沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

辺野古新基地・高江ヘリパット建設反対。東京南部の地で、尊厳をかけて島ぐるみでたたかっている沖縄の人々と連帯していきます。

「久高島の区域指定に抗議し、指定解除」に賛同しました

2023-08-14 11:24:45 | 日記

 7月12日、政府は重要土地規制法による2度目の「注視区域・重要注視区域」を行い、沖縄の39か所を含む161か所が指定されました。住民の声を無視して軍事要塞化しミサイルを配備される与那国島・石垣島・宮古島・沖縄うるま市など重要注視地区に、神の島とされる久高島が注視区域に指定されました。指定するにあたっては地域との十分な意見交換をすると説明していたが、実際は、意見交換はなく政府による一方的な指定が強行されています。
 特に、今回指定された「久高島」は琉球国の神話に由来する神の島で、島全体が村の所有で、個人所有が認められていません。区長は「阻害行為はありえない」と言い、沖縄から駆けつけた市議会議員の瑞慶覧朝風さんは8月1日の内閣ヒアリングで「指定解除」するよう訴えました。
 土地規制法の廃止を求めている3団体(一坪反戦地主・議員団・廃止アクション)は、久高島の区域指定に抗議し、指定解除を求めて内閣総理大臣・防衛大臣に要請書を提出するといい、それへの賛同を求めています。また、政府の基本方針でも「容易に機能阻害行為が把握できる地域は指定しない」という例外規定も設けており、その例外規定からも指定解除は当然です。
 南部の会は、そもそも土地規制法は人権蹂躙の憲法違反の法律で、立法事実さえない問題の法律として、3団体と連帯し、廃止をもとめてきた経緯があります。今回の「久高島指定に抗議し解除を求める要請書」に賛同しましたので報告します。


新宿南口スタンディングに参加しました

2023-08-07 11:04:41 | 日記

 8月5日、暑い日差しのなか、沖縄・一坪反戦地主会の新宿南口スタンディングがありました。熱中症の対策が呼びかけられており、スタンディングは日陰日陰へと移動しながら行われました。
 いつものようにブルーの簡易チラシを配りながら、沖縄の辺野古新基地反対・与那国島、石垣島、宮古島への軍事要塞化に反対し「絶対に戦争してはならない。台湾有事をあおる日米のまやかしにNOの声をあげよう」と訴えました。
 母親がブラジルに移民した沖縄出身という若者がチラシを受け取り「私たちも基地に反対している」とエールをくれたり、高校生がかけより「友達の分もチラシをください」と言ってきたり、スペインからきたという女性は「このチラシの意味は何ですか」と聞いてくるなどうれしい場面が多々ありました。
 また、参加者の中から英語でスピーチをして訴える場面もあり、熱中症対策に気を付けながらではあったが、充実したスタンディングでした。
 最後に「今沖縄では軍事基地司令部の地下要塞化が進められ、防衛省は負傷兵のためにと輸血製剤の製造・貯蓄を進めています。戦場を想定し、住民をまもるというまやかしのシェルターが取りざたされているが、住民を守れるはずはありません。ぜひ、足元から沖縄を戦場にするな! という声を共にあげていただきたい」との訴えがありあした。そして、参加者に「土地規制法の内閣府へのヒアリングの質問事項」を配布されました。参加者は約60人でした。
 暑い中、お疲れさまでした~


土地規制法の内閣ヒアリングに参加しました

2023-08-05 12:46:30 | 日記

 8月1日、衆議院第二会館で「重要土地等調査法に関する市民・国会議員共同ヒアリング」に参加しました。今年2月に第一回目の58か所の区域指定が施行され、7月30日、第二回目の区域指定が沖縄39か所を含む161か所が指定され、8月にも施行されるという。与那国島や石垣島、宮古島などの離島の島々にうるま市など指定され、その一キロの範囲を監視の対象とされます。機能阻害とはなにか、わからないままあらゆることが情報収取され、しかも本人には明らかにされないというから気味が悪い。
 内閣から担当者5人、防衛局から4人の担当者がヒアリングに応えていました。国会議員は立憲民主や共産、沖縄の風などが参加、市民は約60人ほどの参加で、2時半から4時半までの2時間、その後、30分のほどの報告集会でした。オンラインでの参加もありました。
 沖縄の久高島から瑞慶覧朝風議員もかけつけて、なぜ「私有地のない神の島。久高島が注視地区にしていされたのか。島は、すべて区有地で、区長も『不正な土地利用はありえない』と発言しており、区域指定の例外になるのではないか、指定をはずしてほしい」と地元の声として訴えました。
 ほかにも区域指定についての地元との意見交換や住民説明会、個人情報保護、米軍基地、財産権の問題など質問がありましたが、内閣は「安全保障上の問題」として、明確な回答はありませんでした。質問事項が多く、時間がなく十分なやり取りができなかったのが断念でした。