう」と閉会の挨拶があり、その後、デモに出発。
 私たち南部の会は、解放同盟のブースでジュゴンや袋など販売しながら、狭山事件の石川無実を訴える署名や再審改正を求める署名に取り組みました。寒い中、お疲れ様でした。


「3・1キャンドル行動」に参加しました

2025-03-03 23:18:25 | 日記

 3月1日、18時から行われた「3.1朝鮮独立運動106周年記念」に呼応するキャンドル集会に参加しました。
 主催者の挨拶の後リレートークが続きました。はじめに総がかり行動の菱山さんが戒厳令を打ち壊し民主主義・人権・平和をもとめて戦っているソウル集会の報告でした。次は「強制連行・強制労働問題について、川上弁護士から解決に後ろ向きの日韓両政府の歴史的経緯と現状を報告。次に「慰安婦」問題について梁澄子さん(日本軍「慰安婦」問題解決全国行動)が日本の女性差別撤廃に背を向けている現状を批判し、早期に「慰安婦」問題を解決するよう声をあげていこうと訴えた。次に関東大震災問題を関東大震災朝鮮人犠牲者追悼実行委員会の宮川さんが、31運動の4年後の起きた関東大震災は3・1独立運動を朝鮮で弾圧してきた人が治安の指揮をしていることも虐殺を広げた。追悼を続けることが歴史を忘れないことにつながると報告。次に朝鮮学校差別問題について森本さん(朝鮮学校「無償化」排除に反対する連絡会)が、維新と政府が進めている高校無償化を契機になんとしても朝鮮学校への無償化を勝ち取りたい、朝鮮学校は12校あり、11校で支援する応援団ができている、子どもたちに罪はない、無償化へ支援を!と訴えた。次に朝鮮戦争終結問題でソン・ヒョングンさん(在日韓国民主統一連合)が尹大統領のパネルをもって、北朝鮮への戦争を仕掛けようと画策した尹大統領の罷免を!と訴えた。次に一坪反戦地主から「日本は琉球を武力で併合し、日本の国策の道具にされてきた。皇民化政策で言葉や文化を奪い、自己決定権を一度も保障したことはない。沖縄戦後は米軍に売り渡し日本は独立。憲法も安保も米軍支配下の沖縄が論外、復帰さえ、沖縄の要望は無視された。軍事要塞化され、戦争の危機に見舞われている。沖縄のたたかいに連帯を!」と訴えた。
 最後に「3・1独立運動を忘れない」「強制労働・慰安婦問題から目をそらすな」「朝鮮学校差別するな」「合同軍事演習をやめろ」「沖縄の基地撤去」などシュプレヒコールで終了。約150名の参加でした。


オール沖縄に連帯するスタンディングに参加しました

2025-03-03 23:15:25 | 日記

 3月1日、毎月第一土曜日に開催する新宿南口のオール沖縄に連帯する「辺野古NO」のスタンディングに参加しました。寒さもゆるみ青空晴れ渡る下でのスタンディングでした。
 現在、進められている大浦湾の軟弱地盤への砂杭の打ち込みに対する抗議の声からはじまりました。「敷き砂をまいて打ち込むはずの砂杭を固い地盤だからと敷き砂すらまかずに砂杭を打ち込んでいるがいいのか!」「軟弱地盤の最深部90㍍のボーリング調査をやらずに改良工事に着手したが、途中で調査をしたという。しかし、なぜ、公表しないのか」「僕は大学に通っているが、先日、沖縄にいってきた。土砂を採掘している宮城島にもいってきたが、自然を破壊している様に怒りを感じた。東京でも新基地建設反対の声をひろげていきたい」「基地の強靭化・地下化や血液製剤までつくって、負傷兵への対応訓練をしている。絶対に戦争させてはならない」「南部の平和記念公園も土地規制法の区域指定になっている。おかしいと思う」「フランスまで訓練に参加している。やめてほしい」など多くの人がリレートーク。
 「生物多様性の海を壊して、戦争のための基地を造らないで!軍事費43兆円は、子どもの貧困対策に使って!」の簡易チラシを配っていると、若い男性が「防衛力を強化しないで、中国がせめてきたらどうする。僕は防衛力は必要と思う」。またもう一人の若い男性は「僕も戦争反対です。しかし、ある程度の防衛は必要です」と言ってきました。「日本も米国も一つの中国と認めているし、また、中国はせめてきません。かって日本が中国を侵略したのを知っていますか。日本の防衛力は世界トップテンに入っていて、軍事大国だよ。」などのやりともあり、若者との議論は有意義でした。お互いに活発な議論ができたらいいなと思いました。参加者は75人。


