高江の住民をはじめ沖縄の人々の当たり前に暮らしたい!ヘリパット建設反対の声を圧殺して、政府は工事を強行した。
10万票の圧倒的大差をつけて、あの現職の島尻沖縄担当大臣を破っての当選であった。
その翌日早朝に、非暴力で抗議する市民を排除して大量の資材を北部訓練場の基地の中に運び入れた。座り込みテントも全国から動員した機動隊500人・県警ら1000人が市民に殴る・けるの暴力をふるって撤去!
一坪反戦地主のよびかけで、総理官邸前で「高江の米軍ヘリパット建設を許さない!」の抗議集会が行われ、500人以上が結集。
主催者のあいさつの後、現地の安次富さんから「政府の暴力に対峙し、一歩引きながらも絶対に屈しない。東京の知事選の勝利は、翁長さんの後押しにもなる。絶対に勝ってほしい!ともに勝利するまで頑張っていこう!」との電話メッセージ。
ウチナンチュとして南部の会の青木さんが「ここに集まった皆さんと深く連帯して、ウチナンチュはマキランドウ!」と発言。また辺野古・高江プロジェクトで南部の会の会員でもある鈴木さんが、座り込みテント撤去の現地でのすさまじい暴力を受けながら、それに抗してたたかってきた体験を報告。そして今度は、N1裏のテントの撤去が8月6日に予告されている。できる限りの多くの人が高江に行ってほしいと訴えた。
そして多くの連帯のあいさつをうけて、最後にゆんたく高江が「10年ほど高江の問題を取り組んできた。高江の支援でこんなに多くの人が集まってくれたことがうれしい。やんばるの森のゆたかな自然も知ってほしい。ともに頑張っていこう」とあいさつ。
最後に「高江のヘリパット建設強行許さない」「辺野古の新基地建設許さない」などシュプレイコール、沖縄と連帯してたたかっていくことを確認して終了しました。
すでの報道されているように、警視庁はじめ全国から集められた機動隊500人と現地の県警らによって、抗議する市民への暴力がエスカレートしています。
殴る・ける・首を絞める、車でひく・・などすさまじい暴力がふるわれています。
高江への県道70号線は封鎖され、検問が行われ、高江へ行くことが阻まれています。
22日、夜を徹しての抗議を、あらんかぎりの暴力でねじ伏せ、座り込みのテントを撤去!
23日のアルタ前集会とデモは、この安部政権の弾圧にたいする怒りと抗議がうずまきました。許せない!
高江現地から、高江にヘリパットを作らせない!現地行動連絡会の共同代表の仲村渠(なかんだかり)さんが電話でけが人が続出する機動隊の暴力、圧倒的な物量による弾圧などなまなましく伝えてくれました。
本当に腹の底から怒りがわいてきます。
集会は「勝つまで屈しない!」現地の怒りを共有し、自分たちのいる場所から、高江の状況・沖縄の状況を発信していこう!そして、いける人はできるだけ高江現地にかけつけようと確認しデモに出発。
400人が結集しました。
【高江から】高江4日目(22日)。
10時過ぎN1テント前現場からの撤退の方針が示された。機動隊員の監視付きの下で自分の荷物をなんとか取りまとめ、いったんの再結集場所、新川ダム公園に徒歩で向かった。
「敵に陣地を明け渡した敗残の兵」。
機動隊にやんばるの森は完全に制圧され、座り込みテントの拠点を失い、工事が開始され、これから高江のたたかいはどうなるのだろうか、高江住民の会は? 高江連絡会は? そなことを歩き歩き考えていると涙が流れてきて仕方なかった。
機動隊に対するたたかいの布陣はN1テントを軸に県道70号線を南北に長かった。最初は北側と南側を固め、N1テント前はほとんど人は配置されていなかった。ぼくはいったんは北に向かったが、その後南側で座り込んだ。それが4時から5時。
その後、北からの機動隊の圧倒的な数と暴力の前にすさまじいたたかいを強いられながらN1テント前が制圧されたらしい。「らしい」というのはたたかいは分断され、北の情報は伝わってこず、全体状況がわからない。
N1テントに向かおうとしても機動隊の阻止線が固められ突破できない。阻止線の前に座り込んだものの、途中からその座り込みは全然意味がないことに気がつく。
阻止線を突破しようと機動隊の壁に突き進む若者が、機動隊員に腹部を膝蹴りされ救急車が手配された。熱中症で倒れた女性もいる。
テント前でも女性が倒れ救急車の到着を待っているらしい。救急車を待っている人が4人。
後で知ったのだが、テント横の工事用入り口《もう何年も閉じられているトタン張りのゲート》の前中央に置かれた街宣車の屋根に撤去されまいと登っていた女性が機動隊員にロープで首を絞められ引きずり下ろされ失神、手足の痙攣を起こしていたという。その動画がアップされているだろうからどのようことが起きていたのか確認しよう。
現場には簡易トイレが1箇所ある。だがそこも機動隊に制圧され、いくら人権無視と抗議しても力付くで通さない。
南側にトイレカーが配置されていて距離4kmの所にある新川ダム公園のトイレを使うことができるが、県道との分岐点で降ろされ、帰りは徒歩でしか戻ってこられない。トイレカーのピストン輸送が警察によって妨害されていた。
そしてテント前の簡易トイレの使用さえも禁止。女性たちはどんな苦痛を強いられていただろうか。
抗議を繰り返す中で弁護士も駆けつけ、一人一人に機動隊員の監視付き添いつきでトイレ利用が可能になった。
この報告は翌日のけさ書いている。あの時、たたかう場所も情報も分断された状況の中で、自分がどこにいたかで、自分が何を目にしたか、何を成し得たかが違ってくる。これから様々な報告、総括が出てくるだろうから、そのつど考えていきたい。
