1月6日、18時半、防衛省行動に参加しました。雨の中でしたが80名ほどが参加していました。
主催者あいさつのあと、抗議文を読み上げ、防衛相職員への受け渡しがありました。南部の会含め、3団体の抗議文でした。大浦湾軟弱地盤の改良工事の一環である「敷き砂」作業が、暮れの押し迫った12月28日に2時間の作業で開始するという姑息な防衛省への抗議に声が上がっていました。
沖縄からのメッセージは、12月22日の性暴力事件への抗議の県民集会の共同代表の一人、親川さんからの「無かったことにはしない!」の怒りのメッセージでした。
以下に、南部の会の抗議文です。防衛相以外には、同日、郵便で石破総理はじめほかの4団体に発送しました。
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石破 茂 総理大臣 2025年1月6日
中谷 元 防衛大臣
中野 洋昌 国土交通大臣
林 芳正 内閣官房長官
伊藤 晋也 沖縄防衛局長
大浦湾の自然環境を破壊し、民意を踏みにじる「敷砂」の作業着手に抗議し、直ちに辺野古新基地建設を断念せよ
沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会
米軍普天間飛基地移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡り、沖縄防衛局は12月28日大浦湾の軟弱地盤改良に向けた工事の「敷砂」作業に着手した。作業は14時ごろはじまり約2時間で終えたそうだ。防衛省は同日14時半ごろ「地盤改良工事が始まりました。今般の工事着手は、普天間飛行場の全面返還の実現に向けた大きな前進です」と、沖縄県の負担軽減を図るためと辺野古新基地建設を進める姿勢を前面に打ち出した内容をXに投稿した。12月28日は県が不承認とした設計変更申請を2023年の同日に国が県の権限を取り上げ「代執行」を承認した日である。わざわざ、御用納めの土曜日に2時間の作業で年内に改良工事に着手したという実績作りかと、姑息な防衛省のやり方に怒りを禁じえない。改良工事には「敷砂」はじめ砂杭も7万本以上も打ち込むそうで、砂の総量は沖縄近海でとれる年間海砂採取量の3~5年ぶんだという。想像を絶するような環境破壊をもたらすもので断じて許せるものではない!
専門家は辺野古沖の海面下70㍍より深部には幅100㍍超の軟弱地盤が厚さ数㍍におよび、さらにその下に力学的強度を測定していない地層が厚さ数㍍あるにもかかわらず、防衛省は調査もせずに着工するのは無謀だと指摘している。しかも、政府の地震調査委員会は南西諸島の近海で震度8強の巨大地震の可能性もあると指摘しており、耐震設計の見直しや二つの活断層の調査もするべきである。現在、埋め立てに用いた土砂量は計画全体の15%で、総工費9,300億円の81%の7543億円25年度までに支出され、総工費を超えることは明らかである。基地に反対する沖縄県への予算を大幅に削減し、辺野古新基地建設にはドブに税金を捨てるように工事を強行しているのだ!
さらに11月20日には宮城島からも土砂を運び出した。国が管理者となれないはずの港湾施設で沖縄総合事務局が整備のために一時的に管理している場所から中城湾を経て、法を歪曲して辺野古へ搬出したのだ。法律の勝手な解釈は、新基地建設をはじめた当初から、沖縄の民意弾圧に使われてきた。現外務大臣はかって何度も示した辺野古新基地建設反対の民意に「沖縄には沖縄の、国には国の民主主義がある」とまで言い放った!沖縄差別を繰り返す日本政府の姿勢!許せるか!
防衛省は違法な宮城島土砂搬出、大浦湾の環境破壊の「敷砂」作業を直ちに中止し、辺野古新基地建設を断念するよう求めて、以下、要求する。
1、 沖縄県の年間海砂採取量の3~5倍もの使う環境破壊の大浦湾の工事は断念せよ
2、 南西諸島への巨大地震の可能性もあり、活断層・軟弱地盤の上に基地建設はあり得ない
3、 新基地建設反対は沖縄の民意である。これ以上の基地を沖縄に押し付けるな
4、 NGOが「希望の海」と認定している生物多様性の大浦湾の環境破壊はやめるべきである
5、 戦争のための基地はいらない!沖縄の自治権を奪うな!