「沖縄を再びイクサ場にしない」の院内集会に参加しました

2025-02-27 21:26:14 | 日記

 2月26日、6時から衆議院第一会館で「軍事要塞化に歯止めをかける!沖縄を再びイクサ場にしない」の国連・勧告の実現を!実行委員会による院内集会に参加しました。講師は、宜野湾出身で、宜野湾市役所の職員・宜野湾市議・宜野湾市長などを経て、参議院議員2期目を迎えている伊波洋一さんである。生まれてからずーっと故郷の普天間基地と向き合い、米軍基地被害を受けつづけ「沖縄を戦場にしない」を座右に名にしてきた伊波さんの熱い思いが伝わってきました。
 2016年から今日まで、沖縄は軍事要塞化が進められ、今や、中国敵視の長距離ミサイル、宇宙軍創設まで計画されている沖縄。米国の戦略で、自衛隊が中国に闘い、米国はグアム以降に退き「核戦争になるから」と中国とはたたかわないが、アジアでの戦争をもくろんでいるという。それに便乗しているのが安倍政権以降の日本である。基地の強靭化や地下化、与那国島・石垣島・宮古島など12万人の九州や山口県などへの避難、沖縄島の屋内避難など計画案が示されているが「家畜はどうなる、畑はどうなる」「入院している人は」などの質問に国はまともに答えない。災害防止等を理由に、国が指示できる「自治法」を改正し、有事を理由に、自治体に国の指示権を発動できるようになりました。沖縄では、戦争の危機感に反対・抗議の声があがり県民集会等も行われているが、日本に住んでいる人にはそういう危機感がない。日米は「台湾は中国の一部」と認めており、日本は中国との平和条約なども締結し武力での威嚇はしないと確認されています。是非とも、戦争準備がすすめられていることを、周りに知らせ、ともに「戦争反対」の声をあげてほしいと訴えた。
 会場からも「トランプ政権との影響は」「戦争準備を止めるには」など質問があり、伊波さんは丁寧に答えていましたが、質問も3人で打ち切ったのが残念でした。最後に「戦争準備に歯止めをかけ、戦争に反対していこう。沖縄を再びイクサ場にさせてはいけない」と確認し、集会を終了。伊波さんは、周りに拡散してほしいと「戦場にさせない」というパンフレットも参加者に配布。約60人ほどの参加でしたが、本当に絶対にイクサ場にしてはならないと改めて決意する集会でした。


