沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

辺野古新基地・高江ヘリパット建設反対。東京南部の地で、尊厳をかけて島ぐるみでたたかっている沖縄の人々と連帯していきます。

「憲法集会」が有明防災公園で開催されます

2019-04-30 10:33:17 | 日記

 5月3日、有明防災公園で「平和といのちと人権を」- 許すな!安倍改憲発議」の憲法集会が開催されます。
 
 「平和といのちと人権を」をテーマにしたこの集会は、まさに沖縄の叫びです。4人に一人が犠牲になり、捨て石にされた沖縄戦を生き延びて、天皇メッセージでアメリカに売り渡され、米軍統治下におかれた27年間、今も、小さな沖縄に実に米軍基地の70%以上がおかれ続けた上に、200年耐用の辺野古新新基地建設の強行、宮古・石垣など南西諸島への自衛隊基地建設強行など沖縄は軍事要塞化がすすめられ、憲法の埒外に置かれ続けています。空からは米軍機が落ちてきて、海は埋め立てられ、地下水までが汚染され続けています。地位協定に守られている米兵らはフェンスを自由に出入りし、事件・事故・性暴力を起こしてます。

 「平和といのちと人権を」求め続け、子や孫たちが平和に暮らせるように、今まさに、あきらめないたたかいが続けられています。

 私たち南部の会は、解放同盟のブースで、沖縄と連帯してともに声をあげよう!というチラシの配布など行い、手作りのジュゴン袋の販売など行います。ぜひ、寄ってください。

* 5月3日(金) 12時~15時
    チラシの配布やジュゴン袋などの販売(解放同盟のブースにて)

  戦争反対・憲法守れ・平和を守れ・基地はいらない・子どもの命を守れ・暮らしを守れ!


 ともに頑張りましょう!


北谷町での女性殺害事件に抗議する!

2019-04-22 10:22:54 | 日記

 去る4月13日、北谷町でおきた女性殺害事件は、報道を見て、またか・・・怒りで震える思いであった。
 女性は一人で、小学生の娘さんを育てながら懸命に働いていた、その娘の目の前で、殺されたのだ!娘さんの気持ちを思うと胸が張り裂けそうになる。
 器物破損や暴行が繰り返され、憲兵や県警にも相談していたにも関わらず、米軍は容疑者に対し、女性への接近禁止しながら、外泊許可を与えた。許しがたい!繰り返される米兵による女性への暴行事件・・・事件のたびに繰り返される綱紀粛正と再発防止・・・形骸化しているリバティ制度。沖縄への基地集中によって引き起こされる暴力や殺害事件。普通に平和に生きる権利が沖縄にはない!
 南部の会は日米両政府に抗議文を送った。沖縄から米軍基地を撤退させよ!

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      北谷町での米海軍兵による女性殺害事件に抗議する
      
                       沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

去る4月13日、沖縄県北谷町で、キャンプ・シュワブに住む米海軍兵ガブリエル・アルフェード・オリベーロが女性を殺害し、自殺するという事件が起きた。報道によれば、昨年の秋ごろから、女性に対する暴行が繰り返され、そのことを米軍も沖縄県警も把握していたと言う。それにも関わらず、このような悲惨な事件を防ぐことができなかった。
女性は一人で懸命に働きながら、小学生の娘を育てていた。その娘の目の前で、母親が殺された。娘さんの心情を思うと胸が張り裂けそうになる。
しかも、今年の1月に性的暴力を振るわれた女性は、米憲兵隊に相談し、容疑者は被害女性に近づくことを禁止するMPOを受けていた。容疑者は女性に対して接近禁止を受けながら、なぜ、米軍司令官は事件当日に外泊許可をだしたのか。また、米軍は2月に「リバティ制度」も勝手に緩和している。なぜなのか。
 米軍が沖縄に駐留して以来、女性にたいするこのような性暴力殺害事件は幾度も繰り返され、そのたびに米軍は綱紀粛正・再発防止を約束してきた。今度の殺害事件も基地あるかぎり繰り返される女性に対する卑劣な殺害事件である。
一体、沖縄は、いつまで基地と隣り合わせて暮せばいいのか。戦後70年たっても国土の0.6%の沖縄に米軍専用基地の約70%以上が押し込められ、今また、沖縄の民意を蹂躙して200年耐用の辺野古新基地建設工事が強行されている。許しがたい!
今や、このような事件を防止し、自分たちの命・人権を守るためには、米軍基地の撤退しか解決策は見出せません。沖縄への基地集中の差別政策をやめ、ただちに米軍基地を撤退せよ!女性殺害事件に対して、満腔の怒りで抗議するとともに下記について要求する。

