12月16日、連合会館で「多田瑤子反権力人権賞」の授賞発表会が行われました。受賞されたのは、非正規労働者の差別撤廃にとりくむ全国一般東部労組メトロコマーズ支部、民族意識を原点とした平和・人権のたたかいをされている徐翆珍(じょすいちん)さん、そして、沖縄における反巨大開発・反基地闘争を担ってきた伊波義安さんの三者が受賞された。
伊波さんは高校の教員で、沖縄アルミ誘致反対運動や金武湾のCTS建設反対運動、やんばるの森を守る運動、そして現在の辺野古新基地建設反対運動、高江ヘリパッド建設反対運動、嘉手納基地の閉鎖・撤去運動など、常に沖縄の反戦平和の先頭になってたたかってこられた。
受賞についての講演では、現在の辺野古のたたかいや、沖縄の歴史などパワーポイントをつかって「沖縄の米軍基地と平和について考える」を訴えた。
また、伊波さんは、3月4日の「サンシンの日」にはシュワブゲート前でサンシンを弾き、元旦の日には辺野古の海のテント前で「ハチウクシ」のイベントを行うなど、沖縄の伝統と文化を大事にされるとてもチャーミングな方であった。
受賞パーティーの最後に、伊波さんを中心に沖縄出身者で「今こそ立ち上がろう」を熱唱しました~
伊波さん~おめでとうございました~
12月15日、米海兵隊のCH53Eの大型輸送ヘリの相次ぐ部品落下に対して、防衛省への緊急抗議行動に参加しました。緊急にも関わらず約60名の参加がありました。
12月7日、野嵩の緑が丘保育園の一歳児の遊ぶ部屋のトタン屋根に約10センチの筒状の部品が落下。また、その6日後の12月13日には普天間第二小学校のど真ん中に約1m四方の窓が落下した。4年生の児童がケガをした。もし、少しずれていたら、大惨事を引き起こすところであった。
防衛省の抗議行動には、ちょうど「多田瑤子反権力人権賞」の受賞で東京にきていた伊波義安さんが「保育園や小学校の上空を米軍機が飛ぶこと自体許されない!ましてや部品が落下し、大惨事を引き起こしたかもしれない事件でありながら、政府は全面禁止を求めず、飛行の『自粛』を要請するとは許しがたい。普天間基地は即時撤去せよ」と怒りのアピール。
そのほかにも次々と、飛行の全面禁止・普天間基地の即時撤去などのアピールが続きました。
南部の会は「抗議文」を読み上げ、保育園や小学校、民間住宅の上空の飛行禁止や普天間基地の即時閉鎖、県外移転、海兵隊基地の全面返還など要求した。
参加したみなさん、お疲れ様でした。
本日、12月15日、相次ぐ米軍機による部品落下事件に対する抗議行動が防衛省正門前で行われます。
12月7日に、米軍普天間基地所属の大型輸送ヘリCH53Eの部品が一歳児の遊んでいる部屋のトタン屋根に落下。多くの園児が遊んでいた園庭とはわずか50センチの近くでした。米軍は落下した部品は認めたものの、飛行中のヘリから落ちたものではないと言っているそうです。しかし、保育園の上空を低空飛行した直後に部品は落ちています。それからわずか、6日後に、今度は普天間基地にフェンス一つで隣接している普天間第二小学校の運動場のど真ん中に大型輸送ヘリCH53E の鉄製の窓が落下。7,7キロの凶器が、体育の授業をやっていた子どもたちのわずか10メートルの近くに落ち、児童一人がけがをしました。
一体、子どもたちが園庭で普通に遊べない保育園とはなにか!子どもたちの運動場のど真ん中に、7,7キロの凶器が落ちてくる小学校とは何か!
菅官房長官は「あってはならないこと」と言ったが、「あってはならないこと」が沖縄の保育園、小学校、で起きているのです。住民を排除して違法に作った普天間米軍基地、国際法に違反する米軍基地、世界一危険と米軍自身が認める普天間基地!即刻閉鎖しろ!すべての米軍機の飛行を停止しろ!
沖縄の子どもたち、住民の命をなんと思っているんだ!
保育園には「自作自演」「暇だなあ」などの中傷や嫌がらせの電話やメールが来ているそうです!許せません!
防衛省前(市ヶ谷駅・四谷駅から7分)で緊急な抗議行動があります。
防衛省正門前 午後6時半
ぜひ、ご参加ください。ともに抗議の声をあげましょう!
12月10日、国連の「世界人権デー」を記念して「わたしたちの声を国連へ~活用しよう!国連の人権保障システム~」の集会が青山学院大学で開催され、200人が参加。集会後、デモ行進し、国連から指摘されている国連勧告の実現をと、道行く人たちに訴えました。
集会は、朝鮮中高級学校ダンス部のすてきなダンスで幕開け~
前田朗さんによる「市民社会の声を『国連人権勧告』」の記念講演がはじまりました。まず、ジュネーブにある国連欧州本部の建物や国連人権理事会の会議やモンテココアの路上での人権写真展の模様などの映像が紹介された。人権写真展が路上で行われていることに驚かされた。
国連加盟国は193か国で、うち人権理事国は47か国。安倍政権になって大きく人権が後退しているなかで、日本は昨年、立候補して人権理事国になった。前田さんは、3月の人権理事会で「山城さんの長期の身柄拘束は国際自由権規約に違反しており、釈放を求める」と発言したそうだ。また、5年ぶりに行われた普遍的定期的審査で、日本は106か国から218項目の多くの勧告が出され、来年3月まで回答を出さなくてはならないという。
多くのNGOの連携で「国連平和権利宣言」が12月に採択された。東アジアの「人権機関」の設置を求めていきたいと話された。
その後、「子どもの権利条約の審査に向けて」「朝鮮学校の子どもたちに学ぶ権利を!」「日本でもできる個人通報制度」の発言があり、最後に集会アピールが参加者一同の拍手で採択され、デモへ。
参加されたみなさん、お疲れ様でした。
11月30日、東京MXテレビ本社前の抗議行動に参加しました。冷たい雨が降る中、約50名が参加し、ともに抗議の声をあげました。
今年の1月2日放映された「ニュース女子」の番組で、いかにも現地取材をしているかのように、基地反対で座り込みしている人には「日当を払っている」「救急車を止めた」「沖縄では基地反対の声は聴かない」など、全くでたらめな偏見をあおるウソとデマの報道をしたのです。
今日は27回の抗議行動でした。公営放送局がこれだけのウソとデマ放送を流しながら、一度も訂正や謝罪がないのは、本当に許せません!抗議する人たちの前にでてきて、話し合ってほしいと要請しましたが、今回も全く誠意を見せませんでした。
一坪反戦関東ブロックと南部の会や、辺野古リレーのジグザグ会、経産省テント広場、高江・辺野古プロジェクトなど次々と発言。
放送倫理・番組向上機構(BPO)放送倫理検証委員会は12月にも「ニュース女子」の意見書を取りまとめ、MXへ通知するそうです。意見書の内容やMX側の対応がどうなるか、注目しようと訴えがありました。
途中、かたぱんさんの沖縄を返せなどサンシンが鳴り響きました~
「声をあげよう」「みんなであげよう」「ウソの放送許さない」「沖縄ヘイト許さない」「誠意をみせろ」などシュプレヒコール~で終了。
お疲れ様でした。