当面の予定です

   コロナ感染拡大しているなか、オリンピックの聖火リレーが始まりました。安倍さんの「アンダーコントロールされている」の発言で誘致され、麻生副総理の「呪われたオリンピック」の発言もありましたが、多くの市民の反対にも関わらず、聖火リレーは開始されました。
　また、菅政権は、今国会で、基地や保安施設などから1キロを「重要土地規制法案」の成立をもくろんでいます。沖縄全部を監視し、抗議の声すら圧殺しようとしています。許されません！福島原発事故の終息は全く先が見えず、被害に対する補償、放射能被害に対する対応もせず、棄民政策がとられています。
　原発・辺野古問題に対してNO！と言い続けていきましょう。

＊　3月27日（土）1時　日比谷野外音楽堂「さよなら原発」
＊　4月1日（木）17時半　総理官邸前　「沖縄を監視する土地規制法案に抗議する」
＊　4月17日（土）14時　大井町駅阪急前「玉城知事の『不承認』を支持し、辺野古NO]スタンディング行動
＊　4月21日（水）13時半　衆議院第一会館・B1大会議室
　　　　　　　　　北上田さん・具志堅隆松さんを迎え、政府交渉と院内集会（15時45分）

＊　4月29日（木）17時　「あれから5年　米軍の性暴力を許さない！」新宿南口でスタンディング

　　変異コロナが広がっています。無理せずに、気をつけてご参加ください。

空自の泡消火剤流出事故に対する「嘘の説明」に抗議する

　2月26日、那覇基地の航空自衛隊が泡消火剤の流出事故を起こした。消火剤の泡は、近くの保育園や民家、国道などに飛散した。
　その事故に対する空自の説明は「ピーフォスは含まれていない。毒性や損傷性はほとんどない。水で流せばいい」と説明し、あたかも安全であるかのように地域住民に注意喚起すらしなかった。よしんば、ピーフォスが含まれていない消火剤にしても、製品カタログには、呼吸器や心臓、中枢神経、皮膚への有害性をあげ「危険」と記されている消火剤である。
　ところが、実際はピーフォスが含まれている泡消火剤であった。マスコミが成分調査で明らかにしなければ、事実を隠蔽していたことでしょう！県民の安全安心の暮らしを危険にさらし、さらに、うその説明をした空自の不誠実な対応は許されるものではない！
　南部の会は、以下の抗議文を那覇基地司令官や防衛省などに発送した。
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2021年3月15日
内閣総理大臣　菅　義偉　様　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
防衛大臣　　　岸　信夫　様
沖縄防衛局長　田中利則　様
那覇基地司令官　高石景太郎様
沖縄担当大使　橋元尚文　様
　　　　　　　　　　　　　　 沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　
那覇空自の泡消火剤漏出の上「うその説明」に抗議する　

　航空自衛隊が2月26日午後3時半ごろ、那覇基地から泡消火剤を流出させた。基地外に泡が飛散し、基地近くの保育園やゆいレール赤嶺駅構内、国道331号線、住宅の庭先でも泡が確認されている。報道によれば、流出した消火剤は約30リットルで、水で30倍に薄めた混合液900リットルが基地内の水路に流れ込み、空自はその汚染水9000リットル回収したという。が、基地外に飛散した消火剤は回収せず、同日、発表した空自の説明によれば、有害性が指摘される有機フッ素化合物のピーフォスは含まれておらず「毒性や損傷性はほとんどない。水で流せば大丈夫」と説明した。
　事故直後、琉球新報の記者が採取した泡を京都大学の原田浩二准教授が分析した結果、ピーフォスなど複数の有機フッ素化合物が検出され、昨年4月の普天間基地から流出した泡消火剤とほぼ同じ泡消火剤だという。含まれているピーフォスは、発がん性が高く、ほとんど分解されず、長期的な汚染が指摘されており、国際的にも製造・使用が禁止され、ピーフォスが含まないものへの切り替えが進められている。しかし、全国的にはピーフォスを含む泡消火剤が338万リットルも残されており、廃棄は進んでいないそうだ。一体、沖縄にはどれぐらい保管されているのか、事実を明らかにすべきである。
　空自は、流出飛散した泡消火剤について「ピーフォスは含まれていない」と、うその説明をし、住民への注意喚起もしなかった。もし、原田淳教授の分析がなかったら、そのままにするつもりではなかったかと疑わざるを得ない。
　そもそも泡消火剤の製造元の資料には、呼吸器や心臓、中枢神経、皮膚への有害性をあげ、「危険」と記されているそうだ。調査団体インフォームド・パブリック・プロジェクトの河村雅美さんは「住民の安全を守る観点から、この資料に基づいて注意を促すべきだった。事故を起こさないことが最も大事だが、起きたときに住民に何を注意喚起するかという観点が危機管理として必要だ」」と指摘している。
　空自は流出事故を起こした上に、うその説明をし、注意喚起すらしなかったことに満腔の怒りで抗議し、一連の原因を究明し、真実にもとづいて住民に説明するよう求めて以下、要求する。