         記
1、 米軍・県警は被害者の娘さんや、周りの人々に対する謝罪と完全な補償を行うこと
2、 米軍・県警は殺害事件の真相を究明し、明らかにするとともに再発防止を図ること
3、 女性や子どもが安心して暮らせるよう在沖米軍基地の撤退を行うこと
4、 地位協定を抜本的に改定すること


「正当な沖縄県の承認撤回」を取り消した国交相に抗議!

2019-04-11 09:07:19 | 日記

 4月5日、石井国土交通相は「沖縄県による辺野古埋め立て承認撤回は違法」であると「埋立て承認撤回」を取り消す裁決をした。故翁長知事が命をかけて「埋め立て承認撤回」したにも関わらず、県民を裏切った仲井真元県知事の「埋め立て承認」が復活した。
 国の機関である防衛局が「一般私人」の立場で行政不服審査法を使って、国の機関である国交相に審査をもとめるという「自作自演」の茶番を演じて、法の趣旨を歪曲し、違法に承認撤回を取り消したのである。
 2015年以降、防衛省に「普天間飛行場代替施設建設事業推進チーム」が設置されてから、国交省から防衛省に出向した職員は18人いるそうだ。承認撤回の効力停止にあたり、文書決済に加わった一人は、出向中の幹部職員だったという。
 あまりにひどい茶番ではないか!許しがたい!
 
 南部の会は、安倍総理・岩屋防衛相・石井交通相・中島沖縄防衛局長に抗議文を送った。
 うちな~うしぇーてぃや ないびらんど~


「ぬちがふう」の上映会~満員御礼~

2019-04-08 09:30:19 | 日記

 4月5日、大井町きゅりあんで「ぬちがふう」の上映会を行いました。多くの方がおいで下さり、会場は満席!
 
 「ぬちがふう」の上映の前に、毎月ように辺野古に通っている仲間が映したシュワブゲート前や高江の座り込みが歌とともに上映され、辺野古現地への支援が呼びかけられた。

 監督の朴壽南さんの娘さんも来て下さり、挨拶をしていただいた後、「ぬちがふう」(命果報)の上映が始まった。44年3月26日の慶良間諸島への米軍の上陸、軍命による「集団自決」、略奪や虐殺、餓死、「従軍慰安婦」・・・・朝鮮人の軍夫や慰安婦に対する差別、ウチナンチュに対する差別など丹念な聞き取りによって、戦争の悲惨な真実が暴き出されていた。

 
 天井知らずの軍事費や辺野古や宮古石垣など南西諸島の軍事要塞化など戦争への危機が懸念される現在、命あればこそ!と訴える「ぬちがふう」を見て、「改めて戦争は絶対反対と思った」「連れてこられた少女たちのアリランのうたが悲しかった」「虫けらのように扱われた朝鮮軍夫や慰安婦にされた少女たち、本当に許せないと思った、事実と向き合わない日本政府の対応に怒り」など感想が寄せられた。
 「ぬりがふう」=命あったればこそ!戦争につながる基地建設反対!朝鮮・沖縄に対する差別を許さない!反差別のたたかいをともにすすめていきましょう!

 見に来て下さったみなさん、ありがとうございました。
 まんじゅい ちばらなやーさい!