「改めて問う!土地規制法の今」の院内集会に参加しました

2025-02-27 13:50:25 | 日記

 2月26日「改めて問う!土地規制法の今 住民監視はどこまで進んだか」の院内集会に参加しました。
 私たちが廃止を求めて議員会館で座り込みをしているなか、2021年6月16日未明に強行採決された土地規制法が9月完全施行されてから2年が経過。第4区域指定で全国538箇所うち沖縄は70箇所指定された。
 2年が経過し、どのような状況なのか、仲松弁護士による院内学習会が開催された。立法事実がなく、罪刑法定主義にも反し、住民を監視する法律だが、肝心の「阻害行為」として何が罪になるのか、どのように何を情報収集するのか、皆目わからない違法な法律である。自分が知らないうちに個人情報が調査収集され、あげく「関連する人」までも調査されるという。内閣の恣意的運用が懸念され、特に米軍基地の周り、米軍の宿舎やゴルフ場や広場まで「特別注視区域」に指定されており、米軍のいいなりの法律施行になっていると強調。要求しても住民説明会は全く開かず、この法律があることも知らない人々が多い。基地反対や原発反対する市民への萎縮効果をねらったもので、逆に市民が法施行の監視をしていく必要がある。なんらかの国による調査等がわかったら連絡してほしい、お互いに情報共有して、意図的な運用を監視し、廃案にしていこうと訴えた。
 そして、海渡弁護士からは今度の国会で成立する可能性の高いサイバー法の危険性について話され、ともに抗議の声をあげていただきたいと話された。沖縄からは、辺野古のドローン撮影の妨害がされているなどの報告もありました。
 その後、会場からの質問等もあり、土地規制法の廃止を求めともに頑張っていこうと確認し集会は終了。会場には約50人と沖縄などのリモート参加者がありました。


なかったことにしないで!繰り返すな米兵による性暴力を許さない市民集会に参加しました。

2025-02-07 14:06:25 | 日記

2月6日、衆議院議員会館で「なかったことにしないで!繰り返すな米兵による性暴力を許さない市民集会」が開催されました。12月22日の「米兵による少女暴行事件に対する抗議と再発防止を求める県民大会」の実行委員会が主催しました。集会資料として沖縄タイムス(12/23)の「奪われ続ける尊厳と命」と題した1945年から現在までの米軍による性暴力被害の一覧が配布されました。県民大会の翌日、その大会の記事とともに、新聞一面にぎっしりの性暴力被害の一覧ですが、これは氷山の一角、事件化されなかった被害の方が多い。集会で、前段にとりくまれた政府への要請行動が報告されましたが、どの省庁も深刻な性被害に真摯に向き合い、米軍に本気で性被害をなくさせる気概を感じさせるものではなかったと怒りの発言が相次ぎました。集会では、沖縄選出の国会議員、県会議員も参加、実行委員会からのアピールに続き、教育現場、性暴力を許さない女たちの歩み、市民団体、学生、一坪反戦地主会から発言がありました。県民大会の決議した4項目の要求は以下の通りです。

①被害者への謝罪と丁寧な精神的ケア及び完全な補償を行うこと

②被害者のプライバシーの保護と二次被害の防止を徹底すること。

③事件発生時の県・市町

村等自治体への速やかな情報提供を確実に行うこと。

④米軍構成員等を特権的に扱う日米地位協定の抜本的改定を行うこと。

今署名運動を展開しています。このQRコードから署名できます。ご協力をお願いいたします。

 


防衛省前で「大浦湾杭打ち」抗議行動に参加しました

2025-02-04 17:49:00 | 日記

 2月3日、寒い中、防衛省前での抗議行動に参加し、南部の会の抗議文を手渡しました。
 昨年の12月仕事納めの土曜日に大浦湾への敷砂がまかれ、政府・防衛省は「大浦湾の改良工事が開始した」と発表し、翌1月29日に砂杭を打ち込み、政府・防衛省は「本格的工事開始」とアピール。2月7日の日米首脳会談での報告とか、沖縄の現状を知らない日本国民への宣伝のためだとか、いろいろ言われています。「基地は沖縄へ・沖縄の民意は無視していい」と言わんばかりの政府の対応です。
 沖縄からは、ヘリ基地協議会共同代表の東恩納さんから、政府の対応への怒りのメッセージが寄せられました。その後、2団体からの抗議文が読み上げられ、防衛省職員に手渡され、リレートークが続きました。最後にシュプレヒコールで終了。約100人の参加でした。
 以下は、南部の会の抗議文です。防衛省への手渡した以外は、石破総理などに郵送しました。