1月4日、2025年の年があけ、今年はじめてのスタンディングが開催され、多くのひとがかけつけてくれ、80名が参加。
1週間前の12月28日、仕事納めの翌日、なんと防衛局は大浦湾軟弱地盤の改良工事の敷き砂をトレミー船から大浦湾の海に投げ入れたのです。2時間の作業でした。なんでわざわざ、28日に強行しなけれなならなかったのか! 24年で「軟弱地盤の改良工事がはじまった」と記録に残しておきたかったのか!
玉城デニー知事の事前協議の要請も拒否しての強行である。
リレートークでは「大浦湾に敷砂が投入された。1~2㍍に厚さに敷砂をまくというが、沖縄でとれる海砂の3~5年分の量だそうだ。一体、どこから調達してくるのか」「3500億円が19年に9300億円になり、すでに8割がた使われた。どれぐらの経費がかかるのか、どれほどの日数が費やされるのか、国は明らかにすべきではないか」「90㍍に軟弱地盤の70㍍までの工事しかしないそうだ。大地震も可能性も指摘されているのに、ありえない!耐震設計も見直すべきではないか」「一体、普天間基地はいつ返還するのか!」「どこまで沖縄の民意を踏みにじるのか。本土の私たちもともに声をあげよう」などリレートークが続きました。途中、沖縄民謡も歌われ、エイサーも披露され、大きな拍手がわきました。
沖縄戦から80年、変わらぬ沖縄の基地の過重負担!不条理な沖縄差別に怒りの声を上げていこうと確認しあい、スタンディングを終了。お疲れさまでした~
12月22日、新宿南口で開催された「沖縄・相次ぐ米兵による性暴力事件に抗議し、基地撤去を求める東京行動」に参加しました。この冬一番のさむさで風も強かったが、いい天気の青空の下での開催でした。
主催者が「沖縄の大会に呼応する本東京行動に240団体以上の賛同を頂き、そしてこのように多くの参加をいただいて本当にありがとうございます。卑劣な少女暴行事件そして日米の隠蔽工作は、日米の沖縄に対する植民地支配をあらわにしました。沖縄とともに国会のあるこの東京から抗議の声をともにあげていきましょう。なまからど え~びんど まんじゅい ちばらなやーさい」と挨拶。続いて沖縄の県民大会実行委員会共同代表の高良沙哉さんからのメッセージ「私たちは少女への謝罪と補償・二次被害の防止・地位協定の改定など求め、なかったことにはしない。ともに声をあげていきましょう・・」が読み上げられ、基地・軍隊はいらない4・29集会実行委員会から少女暴行事件の政府交渉等の報告がありました。「童神」の合唱の後、宜野湾出身の明さんから基地と隣り合わせの米兵による性暴力の恐怖が語られ、うるま市出身の平安名さんからこれまでの米兵のよる事件の一部が読み上げられ、自分の町で起こった同年配への米兵による性暴力殺人事件の恐怖「私だったかもしれない」と発言がありました。
そして沖縄高校生平和ゼミナールのアピールが代読され、沖縄・一坪反戦地主の抗議声明が読み上げられました。その後、デモへ。
参加者は400名以上で、熱気あふれる東京行動でした。参加された皆さん、お疲れ様でした。(
米兵による少女の誘拐と性的暴行事件に抗議する県民大会(沖縄市民会館)
12月14日、日比谷コンベンションセンターホールで開催された「くとうば じんじけー ~琉球・島々のナラティブ~」に参加しました。「くとうば じんじけー」とは、沖縄の黄金言葉(ことわざ)で、言葉はお金と同じで、使い方で人を生かすことにもなり傷つけることにもなるから慎重に使いなさいという意味です。
「琉球諸語の歴史と多様性」と題して仲間恵子さん(沖縄言語研究センター研究運営委員・琉球大学他非常勤講師。沖縄金武出身)が講演された。琉球諸語とは、奄美大島から与那国島まで約1000キロに及ぶ島々で話されている言葉で、各島々によって話す言葉が違います。明治以降の皇民化政策で、琉球語は「方言札」など用いて使わないような政策がとられ、今や消滅言語としてユネスコに登録され、保護するよう求められているそうです。
