4月23日(土)14時から大井町駅頭で「直ちに辺野古新基地建設を中止せよ!」のアピール行動をやりました。
久しぶりの南部の会の情宣活動です。横断幕を掲げ、国会包囲のブルーアクションのチラシと南部の会の簡単チラシを通りゆく皆さんに配布。コロナ禍でしたが、意外と受け取りがよく、用意したチラシのほとんどをまくことができました。
昨年の11月に玉城デニー知事が決断した「設計変更不承認」に対し、4月8日に国交相が「不承認取消」の裁決を出し、その上、4月20日までに「承認せよ」の勧告までだすという地方自治を否定する許しがたい不当弾圧! そもそも、同じ内閣で閣議決定をした「辺野古新基地建設」を防衛省のいうがままに、国交相がそのまま認めるという「サル芝居」を演じ、それをあたかも法律にそっているかのようにメディアをつかって宣伝するという姑息な手段です。防衛省は「私人」ですか。防衛省は「私人」ではありません。
私たちは、チラシを配布すると同時に、マイクでそのことを訴え、沖縄で何が起きているのか、関心をもってほしいと訴えました。そして、さらに与那国・石垣・宮古を含めて軍事要塞化が進められ、米軍の訓練域以外でもあらゆるところで自由に訓練が行われ、沖縄列島は戦争の最前線に立たされています。ウクライナ侵略を格好の口実として台湾有事をあおる前アベ首相らに抗し、再び沖縄列島を捨て石にしてはなりません!日米の軍事要塞化反対・戦争反対の声をともに上げていこうと訴えました。
参加されたみなさん、お疲れ様でした。
オール沖縄主催の「学習会・なぜ設計変更不承認なのか」に参加しました。
主催者のオール沖縄の福元さんが「昨年11月25日に玉城デニー知事が1年半の熟慮をかさねて設計変更の不承認を決断しました。しかし、防衛省の出した設計変更に対し、同じ内閣の国交相が「不承認取消」の裁決をし、なおかつ20日までに承認するよう勧告するという出来レース!内容をしっかり学習し、その不当性を広げていきたい」と挨拶。その後、オール沖縄共同代表の高里さん、玉城デニー知事のオンライン挨拶が続き、辺野古調査団団長の立石さんが「無理・無謀 完成の見通しのない辺野古新基地」で講演された。広い厚い軟弱地盤に耐震設計がレベル1で空港建設の基本を無視した設計(羽田や関空など主要空港はレベル2の耐震設計)で沖縄県は耐震設計のやり直しを求めるべきと指摘された。
引き続き紙野健二さんから「国は不承認を取り消すだけでは不十分なので、指示・代執行の手続きをし、最終的に県への承認を求める裁判を起こし、決着していくと思う。裁判所は国のやりたい放題の法の悪用を許さず、いたずらに判断を回避しないで適切な判断をするよう、多くの方々と要求していきたい」と訴えた。その後、ジュゴン保護キャンペンセンターの吉川さんが環境保全の視点でオンライン講演、続いて「台湾有事で南西諸島を戦場にしてはならない」と伊波洋一さんが講演しました。
会場参加者は60名。ほかはオンラインでの参加でした。内容の濃い学習会でした。
4月16日、亀戸中央公園で行われた「さよなら原発首都圏集会」に参加しました。前日の冷たい雨もやみ、まぶしい光が注ぐ春の陽気で、公園の緑があざやかでした。ベンチやビニールシートを敷いて座っている人や、花壇のふちに腰かけているなど思い思いに集会に参加しているのが印象的でした。
私たちは、部落解放同盟のテントの一角にジュゴンマスコットや袋などおいて販売や狭山のチラシや沖縄辺野古ブルーアクションのチラシなど会場の入り口で配布し、訴えました。
集会は鎌田さんや落合さんの開会あいさつのあと、東電刑事裁判と汚染水海洋放出・核燃料サイクルの破綻と下北の現状・東海第二原発差し止め訴訟についての発言が続きました。みなさんの監視の目がないと「事故さえなかったことにされます」との言葉が胸にしみました。最後にロシアの侵攻と原発占拠についてとウクライナへの支援が訴えられました。
ウクライナへのロシアの侵攻が約2カ月たちましたが、未だ終結は遠く、なぜ、こんな戦争を止められないのか! またウクライナ侵攻を利用して、核共有や敵基地攻撃なお声高に叫び、電力不足を理由に「原発再稼働」も画策している政府や一部野党には、怒りがわきます。
14時半集会は終了し、デモへ。集会参加者は2500人。参加されたみなさん、お疲れさまでした。
4月11日「国交相の不承認取り消しを許さない! 辺野古の工事を直ちに中止しろ」の国交省前抗議行動に参加しました。
18時に「不承認取り消しを撤回しろ」などのシュプレヒコールで抗議行動が開始。花輪さんが「4月8日の裁決と勧告は、全く不当であり、法律を無視し、地方分権・地方自治をないがしろにする行為で、私たちは絶対に認めることはできない。国交大臣に対し、強く抗議するとともに直ちに撤回するよう要求します」と主催者を代表してあいさつ。
沖縄からは、オール沖縄会議の福元さんが「同じ内閣の出来レース。あたかも民主的にやっているかのようにメディアを使って全国に発信するというまやかしを絶対に許してはならない。辺野古の工事を断念するまで、ともに頑張っていこう」と電話メッセージで、ゆるぎない決意を述べた。
その後、伊波洋一さんや市民団体のへ発言が続き、シュプレヒコールで終了しました。
事前に、国交省の担当部署(水産課)に抗議申し入れ書を手渡したいと要請したが、担当者は名前を名乗るのも拒否し、受け取りを拒否したという。抗議文は後日、郵送することにするそうだが、国民や市民の声を全く無視する非民主主義を如実に示している対応であり、許しがたい!他国に「自由・民主主義・人権」をいう前に、自らに問え!と言いたい。
4月8日、国交相が玉城デニー知事の出していた「設計概要変更不承認」を取り消す裁決をした。不当極まりない採決である!