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総理大臣 石破 茂 様                   2025年2月3日
防衛大臣 中谷 元 様
国土交通大臣 中野 洋昌 様
内閣官房長官 林 芳正 様
沖縄防衛局長 伊藤 晋也 様
 
   生物多様性の大浦湾の環境破壊の杭うちに抗議し、即断念するよう求める

                   沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

 沖縄防衛局は1月29日に大浦湾の軟弱地盤改良工事の一環として砂ぐいの打ち込み作業をはじめました。深さ90㍍もある軟弱地盤の70㍍までの砂ぐいを打ち込むという改良工事に専門家からは疑念の声があがっています。橘慶一郎官房副長官は同日の記者会見で「一般的で、施工実績が豊富な工法で改良を行った強固な地盤の上に護岸を整備し、埋め立てを行う」と述べました。「一般的で実績豊富な工法」と強調するのは、実態をよくしらない国民へのアピールでしょうか。昨年12月28日の仕事納めの土曜日の2時間、「敷砂」をまいた時も政府は「地盤改良工事に着手した」と発表し、防衛省は「今般の工事(敷き砂)は普天間飛行場の全面返還の実現にむけた大きな前進です」と工事の進捗をアピールしました。しかし、海面下90㍍の深さの軟弱地盤の砂ぐいの打ち込みは、世界的にも異例の規模の工事で作業の遅れも鮮明になっており、果たして完成するのかも疑問視されています。
 当初、政府は5年で埋め立てを完了すると説明していたが、昨年1月には埋め立て工事に9年3か月、米軍への提供手続き完了まで12年、米軍への引き渡しは2030年代後半と言われています。23年11月には在日米軍幹部が「軍事的にいえば普天間飛行場の方がいい」と発言し、波紋を広げました。
 石破首相は1月24日の施政権方針演説で、辺野古新基地建設について「大浦湾の地盤改良工事に着手し、普天間飛行場の全面返還の実現に向け大きく前進した」述べました。辺野古新基地建設は「普天間基地の一日も早い危険性の除去」が理由で「唯一の解決策」とこれまでも歴代の政府も述べてきました。当初の建設費用は3500億円以上だったのが、2019年には2.7倍の9300億円に修正。しかし、25年度までに約81%の7543億円の支出がみこまれており、さらに費用がかかるのは明々白々で、県の試算では2兆5千億円が示されています。辺野古新基地建設は貴重な血税を海に投げ捨てるようなものです。
 新潟大学の立石名誉教授の話では、防衛省の資料には「海面下70㍍より深部には幅100㍍超の軟弱地盤が厚さ数㍍、さらにその下に力学的強度を測定していない地層が厚さ十数メートルあるとされており、この地層の調査を尽くさずに着工したのは無謀。埋立地全体が崩落する危険性さえある。活断層の調査や耐震設計も見直すべき」だと指摘しています。防衛省・防衛局は、5300種以上の生物多様性の大浦湾の海を破壊する砂ぐいの打ち込みを直ちにやめ、沖縄県の民意に沿って辺野古新基地建設の断念・米軍が違法につくった普天間飛行場の即時県外移転すすめるよう求め、以下、要求する。

① 辺野古大浦湾の海の環境を破壊する砂ぐいの打ち込みを直ちに中止せよ
② 米軍が違法につくった普天間飛行場は、直ちに県外移転せよ
③ 砂ぐいに使う海砂はどこから採掘するのか明らかにせよ
④ 沖縄県の基地負担を軽減し、住民の安全・安心の暮らしを守れ