琉球諸語は6つのグループ(奄美語・国頭語・沖縄語・宮古語・八重山語・与那国語)に登録されているが、さらに村々の言葉の研究も行っているという。沖縄山原出身の私は、国頭語や沖縄語はかろうじてわかるが、宮古・八重山・与那国語は全くわかりません。地域地域に伝わる大事な言葉、改めて多様性に富む琉球諸語に感銘をうけました。
次に宮古出身の垣花暁子さんが「川満原のアグー」「多良間しゅんかに」のサンシンを引き、さらに「鳩間節」「繁盛節」のサンシンにあわせて日南田さんの琉舞がありました。そして、最後に沖縄・宮古・与那国出身の方々のトークセッションがあり、終了しました。琉球島々の言葉に、サンシン、そして琉舞、すばらしいいベントでした。参加者は約150名でした。
12月13日、米兵による少女への「わいせつ誘拐・不同意性交」の判決が那覇地裁であり、7年の求刑に5年の懲役が科されました。「少女を一人にしない、よりそい、このような卑劣な犯罪を許さない」と沖縄でも抗議集会が開かれ、それに呼応して18時半から外務省前で東京行動が行われました。
ちょうど、外務省職員が仕事を終え、帰る時間帯で、その職員らへも「米兵による性暴力による少女の怒りと悲しみを共有しともに抗議の声を上げて下さい」と呼びかける中での抗議行動でした。主催者は、この間の事件の経過や9月に行われた政府交渉など話し、二度とこのような事件を起こさないためにも基地撤去をもとめていきましょうと挨拶。引き続いて「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」から「那覇地裁で行われた少女への尋問で『ビデオリンク方式』を要求したが受け入れられなかった。二次被害のような尋問にも勇気ある少女の証言でした。少女への心身両面のケアーを求め、ともに抗議の声をあげていきましょう」と呼びかける電話メッセージがありました。引き続き、アジア女性資料センターの本山さんから「このような性犯罪、絶対に許されない。沖縄のほかにも基地のある地域で起きていると思われるが隠蔽されている可能性が高い」とともに戦っていく決意が述べられました。そして、うりずんの会の伊波議員から「沖縄で進む戦争準備が今や日本全国に広がっている。少女を女性の人権擁護をはじめ、戦争準備の反対の声をあげよう」と呼びかけがありました。最後に「急な呼びかけにも関わらず80名近くのかたが集まってくれました。12月22日には新宿南口で13時半から「沖縄・米兵による性暴力に抗議し、基地撤去を求める東京行動」へもご参加をお願いします」と挨拶して終了しました。
寒いなか、お疲れさまでした~
12月10日、国連・人権勧告実現を!実行委員会主催の院内集会「第12回・世界人権デー集会 包括的反差別法をつくろう!」に参加しました。
「私たちは2013年に国連・勧告実現を求める実行委員会を結成し、毎年、差別禁止法・国内人権機関・個人通報制度の実現を求め集会やデモを開催してきました。国会議員への呼びかけも行い、本日は多くの国会議員も参加して頂き、大変うれしいです。浅倉さんを迎え”包括的反差別法の意義”について講演をしていただきます。最後までよろしくお願します」の主催者挨拶のあと、浅倉さんの講演がはじまりました。
講演は、まず、日本における雇用に関わる差別に対する法制度と雇用以外の差別規制法(障害差別禁止法・部落差別解消推進法・ヘイトスピーチ解消法・アイヌ新法など)について話され、雇用差別の法規制が包括的でないことや差別の是正についても不十分であると指摘されました。国連の「包括的差別禁止法の実践ガイドブック」に沿って差別撤廃にむけ取り組みを進めていく必要があり、国内でも部落解放・研究所や外国人人権法連絡会からも差別撤廃へ向けての提案が出されていることなどが紹介されました。そして、包括的反差別法の意義について提起し、ともに制定めざしていきましょう!と締めくくり終了。一人の方から質問がありました。