それにしてもである。これからどのようにたたかうことができるか、よくわからない。
ぼくは今回、時間の許す限り現場の「頭数」の一人になるために高江に来た。この現場でそいう人たちにたくさん出会った。
(車168台、約200人が参加。バスを仕立ててきたものの県道封鎖でたたかいに参加できんかったグループがいくつもあったらしい)
当初は明日の便を予約していたが、キャンセルして日曜日の便に変更したところで、「撤退」。東京での自分の高江へのかかわり方もこれからよく考えよう。何よりも高江の住民の方々が気になるところ。
新川ダム公園への「撤退」の道々、「でも、沖縄の人たちって、こうやってたたかいを続けて来たのだなあ。勝つまで負けないって」。そうつぶやいて炎天下を歩いていた。
【高江から】現在23時55分。この時間になっても支援者の車が続々到着する。もっと早く寝ようと、路上際にダンボールを敷いて横になるが、車の音、救急車のサイレン、遠くでの機動隊と対峙する声……とても横になっていられないというよりも、そういうわけにはいかない。
ひどい話だ。これまで駐車禁止地帯、区間は一つもないやんばるの森の中の県道のN1テント前左右の道路に突然駐禁の立て看を置き始め、駐車してある反対派市民の車にバタバタと駐車違反の張り紙を貼り始めようとした。明日レッカー車で撤去する始まりだ。
そうはさせじと反撃。その間に座り込み中の仲間が警察車に追突され運転していた機動隊員は車から降りて本人の状態を確認することなくクルマを走らせた━そういう警察官による「ひき逃げ事件」が起きた。
もう真っ暗の闇の中で強く糾弾抗議行動を行った。
もう警察は、日本政府は沖縄を徹底的に力で抑えつけようとしている。
これから少しは眠れるだろうか。明け方ウトウトし始めたころに機動隊のカナポコやレッカー車の音、近づいてくる機動隊の長靴の音。緊張が走るときがあと4時間後にはやってくる。
どんなたたかい方になるかわからない。頑固に敢然と座り込む。排除されても抗議の声を上げ続ける。やんばるの森を圧殺の森にさささてなるものか。
最後のミーティングがこれから始まる。
参議員選後の初めての総がかり行動は途中、土砂降りの雨にも関わらず、4500人が結集しました。
私たちも南部の会ののぼりを掲げて参加。
参議員選挙で3分の2を許したが、市民と野党の統一候補11人の勝利は、私たちの取り組みの成果であり、安部は内心、恐れを感じていることだと思う。引き続き、戦争法廃案・辺野古・高江の基地建設阻止・原発再稼働阻止へむけて頑張って行こうと訴えていた。
都知事選に立候補している鳥越さんが来て、マイクを握った。参加者は大きな拍手で応援。
また、一坪反戦地主からは「今、高江に全国からの機動隊500人と県警あわせて1000人以上が動員され、さながら戒厳令のようなさまである。抗議する市民を強制的に排除し、ヘリパット建設が22日にも工事が強行されようとしています。ひとりでも多くの人が高江に行ってほしい」と厳しい高江の現状と支援を訴えた。
また、総がかり行動を終えてから、辺野古リレーの呼び掛けで警視庁前での「沖縄に機動隊を派遣するな!」の抗議行動に参加。およそ、180人以上が参加していました。
雨に濡れながら参加した皆さん、お疲れさまでした。
参議院選で島尻沖縄担当相に10万票の差をつけて辺野古基地反対・オスプレイ反対の伊波さんが当選した、翌日、に国は高江のヘリパット建設強行を始めました。
本当に許せません!
7月11日早朝、沖縄・東村高江の米軍北部訓練場のメインゲートから機動隊の車両3台と業者、ダンプ、重機、トイレ、資を積んだ大型トレーラーが入りました。宿舎や作業場をつくり始め、工事を再開したのです。
また、メインゲート近くの県道端には鉄柵が設置され、警備員ALSOKが配置されました。県道を管理する沖縄県に無断でおこなったのです。住民らは撤去するよう、詰め寄りましたが、機動隊によって力づくで排除されました。
今回の工事の予定地であるN1への入り口での座り込みに対して沖縄防衛局と県警は監視を続け、座り込み排除を虎視眈々と狙っています。
高江米軍ヘリパッドの工事を強行させないために東京でも日本政府・防衛省に対して抗議の声を挙げましょう。
高江の動きは、下記ブログをご覧ください。
◎『やんばる東村 高江の現状』
~「ヘリパッドいらない」住民の会
http://takae.ti-da.net/
◎『ヤンバルに座る---たかえをまもれ!』
~ヘリパッド建設に反対する現地行動連絡会
http://blog.goo.ne.jp/takashien
参議院選挙で基地建設に反対する伊波さんが10万票の大差で島尻沖縄担当相を破った、翌日の7月11日未明に、建築資材をつんだトレーラー10台と防衛庁職員をのせた3台の車がN!ゲートから中に入った。
反対する市民を排除して工事の強行である。
この間、オスプレイの低空飛行訓練が夜の10時すぎまで連日行われ、学校に行けなくなった子どもまでいる。
そして、参議院選翌日のヘリパット建設の強行!
あまりにひどい国の対応ではないか!
許しがたい!!
防衛省前の抗議集会に参加し、130名の参加者とともに「高江のヘリパット建設強行許さない!」と抗議!
ヘリパット建設絶対許さない!
辺野古の新基地建設、絶対許さない!
現地からの力強い山城さんの電話メッセージをうけ、沖縄とともにたたかっていくぞ!と確認しあって抗議集会は終了しました。
緊急にも関わらず、参加されたみなさん、お疲れさまでした~