「世界一危険な普天間基地」の返還がうたわれ、私たちは驚きとともに手をたたいて喜んだ。しかし、その後、辺野古の生物多様性をほこる海を埋め立てて、軍港つきの機能強化をはかった新基地建設が明らかになり「返還」がまっかなウソであることが分かった。当然、沖縄は自公民ふくめて反対であった。ところが当時の石破幹事長が自民党の国会議員を演壇にならべて、辺野古新基地を認めるという演出を図った。
故翁長知事の誕生からオール沖縄会議の発足など今日にいたるまで、沖縄県民の反対の意思はゆるぎない。
2018年の12月に安倍政権は辺野古の海に土砂を投入したが、しかし、すでに2015年から軟弱地盤の存在を認識しながら、2019年までその事実を隠蔽し続けたのだ。
コロナ非常事態宣言の出された翌日、防衛局は設計変更申請を沖縄県に提出。90㍍に及ぶ軟弱地盤の70㍍までの改良工事である。羽田や関西空港など主要な空港は「レベル2」の耐震設計だが、辺野古新基地はなぜか「レベル1」の設計、地震対応が極めて不十分!玉城デニー知事の「不承認」は当然なのである。しかも、二つの活断層が走っており、そばには辺野古弾薬庫がある!
同じ内閣の防衛省と国交省の「サル芝居」の裁決に、沖縄へは「なにをしてもいい」という傲慢な日本政府による植民地支配を指摘せざるを得ない。国策の基地を押し付け、再び戦争の防波堤にして「捨て石」にするつもりか!
不当な国交相の「不承認をとりけし、20日までに承認せよ」という裁決を認めるわけにはいかない!抗議しよう!
「不承認」を取り消す国交相の裁決への抗議集会
4月11日(月曜日)18時~
国交省前にて(東京高裁前です)
4月2日、ちょっと寒い新宿南口の「オール沖縄と連帯するスタンディング」に参加しました。85人がプラカードや横断幕をもっての辺野古NOアピール行動は迫力がありました。
オール沖縄のシュワブゲート前での県民大集会は、コロナの再拡大で中止されたが、私たちと同じように沖縄含めて各地でブルーアクションが取り組まれました。今回のスタンディングでは「NO WAR]「ウクライナ侵略ヤメロ」のプラカードをもって初めて参加したという若い人や、自分もこのスタンディングに参加したいとの声もあったよ、とのうれしい報告もありました。
11時から12時までの1時間、それぞれリレートークや子どもを含むミニエイサーや沖縄民謡も流れました。ウクライナ戦争を機に、核共有や敵基地能力など政府のなかで論議になるなど、今、沖縄・琉球列島の40の有人の島々を攻撃拠点として日米の軍事訓練が強行されています。那覇空港や名護湾での海水面すれすれの飛行や吊り下げなどの戦争を想定した訓練が実施され、沖縄県民は暮らしや命の危険にさらされています。
私たちも、道行く人々に沖縄の現状を訴え、住民無視の軍事訓練の中止を訴えました。そして、小さなチラシを配り、辺野古の新基地建設の中止や南西諸島で緊迫している戦争を想定した軍事訓練をやめるよう訴えました。
最後に「玉城デニー知事の不承認」「直ちに辺野古新基地建設ヤメロ」「沖縄をイクサ場にするな」などシュプレヒコールで終了。