その後、特別報告として①「朝鮮学校差別と歴史否定」について ②「入管法再改悪」について ③「沖縄基地と性暴力」について発言があり、それぞれの現状や課題について訴えがありました。いずれも排除や差別など深刻な問題で心が揺さぶられました。
最後に「包括的反差別法をつくろう!~すべての人に人権と尊厳を~」の集会アピールを参加者全員の拍手で採択されました。会場参加者は約80名、ほかにユーチューブの配信に100名が参加。多くの国会議員の参加もありました。
ちょっと冷え込みましたが、青空いっぱいのもと、今年最後のスタンディングがはじまりました。
「通りゆくみなさん、私たちは沖縄の戦争のための基地建設に反対し、みなさんと同じように沖縄に住む人々も普通に安心して安全にくらせるようにと訴え、スタンディングをしています。国土面積0・6%の小さな沖縄に米軍基地が70%以上も押し付け、さらに住民の反対を押し切って与那国・石垣・宮古・沖縄島・馬毛島・奄美と自衛隊のミサイル基地の軍事要塞化が急ピッチで進められ、司令部や重要な施設は地下化や強靭化、そして沖縄はじめ全国130箇所で弾薬庫が建設されています。43兆円もの防衛予算で日本は中国敵視の戦争準備をすすめています。貴重な税金は軍備ではなく子どもの貧困対策や福祉・暮らしに使うべきではないでしょうか。平和を訴える沖縄に連帯し、私たちも戦争反対・基地建設反対の声をあげていきましょう」との挨拶がありました。その後、リレートークが続き、沖縄の童謡などがうたわれました。安和で土砂搬出阻止のたたかいを続けてきた方からの現地報告や少女暴行事件に抗議する沖縄の女性たちのたたかいに連帯して、東京でも行動をおこしていこう!イスラエルのガザへの虐殺はゆるせん!・・・など発言が続きました。
最後に「童神」の歌も披露され、12月13日の少女暴行事件の判決に抗議するために外務省前に集まろうと呼びかけられました。
参加者は60名余。お疲れさまでした~
11月30日、青空のもと「沖縄のたたかいに呼応して『本土』でも声をあげよう! 11.30国会前アクション」が国会正門前で開かれました。まず始まる前にテーゲーサンシンクラブの皆さんが「立ち上がろう今こそ」「沖縄をかえせ」など唄サンシンで盛り上げてくれました。
その後、主催者あいさつで「沖縄の辺野古では代執行で工事が強行されて、軟弱地盤にも鋼管杭打ちがはじまりました。与那国はじめ石垣、宮古、沖縄島、馬毛島まで含めて戦場を前提とした日米合同訓練が行われ、沖縄の現状は厳しさを増している。沖縄の人々のたたかいに呼応して本土でも沖縄の軍事要塞化反対、戦争反対の声をあげていこう」と訴えた。協賛の総がかり行動実行委員会からも、ともにたたかっていこうとの挨拶がありました。沖縄からは山城博治さんからの「辺野古と沖縄の島々の軍事化」について「安和桟橋での死傷事件を悪用して抗議行動への弾圧が強化され、島々のミサイル基地化が急ピッチで進んでいる。再び沖縄を戦場にしてはいけない。ともにたたかっていこう」の電話メッセージがありました。市民団体からは、基地・軍隊はいらない4.29実行委員会から「半年間も隠蔽された少女暴行事件は断じて許せない。と政府交渉したことや12月22日の女性たちが中心となって県民集会がひらかれること、そしてそれに呼応して同じ日の午後1時半から新宿南口で東京行動が行われるので是非ご参加下さい」と発言。安保破棄中央実行委員会からは不平等な地位協定の改定や安保条約について発言。フォーラム平和・人権・環境の代表からは「台湾有事を利用しての沖縄をはじめ日本の軍事化」について話があり、カヌーチーム辺野古ブルーや土砂協からの発言の後、緊急発言で馬毛島の軍事要塞化の訴えがありました。また、うりずんの会の伊波議員から「日本と中国を戦争させ、米軍はグアムから東に移動し、戦うのは自衛隊・戦場となるのは沖縄・日本というアメリカのシナリオに乗ってはいけない、安保条約で米軍が日本を守ることはない!そのことを多くの人に知らせていく必要がある」と訴えた。参加者は約550人。参加された皆さん、お疲れさまでした~それにしても黄色に色づいた銀杏並木がきれいでした~
