6月13日、「辺野古新基地断念を求める請願署名国会提出に向けた院内集会」に参加しました。
この間、みんなで必死に取り組んできた新基地断念を求める請願署名がいよいよ最終段階を迎え、14日の提出へむけての院内集会が参議院会館で行われました。主催者代表として稲嶺進さんが「署名は55万9224筆の多くの署名が集まり、取り組んだ皆さんにまず、お礼を申し上げたい。この署名は日本の民主主義や地方自治、人権を問う署名であり、沖縄を再び戦場にするなと訴える署名です。署名を受け止め、国会で十分審議を尽くして、辺野古新基地建設断念をしていただきたい」と挨拶された。そのあと、立憲民主党や共産党、社民党、れいわ新選組など多くの議員に署名の手交が行われ、福元事務局長からこの間の経過が報告。沖縄基地問題議員懇談会や各政党や沖縄国会議員からの挨拶が続き、後援団体の総がかりと国会包囲から連帯の挨拶、最後に高里さんから「この署名で沖縄のたたかいは孤立していないことが明らかにされた。ともに基地建設断念を求めて頑張っていきましょう」と挨拶されガンバロウ三唱、大きな拍手で院内集会が終了。130名の参加者で、会場に入れなかった人も多くいたそうです。
その後、埋めるな連の「辺野古断念を求めるキックオフ集会」が議員会館前で行われました。
そして最後に、6月6日の塩川のたたかいの現場で、防衛省職員による「気違い行動」の差別発言を許さない抗議集会が一坪主催で行われました。この間、沖縄の現場では防衛局による締め付けが厳しくなっており、その流れのなかで起きた沖縄蔑視の差別発言です。抗議文が読み上げられ「差別発言は絶対許さない」と全体で確認し、抗議集会は終了しました。翌日、岸田総理・松野官房長官・浜田防衛大臣・小野沖縄防衛局長に発送するということでした。約、100人の参加でした。
6月6日、参議院会館で行われた「土地規制法の区域指定を中止し、法を廃止するよう求める」院内集会に参加しました。
海部弁護士による「これが重要土地規制法だ!」の話がありました。土地規制法の内容に入る前に、この間の安倍・菅・岸田政権による戦争準備体制の法案(13年の特定秘密保護法・15年の集団自衛権・17年の共謀罪・20年の学術会議6名の排除・タル法と土地規制法・22年経済安保法・23年軍拡予算確保法など)の制定等の歴史が話され、土地規制法は戦争準備法である。立法事実もあいまいで、何が阻害行為なのかあいまい、不服申し立てもない。情報受付窓口もあり、お互いを監視させスパイ行為を容認する。区域指定1キロ内だけでなく、関係者までも調査対象になり、どこまでも調査・監視が広がっていくという法律で、沖縄は5月12日に39か所指定され、今後自治体からの情報収集をし、8月ごろに決定されるという。この間の流れも含めて詳しく話された。沖縄の風の伊波さんも駆けつけ、沖縄を取り巻いている戦争の危機について、米軍は戦争がはじまったら後方に退き、戦争には参加しない。戦うのは自衛隊で、ウクライナのように情報提供するのみで、米軍が日本をまもるというのはありえないと強調された。
その後、一坪反戦地主から、沖縄は自衛隊基地はじめ米軍基地が広大に広がっているので、沖縄中が監視対象にされ、基地反対の抗議行動などへの弾圧が予想される。しかし、あきらめずに声をあげていこうと訴えがありました。宮古や石垣などからのリモートメッセージや新潟からの情報提供もありました。
そして、国会で審議中の軍需産業強化法案審議の状況の説明もあり、反対のファックス等の取り組みの訴えがありました。
緊急の院内集会ではありましたが、会場は立ち見もあり、満杯でした。
6月3日、新宿南口のスタンディングに参加しました。
台風2号の影響で記録的大雨が降り続いていたが、スタンディングが始める午前11時には雨がやみ、笑顔のスタートとなりました。
今回は新しい横断幕が二つ「辺野古新基地断念を求める署名48万人以上集まりました 政府はただちに辺野古の工事を中止せよ」「もの言いえぬ社会をつくる土地規制法を廃止させよう」張り出されていました。
今まで開始時にやっていたシュプレヒコールがなくなり、歌集が配られ「チンヌクジューシー」「いったーあんま まーかいが」「赤田すんどんち」などウチナーグチの童謡が、スピーチの合間にうたわれました。そして、いつものようにエイサーやカチャーシもあり、あたたかい感じのスタンディングでした。
「辺野古新基地断念を求める請願署名」が当初の目標34万人を大きく超えて48万人以上も署名が集まったことが報告され、大きな拍手がわきました。さらに「新基地断念まで力を合わせて頑張っていこう」「沖縄を戦場にするな」「豊かな大浦湾の海を守ろう」などスピーチが続きました。午前中、大雨だったにも関わらず、50名の参加者でした。