　　　　　１、　泡消火剤の流出した原因究明と再発防止策を徹底せよ
　　　　　１、基地外への流れ出た泡消火剤を回収し、環境汚染を除去せよ
　　　　　１、 ピーフォスの入った泡消火剤を直ちに撤去せよ
　　　　　１、 事故を矮小化したうその説明を猛省し、あらためて真実に基づく説明をせよ

具志堅さんのバトンを受けて官邸前でハンスト中

　沖縄南部の沖縄戦の犠牲者の骨が混じった土砂を辺野古の埋立てに使用することの断念を訴えて、沖縄戦遺骨収集のボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松さんが沖縄県庁前で、3月1日から6日までの間、ハンガーストライキを決行した。
　玉城デニー知事はじめ、遺族の方や若者など多くの方が具志堅さんの激励に訪れたと報道されている。
　そして、東京の世田谷に住んでいるウチナー出身者の金武美加代さんが官邸前で3月8日から「沖縄戦を埋めるな」「遺骨を使った辺野古新基地建設に反対します」とバナーを掲げてハンガーストライキを決行。若者は「なぜ、具志堅さんのハンストを本土ではあまり報道されないんだ」「東京で暮らすものとして、何ができるか、と考えてハンストをやることにした」「沖縄に対する日本のやりかたはあまりにひどい」「一人でも多くの人に沖縄のことを知ってほしい」との思いで、ハンガーストライキをやることにしたと話した。ウチナーに対する熱い思いが伝わる。一そして、ウチナーの怒りも！一人でも多くの人に知ってほしい！
　官邸前に寄ったときは、ハンスト7日目であった。元気な様子ではあったが・・・・官邸前でスタンディングを続けているウチナーのイナグたち「アダンの会」が、雨がふってくるからとビニールを買ってきたり、ブルーシートを買ってきたり、タオルを差し入れたりして見守っていた。

3.1朝鮮独立運動102周年新宿キャンドル行動に参加しました

　3月1日「3・1朝鮮独立運動102周年新宿キャンドルアクション」が6時半、イムジン河の歌声でスタートしました。
　主催者の挨拶のあと、徴用工問題、日本軍「慰安婦」問題、沖縄の米軍基地問題、憲法改悪に問題など、市民団体のリレートークが続きます。
　日本の侵略によってもたらされた植民地支配に支配に対し、1919年、朝鮮独立万歳を叫び200万人にも及ぶデモ行進が朝鮮全国に広がった3.1独立運動。今、現在に続く韓国の人権・民主化を求めるキャンドル行動へ続き、文政権を生み出しました。
　日本は、侵略・植民地の歴史に向き合わず、徴用工・慰安婦問題の裁判結果に「国際法違反、すでに解決済み」と不逞な対応に終始しており、日本の責任を問う怒りの発言が続きました。
　そして、辺野古新基地建設強行や沖縄の軍事要塞化強行で、沖縄の民意を踏みにじり続ける日本政府の差別政策への怒りの発言、4月にも出されるであろう玉城デニー知事の「不承認」を支持する行動への参加の呼びかけ、引き続きの沖縄への支援を訴えました。
　右翼の妨害もありましたが、キャンドル行動はたんたんと進行し、なんとしても日本政府の人権無視・差別政策をやめさせよう！朝鮮戦争を終結させ、憲法改悪・軍事強化をもくろむ菅政権の植民地主義を清算させ、平和の北東アジアを構築していこう！など確認し、キャンドルアクションを終了。150人の参加でした。！