11月29日、16時から17時まで、大井町駅頭で「辺野古・大浦湾を埋め立てるな!自然豊かな生物多様性の海を壊すな!」のチラシ100枚配布しました。
「辺野古に米軍基地を造るな 自然豊かな海を壊すな」の横断幕を広げ、辺野古の海や工事車両の様子、辺野古の埋め立ての状況などのパネルも用意して道行く人に辺野古新基地建設の不当性を訴えました。ハンドマイクで「沖縄の人々の反対を押し切って3500種以上の生物多様性の豊かな海を埋め立てて米軍基地を造っています。仲間がチラシを配っていますので、ぜひ、受け取って下さい」と訴えていたら「なんのチラシ」の質問に「基地建設反対のチラシです」と答えたら「私は基地に賛成だから」と言いながら去っていく人や小学生ぐらいの男の子が「チラシはどこにあるの」とわざわざ言いに来てくれて、チラシを受け取って走っていきました。学校帰りの5人ほどの高校生ほどの男の子たちに「沖縄にいったことある?」と聞いたら「行ったことある。海がきれいだった」と笑顔で答えてくれました。わざわざ手をさしだしてチラシをもらっていく人も何人もいました。
しかし、ほとんどの人はチラシを受け取らず、通り過ごしていきます。圧倒的な基地を沖縄に押し付けているのに、その実態には無関心。米軍による事件・事故・性暴力含めて被害に苦しんでいる実態に少しでも目をむけてほしい!弾薬庫建設も進められ、負傷兵のための血液製剤や指令室の地下化など軍事要塞化が進められています。台湾有事をあおり、防衛予算は拡大の一途です。今こそ「戦争反対」の声を沖縄とともにあげてほしいと思いました。6名の参加。お疲れさまでした。(写真とるの忘れました.添付の写真はその時の横断幕です)
11月20日、18時半、文京区民センターで「辺野古・大浦湾を埋め立てるな!今どうなっているの?11・20集会」に参加しました。
主催者あいさつのあと、現在の辺野古・大浦湾の動画が上映されました。青い海に鋼管杭打ちの状況や海中のサンゴや魚たちが泳ぐ様子が映し出されていました。ここに杭を打ち土砂が投入されるのか!と世界的にも貴重な生物多様性の海が破壊されるのか!と怒りが沸きました。
その後、「どんな生き物がいるの?」と、専門家の花輪さんが画像を使って説明。自然保護されている白神山地や小笠原諸島などよりも最も多くの海洋生物5334種もいること、3頭いたジュゴンも追い出し、鳴き声があっても調査しない、環境を守るべき検討委員会は、設計変更に携わっていた人や辺野古の工事業者から多額の資金を受けている人など「工事ありき」のメンバーが占めていることなど指摘しました。
続いて東京新聞の中沢さんが「軟弱地盤の工事の費用など」について話されました。公共事業ではありえない湯水のごとくの税金の投入、契約変更の乱発、公費膨張など問題にしました。現在、3500億円から9300億円を示しているが、政府自体、経費増額を予測しており、ずさんな工事だと問題にしました。さらに移設するはずの普天間基地の改良工事に217億円も使っており、米軍の本音もあり、地元でも懸念されているが普天間の居座りもありうるのではないかと指摘しました。
その後、地域で頑張っている4団体から発言が続き、11・30の国会前アクションへの参加の呼びかけもありました。最後に12月14日の「ことばは じんじけー」への参加要請と沖縄の女団協主催の「米への性暴力をゆるさない!基地はでていけ」の県民集会が12月22日開催されるので、呼応する集会を東京で開くので是非ご参加下さいと呼びかけがありました。
リーフレットやプラカードなど工夫を凝らして書く地域で辺野古新基地建設断念を求めていこう、またできるだけ辺野古の現場にもいこう!と呼びかけ集会は終了。寒い中、100人以上の参加でした。南部の会は、11月29日16時、大井町駅前で情宣活動をします。ご参加下さい。