新宿南口スタンディングに参加しました

2025-02-02 10:28:18 | 日記

 青空のなか、2月1日、11時からの新宿南口のスタンディングに参加しました。
 前日の1月31日が旧暦のお正月。沖縄では、今も旧正月を祝い、特に糸満など漁業を営むところでは、船に大漁旗を掲げ、安全を祈願します。
 今回のスタンディングでは、正月の「はちうくし]ということで沖縄出身の女性4人で「かぎやで風」を踊りました。あざやかな紅型の着物を着て、センスを手に「かぎやで風」の音楽に合わせて踊ります。道行く人々の注目の的でした。
 そして「1月29日から大浦湾への杭打ちがはじまりました。玉城デニー知事や沖縄の人々が反対するなかで、砂杭が撃ち込まれたのです。世界的にも希望の海と認定されている生物多様性の辺野古大浦湾の海が破壊されています。通りゆく皆さん、沖縄の現状に関心を寄せて下さい。」の司会の挨拶から始まり、リレートークが続きます。「先日、沖縄に行ってきました。5年ぶりぐらいに見た辺野古に驚き!木々が生い茂っていた森がはげ山になり、海には土砂が投げ込まれ埋め立てが広がっていました。怒りがこみ上げました」「沖縄の渡嘉敷からやってきました。前回もこのスタンディングに参加していました。小さな沖縄に米軍基地が70%以上。性暴力を含む基地被害に苦しんでいます。みなさんも抗議に声を上げて下さい」「2月6日に県民大会を開催したメンバーが要請行動で来ます。市民集会も計画されているのでご参加下さい」「圧倒的な米軍基地がおかれている沖縄。有害物質のピーフォス汚染も進んでいます。しかし、米軍は地位協定をたてに立ち入り検査さえ認めません。地位協定を改定すべきです」などの発言が続きました。
「座り決めここに」「はなぬかじまやー」を歌ったりし、最後にシュプレヒコールで終了。参加者は約60名でした。


続発する「米兵の性暴力」に抗議する大使館前行動に参加しました

2025-01-31 13:47:11 | 日記

 1月29日、「沖縄・相次ぐ米兵による性暴力を許さない」夜7時からの米国大使館前行動に参加しました。大使館から100㍍ほど離れた十字路での抗議集会でしたが、多くの女性たちが参加していました。
 主催者が「70%以上の米軍がおかれている沖縄で米兵による性暴力が続発!女団協を中心に多くの女性たちが抗議の声をあげている沖縄のたたかいに連帯しよう」の挨拶の後、12・22の県民大会共同代表の親川さんから「県民大会を準備している間も性暴力が起きており、しかもそのことを隠蔽する政府に怒りを禁じえない!私たちはあきらめずに声をあげていくのでともに抗議の声を東京からも上げていってほしい。2月6日には政府への要請行動を行い、その後、院内集会を開きますのでご参加ください」との電話メッセージがありました。その後、女性たちの戦争資料館WAMやI女性会議、安保法制違憲訴訟の会などから、戦場の性暴力や「従軍慰安婦」、強制連行など日本が行った侵略戦争の責任を問う発言とともに、今、戦争へ向かっている政府に歯止めをかけよう!「女性の人権・尊厳を守ろう」などのいろんな視点からの発言がありました。そして、最後に沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの「続発する性暴力事件に抗議し、米兵らは沖縄から出ていくよう要請する」、基地・軍隊はいらない4・29集会実行委員会の「沖縄での米兵による性暴力事件に抗議し、米軍の撤退を求める」の抗議文が読み上げられ、両抗議文とも米国大使館に送付されたことも報告されました。。
 「性暴力許さない」「なかったことにはしないぞ」「戦争反対」などのシュプレヒコールで終了。約100名ほどの参加でした。寒い中、お疲れさまでした~


雨の中、防衛省前行動に参加しました

2025-01-07 10:59:24 | 日記

 1月6日、18時半、防衛省行動に参加しました。雨の中でしたが80名ほどが参加していました。
 主催者あいさつのあと、抗議文を読み上げ、防衛相職員への受け渡しがありました。南部の会含め、3団体の抗議文でした。大浦湾軟弱地盤の改良工事の一環である「敷き砂」作業が、暮れの押し迫った12月28日に2時間の作業で開始するという姑息な防衛省への抗議に声が上がっていました。
 沖縄からのメッセージは、12月22日の性暴力事件への抗議の県民集会の共同代表の一人、親川さんからの「無かったことにはしない!」の怒りのメッセージでした。
 以下に、南部の会の抗議文です。防衛相以外には、同日、郵便で石破総理はじめほかの4団体に発送しました。

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石破 茂 総理大臣             2025年1月6日                        
中谷 元 防衛大臣
中野 洋昌 国土交通大臣
林 芳正 内閣官房長官
伊藤 晋也 沖縄防衛局長

    大浦湾の自然環境を破壊し、民意を踏みにじる「敷砂」の作業着手に抗議し、直ちに辺野古新基地建設を断念せよ
                     
                  沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会
 米軍普天間飛基地移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡り、沖縄防衛局は12月28日大浦湾の軟弱地盤改良に向けた工事の「敷砂」作業に着手した。作業は14時ごろはじまり約2時間で終えたそうだ。防衛省は同日14時半ごろ「地盤改良工事が始まりました。今般の工事着手は、普天間飛行場の全面返還の実現に向けた大きな前進です」と、沖縄県の負担軽減を図るためと辺野古新基地建設を進める姿勢を前面に打ち出した内容をXに投稿した。12月28日は県が不承認とした設計変更申請を2023年の同日に国が県の権限を取り上げ「代執行」を承認した日である。わざわざ、御用納めの土曜日に2時間の作業で年内に改良工事に着手したという実績作りかと、姑息な防衛省のやり方に怒りを禁じえない。改良工事には「敷砂」はじめ砂杭も7万本以上も打ち込むそうで、砂の総量は沖縄近海でとれる年間海砂採取量の3~5年ぶんだという。想像を絶するような環境破壊をもたらすもので断じて許せるものではない!
 専門家は辺野古沖の海面下70㍍より深部には幅100㍍超の軟弱地盤が厚さ数㍍におよび、さらにその下に力学的強度を測定していない地層が厚さ数㍍あるにもかかわらず、防衛省は調査もせずに着工するのは無謀だと指摘している。しかも、政府の地震調査委員会は南西諸島の近海で震度8強の巨大地震の可能性もあると指摘しており、耐震設計の見直しや二つの活断層の調査もするべきである。現在、埋め立てに用いた土砂量は計画全体の15%で、総工費9,300億円の81%の7543億円25年度までに支出され、総工費を超えることは明らかである。基地に反対する沖縄県への予算を大幅に削減し、辺野古新基地建設にはドブに税金を捨てるように工事を強行しているのだ!
 さらに11月20日には宮城島からも土砂を運び出した。国が管理者となれないはずの港湾施設で沖縄総合事務局が整備のために一時的に管理している場所から中城湾を経て、法を歪曲して辺野古へ搬出したのだ。法律の勝手な解釈は、新基地建設をはじめた当初から、沖縄の民意弾圧に使われてきた。現外務大臣はかって何度も示した辺野古新基地建設反対の民意に「沖縄には沖縄の、国には国の民主主義がある」とまで言い放った!沖縄差別を繰り返す日本政府の姿勢!許せるか!
防衛省は違法な宮城島土砂搬出、大浦湾の環境破壊の「敷砂」作業を直ちに中止し、辺野古新基地建設を断念するよう求めて、以下、要求する。
1、 沖縄県の年間海砂採取量の3~5倍もの使う環境破壊の大浦湾の工事は断念せよ
2、 南西諸島への巨大地震の可能性もあり、活断層・軟弱地盤の上に基地建設はあり得ない
3、 新基地建設反対は沖縄の民意である。これ以上の基地を沖縄に押し付けるな
4、 NGOが「希望の海」と認定している生物多様性の大浦湾の環境破壊はやめるべきである
5、 戦争のための基地はいらない!沖縄の自治権を奪うな!